ゴルフ機能を大幅強化! 人気スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」が「5」に進化&上位モデルのProも!
ASCII.jp / 2024年10月2日 14時40分
ファーウェイ・ジャパンは、同社スマートウォッチの主力モデル「HUAWEI WATCH GT」シリーズの新製品として、「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」「HUAWEI WATCH GT 5」の2製品を発表した。
また、水深100mのダイビングにも対応した最上位モデル「HUAWEI WATCH Ultimate」には新色グリーンおよびゴルフ機能などを追加した。いずれも10月9日の発売。
上位モデルの「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」はゴルフ機能が強化 待望のグリーン手前/奥までの距離もわかるように
まずは、「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」から。3以来のProモデルの登場だが、ディスプレー部にサファイアガラスを採用、ケース部分には46mmタイプでチタン、42mmタイプでセラミックを採用するなど、プレミアム素材を用いたデザインが特徴。機能面でも、GT 5と比べて、特にゴルフ機能でより強化されている。
そのゴルフ機能については、HUAWEI WATCH GT 4からさらに大幅にアップグレード。国内のゴルフコースの99%以上となる2300以上のゴルフ場でマップが利用可能。マップデータも変更され、3D表示に対応した。さらにイギリス、フランス、シンガポール、タイなど海外10ヵ国のコースでも利用できる。
バンカーや池などの各ハザードの手前と中心、奥のそれぞれの距離が一目でわかるほか、グリーンの方向と距離がコンパス画面で一目でチェック可能。また、従来はセンターのみだったグリーンまでの距離が、フロント/バックエッジでの距離もわかるように。さらに傾斜もヒートマップで見られるなど、アプローチショットでの利便性が大幅に増している。
ヒマワリ型アンテナでより正確な位置測定が可能に ウォッチ単体でフルカラーのマップ表示も
ハードウェア面での進化では、ヒマワリ型アンテナシステムを搭載。手首に着けたウォッチがどの方向に向いていた場合でも、正確に位置測定が可能とする。
ゴルフ以外のアクティビティでは、水深40mのフリーリビングに対応。また、ワークアウト中にフルカラーでのマップ表示が可能なので、自分の位置や走ってきたルートが確認しやすい。さらにウォッチ単体でのランニングフォーム分析に対応した。
等高線マップについては、あらかじめスマホ用アプリからダウンロードしておくことで、オフラインでの利用も可能に。登山やトレランでの本格的な活用にも対応する。
健康モニタリングでは「情緒」の測定機能を追加 睡眠中の呼吸乱れ検知機能も
健康管理機能では、各種モニタリング技術を統合した「HUAWEI TruSenseシステム」を搭載。心拍数、血中酸素レベル、睡眠、ストレスに加えて、新たに「情緒」の測定に対応。「不快」な状態が続いている場合は、リラックスを促してくれる。また、睡眠中の呼吸乱れ検知機能も搭載している。
機能は強化されたものの通常利用で約2週間のバッテリー持ち(46mmタイプの場合)はこれまでと変わらず。46mmタイプのブラック(フルオロエラストマーベルト)は4万8180円、チタニウム(チタニウムベルト)は6万5780円、42mmタイプのホワイト(フルオロエラストマーベルト)は6万5780円、セラミック(セラミックベルト)は8万7780円。
スタンダードモデルの「HUAWEI WATCH GT 5」は 3万円台からでワークアウトや健康管理機能が強化 頑丈度もアップ
続いてはスタンダードモデルの「HUAWEI WATCH GT 5」。
こちらもゴルフウォッチ級のゴルフ機能が売りの製品だが、機能自体は前モデルの「HUAWEI WATCH GT 4」と近い内容で、テクノクラフトとの協業によるデータを活用。3Dコース表示には非対応で、ハザードの距離やグリーンの傾斜と方向といった部分でGT 5 Proとは機能差がある。
一方で、ヒマワリ型アンテナによる高精度な位置情報取得、ワークアウト中のウォッチ画面でのフルカラーマップの表示、ウォッチ単体でのランニングフォーム分析などの機能は上位モデルと同様。
健康管理機能でもHUAWEI TruSenseシステムの搭載で、あらたに「情緒測定」に対応している。
ハードウェア面では防護塗装により、前モデルから約200%耐摩耗性が向上。また、防水防塵では前モデルの5ATMから、高温・高圧水にも対応したIP69Kに進歩している(GT5 Proも同様)。
ラインアップと価格は、46mmタイプのブラック(フルオロエラストマーベルト)が3万3880円、ブルー(表面に立体織物加工を施したフルオロエラストマーベルト)とブラウン(レザー)が3万6080円、41mmタイプのブルー(フルオロエラストマー)が3万3880円、ホワイト(レザー)が3万6080円。
究極のダイビング機能に、さらにゴルフ機能でも最上級 「HUAWEI WATCH Ultimate」のグリーンが追加
最後に「HUAWEI WATCH Ultimate」。こちらは前年に登場したモデルと基本的には同等だが、大自然にインスピレーションを得たという新色グリーンが追加された。価格は14万1680円。標準のチタニウムベルトのほか、ダイビングに適した水素化ニトリルゴムベルト、ゴルフなどのアウトドアアクティビティで便利なコンポジットウーブンベルトの2つが同梱される。
HUAWEI WATCH Ultimateは、プロレベルとも言える100mのスキューバダイビングに対応する究極のアウトドアスマートウォッチとして知られていたが、新色でももちろんその特徴は継続。
さらにGT5 Proと比べてもさらに高機能なゴルフ機能、フルカラーマップ表示にも新たに対応するなど、“究極”の名にふさわしいないようになっている。
ゴルフ機能については、GT 5 Proと共通点も多くありつつ、さらに傾斜を考慮して、実際に打つべき距離を計算して表示する機能、1本前のショットの飛距離を表示する機能、これまでのショットのデータからプレイ内容を分析して、オススメのクラブを提案してくれる機能が加わっている。
なお、これらの新機能はすでに販売中のブルー/ブラックの両モデルにおいても、今後のソフトウェアアップデートで実装される予定だ。
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