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アップル「Apple Watch Series 10」を買ったワケ

ASCII.jp / 2024年9月20日 11時30分

Apple Watch Series 6(左)とSeries 10(右)
Apple Watch Series 6(左)とSeries 10(右)

 発売以来「Apple Watch Series 6」を愛用してきた筆者が、4年ぶりに新型の「Apple Watch Series 10」を購入した。この記事では、さまざまな選択肢があるなかで、なぜSeries 10の購入に至ったのか、筆者なりの理由をご紹介する。新しいApple Watchを買うべきか迷っている方の参考に、少しでもなれば幸いだ。

なぜ、バッテリー交換を選ばなかったのか

 筆者はこれまで4年間、Apple Watch Series 6を毎日使ってきた。日中は通知の確認やApple Payを使った決済、夜は睡眠計測を主に利用しているので、入浴と充電のとき以外は常にApple Watchを身につけているといっても過言ではない。筆者にとっては、日々の生活に欠かせない存在だ。

 しかし、4年の月日を経て、バッテリーの劣化が見過ごせないレベルまで進行。日帰り旅行でも帰宅までもたなくなってしまったので、やむなくバッテリー交換と新モデルへの買い換え、どちらか一方を選ぶことにした。

 Series 6の場合、アップル公式のバッテリー交換サービスは数日〜1週間程度の預かり修理で、料金は1万5800円。名目上はバッテリー交換だが、実際は新品同等品との交換になるため、隠れたおトクサービスでもある。

アップル公式のバッテリー交換費用
アップル公式のバッテリー交換費用

 だが、あえてそれを選ばなかったのは、Series 6がこの先いつまで新しいOSに対応するかわからないからだ。仮に今後2〜3年先のOSまで対応できるならバッテリー交換で延命するのも悪くないが、そうならなかった場合、バッテリーを交換しても、1年後には新しいモデルに買い換えねばならない。

 今回、Series 10の購入に踏み切った最大の理由は、こうした賭けに近い選択をしたくなかったからだ。

なぜ、Series 9ではなくSeries 10を買ったのか

●少しでも長く使えるモデルを買いたい

 最新モデルのSeries 10は、発売時点では1世代前のApple Watch Series 9とできることに大差はない。単に価格面だけを考えれば、各店舗の売れ残りやアップルの認定整備済製品で安くなったSeries 9を狙った方が、お財布への負担は少ないはずだ。

 それでも敢えてSeries 10を選んだのは、最新のSeries 10の方がSeries 9より、今後のサポート期間が少なくとも1年は長くなる可能性が高いから。どうせ使うなら、少しでも長く使いたいという筆者のドケチ根性の賜物である。

●アップルが考える「新しいApple Watchのあり方」を体感したい

 また、ナンバリングモデルのApple Watchとしては、Series 7以来3年ぶりのフルモデルチェンジとなることから、アップルが考える「新しいApple Watchのあり方」を体現する存在ともいえる。それを直接体験してみたいと思ったことも、Series 10を選んだ理由だ。

 筆者はこれまで初代→Series 3→Series 6と2〜3年間隔でApple Watchを買い換えてきたが、Series 3では手首にApple Payがあることの便利さ、Series 6では64bit化による処理速度の向上など、毎回大きな変化に驚かされてきた。歴代のApple Watchでもっとも薄く、大きくなったSeries 10なら、これまででいちばん大きなワクワク感と、未来へ向けたApple Watchの変化を同時に味わえるはずだ。

Series 6(左)とSeries 10(右)
Series 6(左)とSeries 10(右)

●帰ってきたジェットブラックを触りたい

 「iPhone 7」が世に出たとき、多くの人を魅了したカラーが、美しい艶をまとった「ジェットブラック」。筆者は当時、iPhoneの買い換えサイクルに当たらなかったのでiPhone 7は購入しなかったが、ジェットブラックは今でも憧れのカラーの1つだ。

 そんなジェットブラックが選べることも、Apple Watch Series 10を買った理由の1つ。iPhone 7同様、ほかのカラーより傷が目立ちやすい可能性もあるが、それでも構わないと思えてしまう魅力が、ジェットブラックには宿っている。

鏡面仕上げの輝きはジェットブラックの魅力
鏡面仕上げの輝きはジェットブラックの魅力

 数ヵ月後、傷だらけになったSeries 10を腕に巻いて泣いている筆者がいるかもしれないが、それでも買ったことを後悔はしないはずだ。    多分。

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