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駅名ごとGalaxy! クアラルンプールの「Samsung Galaxy駅」がスゴすぎた!

ASCII.jp / 2024年10月28日 12時0分

Galaxy

 企業の駅広告には様々な形式がありますが、マレーシアの首都クアラルンプールの都市交通の駅は、駅全体がサムスンのGalaxyで覆われた「Samsung Galaxy駅」になっています。

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駅の広告すべてがGalaxy

 クアラルンプールMRTのTRX駅(Tun Razak Exchange駅)は2024年2月29日から1年間の限定で、「TRX Samsung Galaxy駅」として駅の中の広告すべてをGalaxy S24シリーズとGalaxy Zシリーズだけにしています。

 マレーシアはこの手の「広告+駅名変更」はよく行なわれており、筆者の記憶でもモノレールの某駅がLCC航空会社の「Air Asia駅」になっていて驚いたことがあります。とはいえ、今回のものは路線図の駅名までは書き換えられておらず、TXR駅のみにSamsung Galaxyの名称が追加されています。

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Tun Razak Exchange Samsung Galaxyの表記

 駅構内が特定企業の広告というのは、日本でもたまにあるかもしれません。このTRX駅はビジネスエリア&大型ショッピングモールのある場所ということもあり、駅構内はすっきりした造り。広大な空間や自動改札機のあちこちにGalaxyシリーズの広告が見られます。

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どこを見てもGalaxy関連の広告しか見えない

 駅の最大のハイライトはこちら。Galaxy Zシリーズ風休憩スペースです。ベンチはGalaxy Z Flip6とGalaxy Z Fold6を並べたデザイン。Flip6はイエロー、ミント、ブルー、Fold6はシルバーとピンクがベンチになっています。

 なお、訪問したのは平日午前中で、ここから乗車する客は少ないためか写真のように人の姿はわずか。一方、電車が到着すると多くの人が降りてくるので混み合います。

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Zシリーズデザインのベンチ

 つり革部分には広告がついていると思いきや、Flip6のハリボテ風のものが取り付けられていました。大きさは実機とほぼ同じです。

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つり革にはFlip6

 4本立っている柱を横からよく見ると、下部側が尖っています。これ、Galaxy Z Fold5/Fold6のケース付属のスリムサイズのSペンですね。細かい部分までにこだわりが見られます。

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柱はSペンというこだわり

 ここのベンチで食事でもしたいところですが、おそらく駅構内は飲食NG。構内の奥の方にファーストフード店があったので、食事はそこでするのがいいでしょうね。

 さてSamsung Galaxy駅としての営業は2025年2月末まで。同年1月に発表予定(例年通りであれば)の「Galaxy S25(仮)」シリーズが出てきたら、広告も入れ替えられるのでしょう。その頃にまたこの駅を訪問したいと思います。

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駅構内の奥にファーストフード店

筆者紹介───山根康宏

 香港在住の携帯電話研究家。海外(特に中国)のスマートフォンや通信事情に精通。IoT、スマートシティー、MaaS、インダストリアルデザインなど取材の幅は広い。最新機種のみならずジャンク品から100万円のラグジュアリーモデルまであらゆる携帯電話・スマートフォンを購入する収集家でもあり、その数はまもなく1800台に達する。

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