馬鹿馬鹿しいほどの大画面! iPadじゃないと主張したい人向けの巨大タブレット「Galaxy Tab S10 Ultra」
ASCII.jp / 2024年11月6日 17時0分
タブレットはiPadだけじゃないんですよ! ハイエンドタブ「Galaxy Tab S10 Ultra」
大は小を兼ねる、ということわざがピッタリのAndroidタブレットがあるってご存じですか?
スマホは徐々に大型化していますが、それはタブレットも同じです。これまで10型が標準的なタブレットの大きさでしたが、現在は12型や14型もあり、動画視聴や読書などエンタメ用途で使うには、iPadの10.2型でもやや物足りなくなってきています。
そこでオススメしたいのが、14.6型とタブレット最大クラスの大きさを誇るサムスン電子の「Galaxy Tab S10 Ultra」です。映像が作り込まれた映画を大きな画面で見たい、リッチなゲームを大画面で遊びたい、老眼が始まったので読書は大きい画面がいい、といった数々の悩みを解決してくれるAndroidタブレットなのです。
タブレット市場は現在、Apple「iPad」の独壇場になっていて、中国メーカーがミドルからエントリースペックの格安Androidタブレットで勝負していますが、サムスンは長らく“ハイエンドAndroidタブレット”を発売してきた希有なメーカーです。このGalaxy Tab S10 Ultraはライバルの「iPad Pro」の13型より大きく、モバイルディスプレーと同等のサイズといえば、そのサイズ感が想像できるでしょう。
Galaxy Tab S10 Ultraの魅力 その1 デカくてデカい! そしてデカい!
今まで、大きなタブレットというとノートPCの代替として持ち運ぶ人もいたかもしれません。大画面で高性能ならもちろん作業効率が上がるのですが、筆者的にはエンタメ用マシンとしてオススメします。
個人的に「Galaxy Tab S8+」を所有しているのですが、こちらは12.4型。十分大きいのですが、Ultraの14.6型を体験してしまうともう小さい画面に戻れません。ほかにiPadも所有していますが、10.2型なので今やほとんど出番がなくなっています。
画面が大きいということは、たとえば映画ならかなり細かいデティールまで見られるということです。没入感が通常の劇場とIMAXシアターくらいの差があります。ゲームもそうで、FPSをやるなら大きいほうが有利。スマホで遊んでいると遠くの敵が見えなかったりしますが、Galaxy Tab S10 Ultraだと大きくて見やすいので、索敵しやすく生存率も上がります。
あとは、最近筆者も困っている老眼問題。スマホの画面から目を離したり近づけたりしているのですが、このくらい大きなタブレットなら電子書籍が読みやすいのです。とくに見開きで雑誌が読みやすいし、小説の文字が小さくて読みにくいなら画面を縦にして1ページ表示にすれば、いちいち画面を拡大しなくても読めます。
もちろん、50型などの大型TVやPCのディスプレーのほうが迫力はあるぞ! という声は理解していますが、タブレットの良さは機動性の高さです。大型テレビが子どもに専有されているときに、自分の部屋や寝室で好きな映画やドラマを見る、なんてことができるのはタブレットだけなのです。旅先や出張先に持って行って迫力あるエンタメを楽しめるのも、画面が巨大なGalaxy Tab S10 Ultraならではと言えるでしょう。
本体サイズは約208.6×326.4×5.4mm、重さは718g。正直、毎日持ち運ぶには大きいし重たいですが、旅行や出張など、ここぞというときのお供に持って行きましょう!
Galaxy Tab S10 Ultraの魅力 その2 デカいだけじゃない! スペックも高性能
スペックも抜かりはなく、ディスプレー解像度は2960×1848ドット、リフレッシュレートは120Hz、SoCはMediaTekのフラッグシップ「Dimensity 9300+」、メモリーは12GBと16GB、ストレージは256/512GB/1TBから選べます。バッテリーは11200mAh、IP68の防水防塵、Sペン対応、クアッドスピーカー、画面内指紋センサー、そして最新のWi-Fi 7に対応しています。
クアルコムのSnapdragonシリーズに比べるとMediaTek製のSoCは1ランク落ちるというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、このDimensity 9300+はAntutuベンチマークでSnapdragon 8 Gen 3に匹敵する数字を叩き出しているのです! 実際、「原神」など処理速度が必要とされるゲームもサクサク遊べました。
カメラはリアが13メガ+8メガ、フロントが12メガ+12メガと、オンライン会議などを想定してか、フロントカメラの性能が高くなっています。とくにフロントカメラは被写体を追ってくれるので、いつでも自分を画角の真ん中に置けるのが特徴です。
Galaxy Tab S10 Ultraの魅力 その3 ビジネスもクリエイティブも行ける万能選手
サムスンのGalaxyといえば、忘れてはいけないのがペン型スタイラス「Spen」です。Galaxy Tab S10 Ultraにも付属しています。イラストを描いたりする人にはGalaxy Tab S10 Ultraの大画面とSpenのクリエイティビティーは非常に刺さるでしょう。Spenはスケッチだけでなく、メモなどにも使えるので、ビジネスのアイデア出しなどにも活躍できます。
さらに、最新のGalaxy AIにも対応するので、かこって検索はもちろんのこと、強化されたメモ機能、下書きからイラストを完成させる「AIスケッチ」が使えます。これまでGalaxy S24シリーズはGalaxy Z Foldシリーズなどに搭載されていたGalaxy AIの機能がすべて使えるのも大きなメリットです。
また、タブレットの処理性能も高いので、Spenを使えば写真や動画編集にも実力を遺憾なく発揮してくれます。
バッテリー容量も11200mAhで45Wの急速充電に対応し、防水防塵(IP68)も備えるので、外出先でスケッチをしたり、スプレッドシートを作成したりするときに長時間使えるますし、雨が降っても安心ですね。
そのほかSpenだけでなく、GalaxyのスマホやイヤホンのGalaxy Budsシリーズとの連携もしやすいので、サムスン製品で固めているなら、まず間違いなくGalaxy Tab S10 Ultraは買いです。
Galaxy Tab S10 Ultraの困った点
全方位で優秀なGalaxy Tab S10 Ultraですが、実は困った点がひとつあるのです。それが価格。メモリーとストレージの構成で変わりますが、一番安い12GB+256GBで21万9120円、最上位の16GB+1TBでは29万9750円と、なかなかのお値段なのです。
たしかに、これだけのスペックなのだから適正といえば適正価格なのですが、物価が上昇傾向にある今の世の中ではかなり厳しいのも確か。スマホと違ってキャリアの割引施策もないので、販売価格そのままなのです。ですが、たまにキャンペーンや割引をしていることもあるので、公式サイトをチェックして、その機会を狙って購入するといいでしょう。
【まとめ】Galaxy Tab S10 Ultraは 大画面を求めるなら即買い!
Galaxy Tab S10 Ultraの特徴は1にも2にも、大画面! 日本で発売されているタブレットの中で最大クラスの大きさと高性能を誇っています。
ディスプレーは120Hzのリフレッシュレートでヌルヌル動きますし、スペックも高いのでゲームもできて、かつ大画面で映画や本を楽しめます。
たしかに値段は相応なのですが、なんでもできて長く使えるポテンシャルを持っているので、「良い買い物」と言えるでしょう。
ぜひ、14.6型の大画面を体験してください!
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