【格安スマホまとめ】ドコモSIMの一部不良でMVNOの格安SIMにも影響あり 各社個別案内＆順次交換対応

　主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、NTTドコモがSIMカードの製造時の問題による不具合発生の可能性を告知。MVNO各社のSIMについても同様の影響が発生している。

ドコモのSIMが製造上のトラブルで不具合の可能性

ドコモSIMカードの製造工程による問題で不具合 MVNO各社でも該当SIMを使っているユーザーに告知＆交換対応

　NTTドコモは10月8日、一部のドコモSIMカードの製造工程での問題により、現在正常に使えていても、今後不具合が発生し、通信ができなくなる可能性があると発表。対象ユーザーに対して交換対応を進めるとしている。

SIMのこの部分に書かれている製造番号が「GD06」で始まるものの一部が対象

　影響があるSIMカードは、「GD06」から始まる製造番号が印刷されたものの一部で約93万枚。このうちドコモのユーザーは約51万枚で、そのうち約18万枚は今はドコモに統合された「OCN モバイル ONE」のユーザーというわけで、ドコモのネットワークを用いるMVNOの格安SIMユーザーのかなりの人数が影響することが考えられる。

　実際すでに、IIJmio、日本通信SIM、イオンモバイル、mineo、NUROモバイルなどが、順次の個別案内、無償交換を予定していることをアナウンスしている。

MVNO各社も対応を進めているようだ

　なお、トラブルはすべてのSIMで問題が発生するわけではなく、予防的処置である点が伝えられている。また、今回の問題を利用した詐欺やSIMの詐取などにも注意が必要だろう。

人気の音声通話付きSIMの料金表（税込）

^{※1：au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある ※2：加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円） ※3：加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円）}