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Adobe CCで写真・動画編集が快適な持ち運べるノートPCは、Core Ultra 7で14型のこの1台!

ASCII.jp / 2024年9月25日 11時0分

 持ち運びやすい薄型軽量ボディーに、高精細&広色域14型ディスプレーや高性能なCore Ultraプロセッサーを搭載した、サードウェーブのクリエイター向けノートパソコン「GALLERIA DL7C-IG-C4」。CPU性能だけでなく、グラフィックスやAI処理性能も従来より大幅に向上しており、クリエイティブ作業を快適に行なえるのが大きな特徴だ。

 今回は「Photoshop」や「Lightroom Classic」「Premiere Pro」を利用したベンチマークを実行して、そのパフォーマンスや使い心地をチェックしてみた。

Adobeのクリエイティブツールで実力を検証

 「GALLERIA DL7C-IG-C4」は、Adobe Creative Cloudの推奨スペックを満たした性能の高さが特徴の1つ。CPUやグラフィックスの性能だけでなく、内蔵ディスプレーの品質の高さもポイントで、解像度がQWXGA+(2880×1800)、色域がsRGBカバー率95%という、一般的なノートパソコンよりも高精細かつ広色域の液晶パネルを採用している。主なスペックは次のとおり。

 今回は、実際にクリエイティブ作業でどのくらいのパフォーマンスが出せるのかをチェックするため、Adobe PhotoshopやAdobe Lightroom Classic、Adobe Premiere Proを使ったベンチマークを行なってみた。

 まず、PhotoshopやLightroom Classicを使って写真編集する際のパフォーマンスをチェックするため「UL Procyon 写真編集ベンチマーク」を実行したところ、次の結果になった。

Adobe PhotoshopやAdobe Lightroom Classicで写真編集時のパフォーマンスをチェックできる「UL Procyon 写真編集ベンチマーク」の結果。画像レタッチスコアの高さが印象的

 総合スコアが5058となり、CPU内蔵GPUのノートパソコンとしてはなかなかの好成績。とくにPhotoshopで画像補正やフィルター処理などを行なう「画像レタッチスコア」は6487という高いスコアを記録した。

 実際に手持ちの画像で試した感じでも、色調補正やフィルター加工などの処理は高速でサクサク作業できた。GPUを使う負荷が高めのニューラルフィルターなどもあまり待たされずに処理がすんだので、Photoshopを使った画像編集には十分実用的な処理性能を持っているといえそうだ。

 一方、Lightroom Classicに画像ファイルを読み込んで各種プリセットに基づきバッチ処理する「一括処理スコア」は3944という結果に。詳細を見ると、「画像を編集」や「プレビュー」、「顔検出」などの処理は十分高速だが、写真の画質を改善する「ディテールの強化」の処理に時間がかかっている様子。

 一般的な使い方で大きな差が出る部分ではないが、大型展示や大判印刷などが目的でディテールの強化を多用する人には、より高いパフォーマンスを期待できるハイエンドデスクトップパソコンの方が向いているかもしれない。

 次に、Adobe Premiere Proを使った動画編集におけるパフォーマンスをチェックするため「UL Procyon 動画編集ベンチマーク」を実行してみたところ、次の結果になった。

Adobe Premiere Proで動画編集時のパフォーマンスをチェックできる「UL Procyon 動画編集ベンチマーク」の結果。GPUアクセラレーションをオフにした場合は総合スコアが2826になった
Adobe Premiere Proで動画編集時のパフォーマンスをチェックできる「UL Procyon 動画編集ベンチマーク」の結果。GPUアクセラレーションをオンにした場合は総合スコアが5221になった

 GPUアクセラレーションをオフにした場合(デフォルトの状態)は、総合スコアが2826に、オンにした場合は総合スコアが5221になった。

 詳細を見ると、H.264/1080pの処理は十分高速だが、H.265/2160pの処理はやはりそれなりに時間がかかっている。実際に試した感じでも、フルHD程度の編集であればあまりストレスを感じることもなく快適に作業できた。普段はフルHDの動画素材を中心に扱い、ときどき4Kも編集するような使い方なら、本製品でも十分カバーできそうだ。

画像編集や一般的な動画編集には十分な実力

 薄型軽量ながら、高性能なCPUやGPUを搭載したサードウェーブのクリエイター向けノートパソコン「GALLERIA DL7C-IG-C4」。Adobeのクリエイティブツールを使ったベンチマークでもそのパフォーマンスの高さは明らかで、普段使いから画像・動画編集まで幅広い用途で活躍してくれそうだ。

 超高解像度の素材を日常的な扱うクリエイターにはビデオカードを搭載した「GALLERIA動画編集向けモデル」をオススメしたいが、Webや雑誌のデザイン、イラスト制作、フルHD動画の編集などであれば、本製品も十分快適にこなすことが可能だ。

 直販サイト「ドスパラ」では、32GBメモリー、1TB SSDを標準で搭載しながら価格が16万9980円とコスパも良好なので、持ち運べる高性能なクリエイター向けノートパソコンを探している人は、一度検討してみてはいかがだろうか。

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