30年越しの夢! タヒチの水上バンガローに泊まってみた(ひとりで)
ASCII.jp / 2024年10月16日 7時30分
タヒチ観光局とハワイアン航空により開催されたプレスツアーで、フランス領ポリネシア(タヒチ)に行ってきました。
ハワイとタヒチといえば、新婚旅行先としても人気のスポット。どちらがいいか甲乙つけがたいところもありますが、どちらも訪問してみて、自分としては断然「タヒチ」をオススメしたくなりました。今回は、リゾート地としてタヒチがオススメな理由を紹介していきます。
ハワイアン航空を使ったホノルル経由でのタヒチへのアクセスについては、連載記事(「無料で爆速! ハワイアン航空の機内ネット接続サービスがハンパない」)でレポートしていますので、そちらもチェックしてみてください。
●30年ごしの夢! 水上バンガローに宿泊
まずなんといっても、タヒチと言えば「水上バンガロー」。南太平洋の島で海上に建てられた水上バンガローは、独特のラグジュアリー感があって素晴らしいです。
今回はタハア島とモーレア島を訪れたのですが、タハア島では「Le Taha’a by Pearl Resorts(ル・タハア・バイ・パールリゾーツ)」、モーレア島では「Sofitel Kia Ora Moorea Beach Resort(ソフィテル・キア・オラ・モーレア・ビーチ・リゾート)」と、どちらも水上バンガローに宿泊しました。
実は筆者、30年程前に、タハア島の隣に位置するボラボラ島のホテルに住み込みで働いていた経歴があるのですが、リッチな水上バンガローを横目で見ながら仕事をしていて、「いつかあの水上バンガローに泊まってみたいなぁ」と思っていたんですよ。ただ、まさか1人で泊まることになるとは、30年前には思ってもいませんでしたが。
●部屋から海面の魚を眺められる幸せ
新婚旅行にもオススメされる場所だけあって、水上バンガローは、2人で泊まるには十分な広さと施設が備わっています。また、室内の床の一部はガラス張りになっていて、海面を覗けるようになっていました。しかも夜間は床下ライトでライトアップもできて、魚も集まってくるなど、ひときわロマンチックな時間を味わうことができました。
●そのまま海へと出られるプライベートデッキが最高
もちろんプライベートデッキから、そのまま透き通ったタヒチの青い海へと入ることができます(飛び込みは禁止)。まさに30年前から夢に描いていた通りの、水上バンガロー体験となりました。
●宿泊費はどれくらい?
宿泊料はホテル予約サイトで調べると、Le Taha’a by Pearl Resorts(タハア島)の水上バンガローは、最安で1泊約18万円(2名1室/以下同)から約20万円台が相場。Sofitel Kia Ora Moorea Beach Resort(モーレア島)は最安で16万円台からあり、やはり20万円台が相場といった感じです。
1泊20万円と聞くと高く感じますが、人気のハワイも最近はホテル代が上がっていて、新婚旅行で泊まるようなラグジュアリーなホテルはかなり高価。しかもハワイのホテルは一見すると安いのですが、別途リゾートフィー(施設使用料)が加算されるため、ビーチ沿いのハイクラスなホテルなら、1泊10万円超えはザラだったりもします。
とはいえ、さすがに何泊も水上バンガローは高すぎて無理、という場合、例えば2泊だけ水上バンガローに泊まり、ほかの日程はそれよりも安い陸上のバンガローに泊まるといったアレンジも可能。ホテル予約サイトでSofitel Kia Ora Moorea Beach Resort(モーレア島)を検索したところ、陸上のバンガローなら10万円以下という部屋もヒットしたので、自分の予算に合わせてアレンジするのもよさそうです。
●食事はフレンチをベースにした料理でどれもおいしい
タヒチはフランス領ということもあり、食文化も充実しています。ホテルのレストランではフランス料理をベースに、タヒチの郷土料理を取り入れたり、マルチカルチャーなメニューが楽しめます。
特にオススメなのが、マグロの刺身と野菜をココナッツミルクでマリネしたタヒチの郷土料理「ポワソンクリュ」。ライムをさっとしぼってあり、口当たりが爽やかで、個人的には刺身醤油以外で食べるマグロ料理としてはトップクラスの美味さだと思いました。
島国で輸入食材が多いこともあり、料金は割高。とはいえ、ホテルのメインディッシュで2000CFP(約2800円)から4000CFP(約5500円)ほどで、スターターやデザートを組み合わせても約1万円程度。
ホテル外のレストランで食事をすれば、もう少し費用は抑えられますが、タヒチ島以外の離島には、あまり飲食店がありません。また、島内の移動はタクシーがメインとなるため、外で食べると結果として割高になってしまいそう。また、Le Taha’a by Pearl Resorts(タハア島)のようにプライベートアイランドに建っているホテルは、外食自体が結構難しいです。
●チップ文化がないため、食事はチップ不要
とはいえ、タヒチには基本的にチップ文化はなく、ハワイのチップほどは高くありません(店によってはサービス料として加算されるケースもあります)。各種消費税もありますが、それはハワイも同じ。ハワイでの食事はアメリカのインフレの影響でかなり割高ですし、さらにチップは20%越えが標準となってきているので、普通のレストランでもひとり1万円を越えてしまいます。のんびりホテル内で食事となると、数万円を予算としてみておかないと厳しいでしょう。
というわけで、ホテル内の食事代といった面でも、タヒチのほうがハワイよりもコスパはいいのでオススメというわけです。
●タヒチならではの記念フォトも喜ばれそう
そのほか、今回のプレスツアーでは、タヒチアンキルトを製作している「TIFAIFAI」のアトリエを見学しました。タヒチアンキルトは、タヒチ島の植物や動物をデザインした美しいデザインが特徴です。
TIFAIFAIではタヒチアンキルトを使ったベッドカバーやバッグなどを製作しているほか、ウェディングドレスも受注しているとのこと。タヒチの美しいビーチでのウェディングフォトを見せて貰いましたが、これが実に華やかで美しい。
製作には1年くらいかかるとのことで、TIFAIFAIとの打ち合わせは必要ですが、一生に一度の思い出に、新婚旅行などの場合は、タヒチアンキルトのウェディングドレスでウェディングフォトというのもいいですね。ほかの渡航先では体験できない「映える」写真がとれることは間違いなさそうです。
以上が、ハワイよりもタヒチがオススメなポイントです。ハワイアン航空を使えば、ハワイとタヒチ、両方楽しむこともできるので、海で穏やかに過ごす旅行計画を立てているなら、いっそ両方滞在しちゃうというのもありかも!
この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。
- 「旅人ITライターさとる」(IT系メイン)
- 「さとる・たべる・あそぶ」(旅行・エンタメ系メイン)
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