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シャオミ、縦折りスマホ「Xiaomi MIX Flip」をグローバル展開! 日本に来るか!?

ASCII.jp / 2024年9月28日 15時0分

Xiaomi
Xiaomi MIX Flip

 26日(現地時間)にドイツ・ベルリンで開催されたシャオミの発表会で、縦型に折りたたむスマートフォン「Xiaomi MIX Flip」のグローバル展開も発表された。同モデルはすでに中国圏で販売中の製品だ。

 閉じたままでも使える大型のアウトディスプレーを搭載し、価格は1299ユーロ(約21万1000円)。また、あわせて大型TVやロボット掃除機、ウェアラブル製品の新色なども発表された。

4.01型アウトディスプレーを搭載する 「Xiaomi MIX Flip」

 Xiaomi MIX Flipは閉じると4.01型、開くと6.86型のディスプレーが使える縦折り型のスマートフォンだ。本体をたたむと約74.02×85.54×15.99mmとコンパクトな大きさで、片手でも楽に持つことができる。本体重量は192gと200gを切っている。

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たたむとコンパクトな大きさのXiaomi MIX Flip

 本体カラーはブラックとパープルの2色。ブラックは背面をマット仕上げにしており指紋の跡も残りにくい。

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ブラックモデルの背面

 右側面を見ると上ブタ側にボリュームボタンと電源ボタンが見える。指紋認証センサーは電源ボタンとの兼用。本体側面は隙間なくぴたりと閉じることができる。

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右側面にはボタンが並ぶ

 ヒンジ部分にあるLEICAのロゴからもわかるように、カメラはライカ仕上げでメインの広角はSummiluxレンズを採用した。チップセットにクアルコムのSnapdragon 8 Gen 3を搭載したハイスペックなモデルなので、カメラ性能も大きく引き上げられている。

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LEICAロゴがヒンジ部分に見える

 本体を開くと2912×1224ドットのディスプレーが現れる。フロントカメラは3200万画素だ。また、ディスプレーのヒンジ部分の折り目はあまり目立たないように感じた。

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開くと6.86型ディスプレーが利用できる

 開いたときのサイズは約74.02×167.5×7.6mm。一般的なスマートフォンと変わらぬサイズ感だ。

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開いた状態では一般的なスマホと大きさは同等

 ヒンジの開閉はスムーズに動き、手のひらの大きい人ならば片手でも閉じた状態から開けることができそうだ。ヒンジ部分はしっかり固定され、ぐらつきもない。

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開いた状態を側面から見る

 本体をL字型に開いた状態で止めることもできる。メインカメラを使って写真撮影するとき、上側を開いて机の上などに置けば、三脚不要で自在に撮影できるわけだ。ヒンジの止められる角度は45度から120度と十分実用的。

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写真撮影に便利な角度で止められる

縦画面表示できるアウトディスプレー

 4.01型のアウトディスプレーではアプリを動かすことも可能だ。カメラを避けるように配置したUI設計がされており、閉じたままでも使いやすい。

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アプリが動くアウトディスプレー

 まず、カメラアプリは全画面表示となる。カメラは5000万画素の広角と5000万画素の2倍望遠カメラで、閉じたままでも起動できるため、自撮りも高画質で撮影できるわけだ。ライブプレビュー画面に2つのカメラ部分がかぶるのがやや気になるが、実用上は問題ない。

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カメラを起動。全画面で利用できる

 アウトディスプレーで撮影した写真を表示してみると、カメラ部分を避けるように縦長の表示となる。この表示エリアは3.5型、16:9のサイズとなる。つまり超小型のスマートフォンのディスプレーのような表示サイズだ。アスペクト比も一般的なスマートフォンと変わらないため、違和感なく表示、操作ができた。一方、カメラの上には時計などのウィジェットが表示される。

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写真を表示。カメラの横に、縦長16:9で表示される

 こちらは地図アプリを表示(オフラインなので地図は見えないが)。同様に16:9の縦画面で地図が表示される。

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ほかのアプリも同様に16:9で表示できる

 4.01型のアウトディスプレー全体を表示エリアにするとカメラ部分がかぶってしまい、使いにくいこともあるだろう。そこでこのようなUIを採用し、実用性を高めているわけだ。アウトディスプレーはもちろん、タッチパネルなので閉じたまま電話を掛けることもできる。

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カメラの存在をUIがうまく逃がしている

 Xiaomi MIX Flipの販売先は公開されなかったが、Xiaomi 14Tシリーズの日本投入の可能性がある中、同時に発表された折りたたみモデルも日本での発売が大いに期待されるところだ。シャオミは日本で次々と新製品を発表しているだけに、Xiaomi MIX Flipの日本投入も検討してほしいものだ。

TVや掃除機などIoT製品も発表

 ほかに発表された製品も簡単に紹介しよう。100型の大型TV「Xiaomii TV Max 100 2025」は4K表示、リフレッシュレート144Hzで、Dolby VISIONとDolby ATMOSに対応。15Wスピーカーを2基搭載する。OSにGoogle TVを採用するスマートTVで、YouTubeやNeflixなどの利用も可能だ。価格は1999ユーロ(約32万4000円)。

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100型のTV「Xiaomii TV Max 100 2025」

 ロボット掃除機「Xiaomi Robot Vacuum X20 Max」は8000Paの強力な吸引力を誇る。ベースステーションには水タンクも備える。充電中に掃除機のモップ部分を温水で洗浄、ドライヤー機能も内蔵している。

 掃除機が集めたごみはステーション内に自動吸引されて保管されるので、ゴミの収集も最大75日間不要だという。シャオミのスマートホームアプリで操作や管理も可能。価格は649ユーロ(約10万5000円)。

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ベースステーションでゴミ回収やモップ洗浄可能な「Xiaomi Robot Vacuum X20 Max」

 ウェアラブルデバイスの「Xiaomi Bud 5」と「Xiaomi Watch 2」はXiaomi 14Tシリーズ発表にあわせ、同じチタン系のカラーのモデル「Titan Gray collection」が登場した。基本スペックはすでに販売中の製品と同様で、Xiaomi Buds 5は電池ケースと本体をチタン系の色に、Xiaomi Watch 2はベゼルフレームを同様にチタン色とした。

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Xiaomi Bud 5
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Xiaomi Watch 2

 どちらも既存モデルとは印象を変え、より高級感あふれる仕上がりとなっている。価格はXiaomi Buds 5は99ユーロ(約1万6000円)、Xiaomi Watch 2は169ユーロ(約2万7400)。

 スマホもいいが、こうした家電やウェアラブルは日本でもコスパの良さが話題になっていただけに、いずれ日本上陸することを期待したい。

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