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一生語れる旅をしよう! マイナーだけどオススメな海外旅行先3選

ASCII.jp / 2024年10月9日 7時30分

マレーシア航空ブースでA330neoのビジネスクラス・シートを紹介するCAさん。ツーリズムEXPOは全体的に昨年よりシートを展示している航空会社が増えていました

 東京ビッグサイトで9月26日から開催されていた、旅行系展示会「ツーリズムEXPO」に行ってきました。現地では航空会社がビジネスクラスシートを展示してサービスをアピールしていたり、旅行代理店が流行のツアーを紹介したりと、4日間で来場者は18万2900人を数え、盛り上がりを見せていました。

 ツーリズムEXPOには世界各国の観光局なども出展しており、旅先としての魅力をアピールする場でもあります。台湾や韓国、アメリカといったメジャーどころをはじめ、日本人にはあまり馴染みのない国もブースを出しています。今回は、日本人の海外旅行先として馴染みは薄いですが、筆者的にオススメな国をピックアップして紹介します!

■オススメの国1 どこまでも続く地平線を体験できるモンゴル

 ひとつめの国は「モンゴル」。日本と同じ東アジアエリアに位置しており、モンゴル人力士も大相撲に多数参加していることから、モンゴル自体は知っている人は多いかも知れませんが、渡航先としては意外と盲点な国の1つです。

地上40mの高さもあるチンギスハーン騎馬像はトゥブ県エルデネソムのチョンジンボルドクという丘の上にある、世界最大級の騎馬像
行けども行けども、見渡す限りの大平原は日本では経験できない絶景です

 モンゴルでのオススメは、なんといっても大自然を感じられる現地ツアー。自分はモンゴルの遊牧民が暮らす移動式住居「ゲル」に宿泊する現地ツアーに参加したことがあります。見渡す限りの大草原に泊まることで、地球のダイナミズムを実感することができました。

ゲルに泊まって見る朝日は最高でした

 モンゴルは直行便が就航しており、案外アクセスしやすい点もオススメのひとつです。ミアットモンゴル航空やアエロ・モンゴリアが成田空港からモンゴルのウランバートルへと定期便を運航しています。フライト時間は6時間ほど。航空券の価格は時期にもよりますが、6万円ほどです(2024年11月の場合)。現地の観光シーズンとなる夏季には、関空など成田空港以外でも定期便やチャーター便が就航しています。

 また、ウランバートルはソウルとの直行便があるため、日本の地方空からソウル経由で行くのも便利。日本とソウルはLCCが多く就航しているので、スケジュールを組みやすいのがポイントです。

ツーリズムEXPOでは、成田から直行便を運航している、ミアットモンゴル航空も出展していました

■オススメの国2 SWごっこができるチュニジア

 異国文化を存分に味わいたい人にオススメなのが、北アフリカに位置するチュニジア。日本からの直行便はありませんが、カタール航空やエミレーツ航空など、中東系のエアラインでの乗り継ぎ便を利用すると、意外にアクセスはしやすいです。航空券は12万円ほどから購入できます(2024年11月の場合)。

チュニジアでは多くの古代の遺跡が見られる
白い壁とブルーの屋根&窓枠で、映えスポットとして人気のシディ・ブ・サイド

 チュニジアは、長い歴史の間に様々な人種がそれぞれの文化を形成・繁栄させているため、多様な文化の混じり合った「モザイクのような歴史を持つ国」と言われています。世界遺産も多く、アラブ文化だけでなく、古代のローマ遺跡など、さまざまな遺跡を見学して歴史を感じることができます。

 またサハラ砂漠への現地ツアーもオススメ。自分も参加しましたが、砂漠の途中まで車でアクセスし、そこからラクダに乗って宿泊施設へと移動します。砂漠の中の簡易宿泊所で1泊するなど、貴重な旅の体験ができました。

現地ツアーではラクダに乗って移動

 個人的にはオング・エル・ジャメル近郊も是非行って欲しいスポットのひとつ。ここは映画「スター・ウォーズ/ エピソード1ファントム・メナス」で登場した砂漠の惑星タトゥイーンのロケ地なんです。

砂漠の惑星タトゥイーンのセットがそのまま残されているオング・エル・ジャメル近郊
Photoshopでサッと加工すれば、気分はジェダイの騎士です

 現在でも大がかりなセットが残されていて、スターウォーズの世界に入り込んだような体験ができます。

ツーリズムEXPOでのチュニジアブースでは、苛酷な環境でも育つミネラル豊富な乾燥デーツ(和名:なつめやし)をいただきました。現地で食べるとまた格別、とのこと

■オススメの国3 泥温泉と青い海が楽しめるフィジー

 ビーチリゾートを満喫したいという人にオススメなのが、南太平洋のフィージーです。フィジーはコバルトブルーで世界一美しいビーチにも選ばれたことがある「ナタンドラ・ビーチ」や自然がそのままに残った離島でのマリンスポーツなど、ビーチリゾートがやはりオススメ。

 さらに火山でできた島が多く、温泉施設が豊富なのも日本人にはうれしいポイント。きめ細かな泥を体中に塗って美肌効果が期待できる「サンベド泥温泉」は是非行ってみたいスポットです。

自分はフィジー未踏なのですが是非行ってみたい場所のひとつ
フィジーといえば、フィジーウォーター。これも是非現地で飲んでみたい!

 南太平洋と聞くと遠くアクセスが大変そうに感じますが、実はこちらもフィジー・エアウェイズが成田空港から直行便を就航していて、フライト時間は9時間ほど。価格は8万円前後から(2024年11月の場合)。またオーストラリアやニュージーランドからの経由便でアクセスするルートも人気です。

ツーリズムEXPOでのフィジーブース

 以上がツーリズムEXPOでみつけた、マイナーだけどオススメな渡航先3選です。海外旅行先としてメジャーな所は行き飽きていたり、海外旅行ならではの特別な体験をしてみたいという人は、参考にしてください!

この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)

世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

  • 「旅人ITライターさとる」(IT系メイン)
  • 「さとる・たべる・あそぶ」(旅行・エンタメ系メイン)

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