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予定よりも早く届いた「iPhone 16 Pro」 2倍&5倍望遠や「カメラコントロール」を使って猫撮影

ASCII.jp / 2024年10月2日 12時0分

床に這いつくばってる猫を、床に這いつくばって撮ったの図。2024年9月 アップル iPhone 16 Pro

 アップルストアで予約したSIMフリーの「iPhone 16 Pro」。当初、10月2日~9日の配送予定だったものが、突然9月27日に届くことになったのは、大変ありがたいことである。今回の連載に間に合った。

 これがiPhone 16 Proである……、といっても見た目は前モデルと大して変わらないのだけどな。ただ、「iPhone 15 Pro」ではMaxモデルだけが5倍の望遠カメラを積んでいた(iPhone 15 Proは3倍だった)のに対し、iPhone 16 ProではProもPro Maxも望遠カメラが5倍になったのが大きな違い。だから、今回はPro Maxじゃなくて、通常のProモデルにしたのだ。

ぱっと見た感じ、前モデルと同じっぽいけど、実はそれなりに進化している「iPhone 16 Pro」。

 そして最初に撮ったのは、もちろんうちの猫。明るくない室内だったけど、キリッとしたいい顔で撮れました。

新しいiPhoneがやってきて最初に撮るのは、うちの猫である。さほど明るくない室内だけど、写りはなかなかよい。2024年9月 アップル iPhone 16 Pro

 では、とりあえず猫をいっぱい試し撮りするぞ、ってことで「保護猫シェルター QUEUE」へ。そしたら、元気な子猫がいっぱいいて、大騒ぎ。

 どのくらい大騒ぎかは超広角カメラで。今回の3つのカメラの中で、前モデルから確実にアップしたのが超広角カメラ。4800万画素のセンサーになったので、そのぶん画質もよくなってる(はずだ)。その辺は、おいおいとチェックしたい。

猫たちがお昼寝してるはずの時間帯に訪問したのだけど、遊び盛りの子猫がいっぱいいて、みんなおもちゃを虎視眈々と狙ってるのだった。2024年9月 アップル iPhone 16 Pro

 iPhone 16シリーズで新しく追加されたものといえば、側面の「カメラコントロール」。

 この人差し指で触っている箇所がそうで、ぐっと押せばシャッターとして写真が撮れるし、軽く押して左右にすりすりするとその場で設定を変えられる。ただまあ意図せず動かしちゃうこともあるので、慣れないうちはすなおにシャッターとして使うのがいいかと思う。

右手人差し指で「カメラコントロール」を押しているところ。ここで撮れるのはよい。

 大事なのは、これでシャッターボタンが3つに増えたこと。

 ひとつは、画面のシャッターボタン。もうひとつは、従来から使える音量ボタン(左側面にある)、そして、新しいカメラコントロール(こちらは右側面にある)だ。

 猫ってさ、いきなり膝に乗ってきたり、横にぴったりくっついたり、床にへばりついたり、高いとこに飛び乗ったりと自由に動き回るじゃない。そのうえ、よし、と思って正面に回って撮ろうとこっちが動いちゃうと、猫もそれに反応して動いてしまってシャッターチャンスを逃したりしがちじゃない。

 そういうときは、動かないでそっと腕だけを伸ばして撮るってのが最良の技なのだけど、シャッターボタンが増えたおかげでいろんな持ち方で撮れるようになったのだ。3つもいらんだろ、と思うかもしれないけど、アクロバティックな撮り方をしたいときにありがたいことである。

 この写真なんか、トンネルの中に子猫がいたので、そーっと腕だけを伸ばして、iPhoneを逆さにしてカメラコントロールを使って撮った写真。人の姿を見るとそれに反応しちゃうので、そっと撮るのがコツなのだ。

猫はトンネルが好き。姿が見えないと思ったら中に隠れてたりするのだ。そーっと手を差し伸べて、片手逆さ撮り。2024年9月 アップル iPhone 16 Pro

 続いて、5倍の望遠でポートレートモード。床にちょこんと座っている姿を望遠で。

5倍の望遠でそっと撮る。望遠のほうが姿形がきれいに撮れるのだ。2024年9月 アップル iPhone 16 Pro

 気のせいか、「iPhone 15 Pro Max」の5倍望遠より画質がよくなってる気がする。

 そして、あれこれ撮ってみて一番使ったのは、結局2倍望遠なのだった。猫を撮るのにちょうどいいんだよね。形もきれいに撮れるし、程良い距離感で撮れるし。

 冒頭写真なんか、まさにそれ。床に這いつくばって、きりっとした顔を撮らせてもらったのだった。這いつくばるまで、後ろにもう1匹いるとは気づかなかったけど、まあそれはしょうがない。ちょっと顔をアップで撮りたいってときもぱっと2倍にしちゃうのがいい。

2倍の望遠で顔のアップ。いい感じにカメラ目線をくれた。2024年9月 アップル iPhone 16 Pro

 さて最後、スマホを向けたら、ケージの中から「なんだなんだ?」とぬっと顔を出してきたキジトラがいたのである。

iPhoneに興味を持って身を乗り出してるのがわかる。なんかかわいい。2024年9月 アップル iPhone 16 Pro

 iPhoneに興味を持ったみたいなので、ぐぐっと近寄ってみたら、ケージの中からいきなりシュッと手が出たのだった。なんか突然でピントも合ってないけど、その荒れた感じがよかったので、新しいフォトグラフスタイルの「スタークブラック&ホワイト」で、荒れた白黒写真風に仕上げてみた。

コントラストが強いモノクロの「スタークブラック&ホワイト」で、ラフな感じに仕上げてみた。シュッって音が聞こえてきそう。2024年9月 アップル iPhone 16 Pro

 ちなみに攻撃する気はなかったようで、なによりでした。

 さてさて、まだ届いたばかりで細かいところまでチェックできてないiPhone 16 Proであるが、カメラとしての安定感と、スマホならではの機動力が増してる感じがあるので、これからいろいろと猫と遊んでみたい。

 
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筆者紹介─荻窪 圭

 
著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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