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アマゾン、Echoデバイスを中継機にできるメッシュWi-Fi「イーロ」発売

ASCII.jp / 2024年9月18日 17時0分

製品画像

 アマゾンは9月18日、日本国内でメッシュWi-Fiシステム「eero(イーロ)」の展開を開始した。価格は1万9980円から。専用子機でメッシュWi-Fiを構築できるほか、対応する「Amazon Echo」シリーズをWi-Fi中継機化する機能も備える。

スマートホーム連携からWi-Fi中継機能まで幅広く対応

 今回日本での発売が発表されたのは、以下の3製品。「eero 6+」「eero Pro 6E」はすでに販売が始まっており、最上位モデルの「eero Max 7」も10月23日から販売を開始する予定だ。

●eero 6+

eero 6+

価格:

・1ユニット:1万9980円 ・2ユニット:2万8980円 ・3ユニット:4万2480円

Wi-Fi規格:Wi-Fi 6

通信速度:最大1Gbps

同時接続台数:最大75台

●eero Pro 6E

eero Pro 6E

価格:

・1ユニット:3万6980円 ・2ユニット:6万480円 ・3ユニット:8万2980円

Wi-Fi規格:Wi-Fi 6E

通信速度:最大2.5Gbps

同時接続台数:最大100台

●eero Max 7

eero Max 7

価格:

・1ユニット:9万5980円

Wi-Fi規格:Wi-Fi 7

通信速度:

・有線:最大9.4Gbps ・Wi-Fi:最大4.3Gbp

同時接続台数:最大200台

 各モデルともに、iOS/Androidのeeroアプリを使ったルーターの設定や、ネットワーク経路の最適化など、メッシュWi-Fiルーターの基本機能をしっかり抑えているほか、スマートホームハブとしてZigbee、Matter、Threadに対応した製品をコントロールする機能も搭載している。

 他社のメッシュWi-Fiルーターにはない特徴として、「Echo Pop」「Echo Dot(第4/第5世代)」など、対応する一部のEchoデバイスをWi-Fi中継器化する機能も今後実装予定。こちらは最大通信速度100Mbpsで、約10台のデバイスの同時接続をサポートする。

 関連サービスとして、セキュリティー系の機能やサービスをまとめた有料オプション「eero Plus」も用意。契約したユーザーには高度なオンラインセキュリティー機能やペアレンタルコントロール機能のほか、パスワード管理サービス「1Password」やVPNサービス「Guardian」の利用権が提供されるという。

 eeroは2014年に創業した家庭用メッシュWi-Fi機器を提供するベンチャー企業。2019年にアマゾンに買収され、子会社化されている。

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