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ライカカメラ搭載AQUOSスマホに最高峰の「pro」がキタ! 3眼になった「AQUOS R9 pro」

ASCII.jp / 2024年10月29日 10時30分

 シャープは、ライカカメラ監修の3眼カメラを搭載するフラグシップスマートフォン「AQUOS R9 pro」を発表。国内では12月上旬以降に発売する。世界展開も予定しており、台湾・インドネシア・シンガポールで順次リリースする。SIMフリー版の価格は19万円台前半を予定。

AQUOS R9 pro
やっぱりあった“pro”モデル! 「AQUOS R9 pro」が発表
AQUOS R9 pro
カメラは3眼構成に

■ライカカメラのAQUOSスマホには「pro」モデルがあった! 標準+広角+望遠すべてが5020万画素の最強カメラ搭載!

 今春のシャープは、“ハイエンド”としつつもカメラ性能的には“最上位”ではない「AQUOS R9」を発売。「proはどうなった!」という声も多く聞かれた。それに対し、シャープは「止めてない」「今回の発表にはないだけ」としていたが、半年遅れでのあらためての回答が今回の「AQUOS R9 pro」というわけだ。

 まずは注目のカメラ。過去3年のAQUOSスマホ最上位モデル(「AQUOS R6」「AQUOS R7」「AQUOS R8 pro」)では、19mm相当の画角を持つ広角レンズを搭載した1型センサーを搭載。この1つのカメラで広角から望遠まで幅広い画角をカバーしていたが、今回は標準(23mm相当)+広角(13mm相当)+望遠(65mm相当、光学2.8倍)という一般的な3眼構成を採用。

AQUOS R9 pro
1/0.98型という大型センサーをメインに搭載している

 すべて約5030万画素で揃えられており、このカメラシステムには「VARIO-SUMMICRON」(バリオ・ズミクロン)の名称が用いられている。

AQUOS R9 pro
実際に用いられているパーツ

■標準レンズは1/0.98型でOIS搭載 望遠レンズも1/1.56型センサーでズームも夜景に強い

 特に標準カメラには1/0.98型の大型センサーを採用。しかも光学式手ぶれ補正も搭載。望遠カメラも強力で、センサーサイズは1/1.56型で暗い場所にも強く、こちらも光学式手ぶれ補正対応で、デジタルズームとの併用で最大20倍までのズームが可能とする。

 ライバルにはあって、AQUOS R8 proにはなく、要望も多かった本体側面の独立したシャッターキーもついに搭載。長押しでカメラ機能を起動できるほか、半押しでのフォーカス固定も可能。

AQUOS R9 pro
右側面にシャッターボタンが加わった

Snapdragon 8s Gen 3の搭載 ベイパーチャンバーの放熱機構でしっかりと冷やす

 そのほかの主要スペックは、6.7型 Pro IGZO OLED(1440×3120、240Hz対応)、Snapdragon 8s Gen 3、12GBメモリー、512GBストレージ、5000mAhバッテリー、超音波式画面内指紋センサー(+マスク対応顔認証)、防水・防塵(IP68)、FeliCa、Android 14など。Snapdragon 8s Gen 3については、画像処理プロセッサ(ISP)が上位タイプ(Snapdragon 8 Gen 3)と同等である点も選択した理由としている。

 放熱については、ベイパーチャンバーによる本体背面とカメラリングからの放熱を組み合わせることで、高負荷時も高い性能を維持。ステレオスピーカーは、スピーカーボックスをフルメタル化することでパワフルかつバランスのいいサウンドを再生できるとする。

AQUOS R9 pro
カメラリング+ベイパーチャンバーというダブルの冷却機構でしっかり放熱する

 アクセサリーとして、ショルダーストラップ同梱の純正ケースと、カメラリング用アタッチメントを用意する。

■関連サイト

  • シャープ|ケータイ

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