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AIがジンバルで自動追尾する4K画質のWebカメラInsta360「Link2」発表

ASCII.jp / 2024年9月25日 0時1分

 Insta360は9月24日に、新型のAI Webカメラ「Link2」と「Link2C」を発表した。

Insta360がWebカメラ「Link2」と「Link2C」を発表

 高性能の1/2型センサーを搭載し4K動画を撮影できるのが特徴。「Link2」は2軸ジンバルで価格は3万3000円、「Link2C」は固定型で2万5800円で、同日発売となった。

Insta360がWebカメラ「Link2」と「Link2C」を発表

AIで各種の被写体追跡とノイズキャンセリング 4K30PのHDRに加え縦位置での撮影も可能  

 「Link2」と「Link2C」は、既発売のWebカメラ「Link」の上位モデルで、1/2型センサーで4K60fpsまたは1080p60fpsでの撮影が可能だ。HDRモードはハイライトとシャドウのバランスをとり、低照度、高照度、逆光下でも被写体を適正な明るさで撮影できる。

Insta360がWebカメラ「Link2」と「Link2C」を発表

 マイクには3種の専用モードを備え、AIノイズキャンセリングを内蔵する。「音声強調」は1人で会議に参加する場合に有効で、周囲のノイズを抑える。「音声抑制」は複数人の会議向けで、メインスピーカーの声を強調し、周辺を抑える。「音楽バランス」では、BGMと音声のバランスを自動でとってくれる。

Insta360がWebカメラ「Link2」と「Link2C」を発表

 「Link2」では、ジンバルを使って、個人やグループの動きを感知して自動追尾とAFを続ける。手のひらのジェスチャーでトラッキングの開始/停止を指示可能。アプリでは追跡速度や、頭部、半身、全身などのフレーミング指定も可能だ。また、「ポーズトラックエリア」を設定すれば、写したくない範囲を設定でき、指定したエリア内だけでトラッキングができる。「デスクビューモード」ではカメラが自動で下に向き、机上のモノを撮影できる。

Insta360がWebカメラ「Link2」と「Link2C」を発表

 「Link2C」のオートフレーミングでは、デジタルズームにより全員をフレーム内に収め、中央に配置してくれる。

 両機種共通の機能として、縦長(9:16)の画像をクロップなしで撮影可能。また、背景は「ボカシ」、「自然なボケ」、「静止画」などが指定可能で、静止画では被写体の距離によって、ボケ方が変化する。

Insta360がWebカメラ「Link2」と「Link2C」を発表

 「ホワイトボードモード」では。付属のマーカーを使ってホワイトボードの領域を設定すると、ホワイトボード内を自動で強調し、合焦した状態を維持する。

Insta360がWebカメラ「Link2」と「Link2C」を発表

 ハンドジェスチャーのほかに、スマホでの遠隔操作も可能。Link2では手動でレンズを下に向けることで、Link2Cでは内蔵スイッチでプライバシーモードに入る。両機種ともTeams、Skype、Zoom、Meetなどメジャーな会議ソフトに対応している。

 カメラセンサーは位相差オートフォーカスが可能で、高速、高精度で合焦ができる。レンズはフルサイズ換算26mmの画角で、明るさはF1.8、デジタルズームは最高4倍、最短撮影は10cm。

Insta360がWebカメラ「Link2」と「Link2C」を発表

 水平では360p30fps、720p60fps、1080p60fps、4K30fpsに対応し、垂直では360p30fpsは対応しない。コーデックはH.264で、ISOは100-3200、シャッター速度は1/8000~1/30秒、ホワイトバランスは2000~1万Kに対応する。

Insta360がWebカメラ「Link2」と「Link2C」を発表

 インターフェースはUSB2.0のType-Cで、マウントはマグネット式で、三脚穴も搭載する。

 サイズはLink2が71.3×58.9×38mm、Link2Cが62.7×30.2×26mm。対応OSはWindows10とMacOS10.13以降。

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