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クレカ積立ポイント徹底比較 SBI証券×三井住友カードで最高のキャンペーン実施中 いまがチャンス

ASCII.jp / 2024年10月29日 7時0分

 10月に入ってから証券会社やクレカ積立のキャンペーンを目にする機会が多い。なぜかと考えてみますと、2025年から新NISAの金融機関を変更するには2024年10月1日から来年の9月末までに手続きをしなければならない。なおかつ10月から12月の早いうちに手続きをすれば新規の方も含めて2025年1月から新たな金融機関でクレカ積立がスタートできる。だからキャンペーンが多いのでしょう。知らんけど(わて関西人)。

 この連載でも口が酸っぱくなるほど「新NISAを始めましょう」と言ったにもかかわらず、様子見をしてまだ初めてない人も多いはず。2025年こそはNISAデビューをしてもいいのではないでしょうか。そしてなんとネット証券ナンバー1である「SBI証券」ならびに「三井住友カード」がナンバー1にもかかわらずキャンペーンを打ち出してきたのです。今回は変更だけではなく新規の方も含めて、最高のキャンペーンを紹介するとともに「2025年どの金融機関でクレカ積立をすればどれくらいポイントが貯まるのか?」を検証しました。もし金融機関を変更する場合、どれくらいポイントが減って、他のクレカでポイントが賄えるのか?このあたりを参考に御覧ください。

※記事配信先の設定によっては図表等が正しく表示されないことがあります。その場合はASCII.jpをご覧ください

SBI証券×三井住友カードのキャンペーン

 お忘れになっている方も多いと思いますが、今年3月に三井住友カードを使ってSBI証券でクレカ積立が10万円に引き上げられたタイミングで、

【「三井住友カードつみたて投資」クレカ積立上限額10万円引き上げ記念キャンペーン】

 というキャンペーンがありました。他の金融機関やクレカが5万円以上のクレカ積立でポイント付与率が下がる中、三井住友カードは2025年10月買付分まで半年間、これまでと同様の付与率を維持。三井住友やOliveのプラチナプリファードでは5.0%という驚異的なポイント付与率を半年間適用し続けたのです。そして12月買付分から半年間、新たなキャンペーンが始まります。

【SBI証券でNISA口座をお持ちの方を対象「三井住友カード つみたて投資」のVポイント付与率アップキャンペーン】

キャンペーン開始日:11月上旬予定

キャンペーン期間:2024年12月買付分(11月10日まで設定分)から2025年5月買付分(4月10日まで設定分)まで

内容:SBI証券でNISA口座をお持ちの方を対象に「三井住友カード つみたて投資」におけるVポイント付与率を0.1%アップします。

 三井住友カードのクレカ積立のVポイント付与率は、クレカのランクや年間利用額によって変わります。まとめましたのでこちらをご覧ください。

※10万円未満の0%還元だったものは、キャンペーンのときでも0%のままです

 たかが0.1%。しかも半年間。ポイント数にすると最大600ポイント。証券口座数ナンバー1である「SBI証券」からすると「攻撃」というより「防御」の意味合いが大きいキャンペーンなのかもしれません。5月買付分から適用されていた神のようなキャンペーンが終わり、プラチナプリファードを解約するユーザーも多いはず。積み立てるクレカは変えても金融機関まで変えることを防ぐためのキャンペーンだと感じました。

クレカ積立 年間ポイント獲得数比較

 それでは、2025年の1年間、代表的な証券会社とクレカでの積立を月10万円した場合の年間ポイント獲得数をポイント数が多い順にまとめました。

 このような順位となりました。

「三井住友カードゴールド(NL)」と「リクルートカード」で比較

 前回の記事でも書いたように、僕は現在「SBI証券」で「三井住友カードゴールド(NL)」でクレカ積立をしているのですが、金融機関変更を模索していました。理由は年間利用額で付与率が変わるというシナジー効果に疲れたためです。「年間100万円使わないといけない。だが100万円以上使うと還元率が下がり続ける」という「三井住友カードゴールド(NL)」のルールに疲れたのです。そんな僕の気持ちを見透かしたような+0.1%還元。投資信託を保有するとポイントが獲得できるサービス「投信保有ポイント」のことを無視して考えると「auカブコム証券」との差は500ポイント。前回紹介したチャージ以外のどの場面でも高還元率1.2%を誇る「リクルートカード」と「au PAYカード」を使ったクレカ積立との利用金額での比較です。

●ケース1

2025年「三井住友カードゴールド(NL)」を99万円利用して月10万円クレカ積立した場合……通常ポイント4950ポイント+クレカ積立9500ポイント=1万4450ポイント

2025年「リクルートカード」を99万円利用して「au PAYカード」で月10万円クレカ積立した場合……通常ポイント1万1880ポイント+クレカ積立1万2000ポイント=2万3880ポイント

●ケース2

2025年「三井住友カードゴールド(NL)」を100万円利用して月10万円クレカ積立した場合……通常ポイント5000ポイント+1万ボーナスポイント+クレカ積立1万2500ポイント=2万7500ポイント

2025年「リクルートカード」を100万円利用して「au PAYカード」で月10万円クレカ積立した場合……通常ポイント1万2000ポイント+クレカ積立1万2000ポイント=2万4000ポイント

●ケース3

2025年「三井住友カードゴールド(NL)」を150万円利用して月10万円クレカ積立した場合……通常ポイント7500ポイント+1万ボーナスポイント+クレカ積立1万2500ポイント=3万ポイント

2025年「リクルートカード」を150万円利用して「au PAYカード」で月10万円クレカ積立した場合……通常ポイント1万8000ポイント+クレカ積立1万2000ポイント=3万ポイント

一番ベストな行動はこれ、だが……

 この比較を見て、一番ベストな行動は「三井住友カードゴールド(NL)」を年間100万円利用してクレカ利用をストップ、「リクルートカード」を使い始めることです。その行動が3500ポイントの価値があるかをみなさんも考えてみてください。

 

筆者紹介:ユウキロック

 1972年4月16日生まれ。芸人/お笑い講師/構成作家/家電の人。

 漫才コンビ・ハリガネロックとして1995年デビュー。関西の新人賞を総ナメにし東京進出。第4回爆笑オンエアバトルチャンピオン大会優勝、第1回M-1グランプリ準優勝、 果ては2003年渋谷公会堂で2000人を集めた漫才ライブを成功させる。  2010年11月「ユウキロックの節約革命」上梓。家電や節約に詳しく、株も嗜む。

Twitter ID: @yuukirock0416 Instagram: yuukirock0416

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