シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下
ASCII.jp / 2024年10月26日 12時0分
シャオミのミドルクラススマホ「Redmi Note 13 Pro+ 5G」を使ってみました。「Redmi」シリーズはコスパの高さに定評がありますが、このモデルも2億画素カメラを搭載し、120Wの急速充電に対応するなど、ハイエンド並みの機能を備えつつ、価格はお手頃。
現在、シャオミの公式オンラインストアでは、8GB+256GBのモデルが5万9800円で販売されています。量販店や一部のMVNOでも購入でき、MVNOではさらに安い価格で購入できる場合もあります。
エッジスクリーンは誤作動の心配は不要
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、約6.67型の有機ELディスプレーを搭載し、解像度は2712×1220ドット。ベゼルが細く、左右端にカーブが施されている、いわゆるエッジスクリーンが特徴。そのため、スペック以上に画面が広く感じられます。
エッジスクリーンは誤操作が誘発されそうで好まない人もいるかもしれませんが、筆者が1週間ほど使った範囲では、画面端のミスタッチによる誤作動が発生せず。また、同梱のケースを付けることで、そうした不安は一掃されそうです。
右側面に音量ボタンと電源ボタンを搭載。上部にマイクとスピーカー。下部にSIMスロット、USB Type-Cポート、スピーカー、マイクを装備。nanoSIMは1枚しか挿せませんが、eSIMに対応しているので、デュアルSIMでの運用が可能。
カラバリはオーロラパープル、ムーンライトホワイト、ミッドナイトブラックの3色で、筆者が借りたのはオーロラパープル。背面パネルはフロストガラス状で、サラサラとした質感。単色ではなく上部はカメラ部、ライト部、FeliCa部がそれぞれ区切られ、色分けされています。
ムーンライトホワイトとミッドナイトブラックもオーロラパープルほど明確な色分けではないものの、微妙にトーンが異なる白や黒を組み合わせたスタイリッシュなデザインになっているようです。
2億画素カメラは望遠カメラの代わりにもなる
最大の特徴はカメラ。アウトカメラはメイン(2億画素/F値1.65)+超広角(800万画素/F値2.2)+マクロ(200万画素/F値2.4)の3眼構成で、メインカメラは1/1.4型の大型センサーを採用。
デフォルトでは16個の画素を1つの大きな画素として使い、約1250万画素(4080×3060ドット)で記録される仕組みになっています。また、光学式と電子式の両方の手ぶれ補正機能も備えています。
ちなみに、2倍、4倍で撮影する場合は、16個の画素の結合が解除されて、一部の画素が使われる仕組みで、光学ズーム相当の画質で撮影可能。デジタルズームは最大10倍で、最大倍率にしても、かなりきれいに撮れました。望遠カメラは搭載されていませんが、ズームを使って撮影することが多い人にも重宝すること請け合いです。
撮影モードを「200MP」に設定すれば、2億画素(16320×12240ドット)をフルに使って撮影することも可能。2億画素で記録された画像は、スマホの画面で拡大しても精細な画質で表示でき、高画質のままでトリミングできるのが利点。
さらに、オススメのトリミングを提案してくれる「Xiaomi ProCut」という機能も利用可能。構図に迷ったときや、じっくり撮影する時間がない場合に活用できそうです。
なお、フロントカメラは1600万画素で、F値は2.4。手動で顔を補正したり、背景をぼかしたりできる機能も搭載。自撮りを楽しみたい人も満足できるでしょう。
パフォーマンスはミドルクラス上位 ゲームも苦手ではない
SoCはMediaTekのDimensity 7200-Ultra(最大2.8GHz)。メモリーとストレージは8GB+256GBと12GB+512GBの2モデルが用意されていますが、筆者は12GB+512GBを使いました。画面リフレッシュレートが最大120Hzということもあり、操作感はなめらかで、アプリの起動や切り替えもサクサクと軽快にできました。
ベンチアプリ「Geekbench 6」でベンチマークを測定したところ、ミッドレンジとしては上々のスコアを記録しました。
メモリーの空き容量に余裕がある場合に、仮想メモリーを追加できる機能も搭載。筆者が借りた12GB+512GBでは、最大12GBを拡張できるようになっていました。物理的なメモリーと同じようなパフォーマンスを得られるわけではありませんが、マルチタスクを多用する人には心強いでしょう。
120Wは驚くほどスピーディーに充電でき 電池持ちも良好
120Wの急速充電に対応していることも大きな魅力。同梱の充電器を使うと、最短19分で100%まで充電できるとのこと。充電速度を最大限に上げるには、ディスプレーをオフにして、「充電を高速化」を有効にする必要がありますが、それをオフにした状態でも、一般的なスマホと比べると圧倒的にスピーディーに充電できました。
バッテリー容量は5000mAhで、電池持ちも良好。シャオミによると、フル充電でゲームは12時間、動画は19時間楽しめるそうですが、筆者がややヘビーに使った日でも電池残量がピンチになることはありませんでした。
【まとめ】防水防塵、耐久性、おサイフケータイをフル装備 長く使える機能が満載でコスパ良し
長く使い続けるうえで安心感があることも利点。Redmiシリーズでは初めてIP68の防水・防塵の対応し、濡れた手でも操作でき、偶発的な誤作動を防ぐ「ウェットタッチテクノロジー」も搭載しました。
ディスプレーを覆う強化ガラスには「Corning Gorilla Glass Victus」を採用。基板やフレームの強度を高め、衝撃を吸収する構造を用いるなど、落下時の耐性も強化されています。
生体認証は指紋と顔に対応。指紋センサーはディスプレー内に搭載されていて、心拍数を測定できる機能も備えています。キャリア向けではなく、オープンマーケット向けのモデルですが、おサイフケータイにも対応しています。
2億画素カメラや120Wの急速充電は、おそらく3~4年と長く使っても、なお優位性があると思われます。コスパを重視したいが、性能にも妥協できないという人には、非常に魅力的な1台となるでしょう。
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