「モンハンワイルズ」は15万円台のPCで遊べる? フレーム生成の使用が超大事!
ASCII.jp / 2024年11月8日 13時0分
11月1日から4日まで、「モンスターハンターワイルズ」のオープンベータテストが実施された。大ヒットシリーズの最新作だけに注目度はすごく高かったが、それと合わせて話題になったのが、必要なスペックだ。
というのも、フルHDでの推奨環境のグラフィックカードの部分にGeForce RTX 4060、Radeon RX 6700XTとの表記があったからだ。GeForce RTX 4060といえばミドルクラスに位置付けられる。多くのタイトルは、フルHDであれば高い設定であってもそれなりに快適に遊べる性能だとは思うが、本作の場合はグラフィック「中」設定でと指定がある。モンスターハンターワイルズの要求スペックは、結構高いというわけだ。
そこで、サードウェーブのゲーミングパソコンブランド「GALLERIA(ガレリア)」から、GeForce RTX 4070、GeForce RTX 4090を搭載する2モデル、最近登場したばかりの「Lightning-G」からRTX 4060 Tiを搭載する1モデルをお借りして、ゲームプレイ時のフレームレートを計測してみた。
今回はその中から、Lightning-Gシリーズの「Lightning-G AV-Ti5W Ryzen5 4500搭載」を使って計測した結果を紹介しよう。
フレーム生成使用が超大事!
今回、11月1日から4日までという限られた日数で計測しなくてはならず、3モデルで計測したのだが、Lightning-G AV-Ti5W Ryzen5 4500搭載を計測している際にある重大なミスに気が付いた。それは、RTX 4070、RTX 4090を搭載したモデルでは、フレーム生成を使用せずに計測したということだ。
フレーム生成を使用しなくてはと気付いたときにはベータの終了時刻が迫っており、上位2モデルについてはフレーム生成を使用した計測ができなかった……(すみません)。
というのも、フレーム生成をオンにするというのが動作環境に書いてあるということに気が付いたのは、オフにした状態でのフレームレートの数値がとても低かったからだ。
結果の前にLightning-G AV-Ti5W Ryzen5 4500搭載のスペックについて紹介しておくと、Ryzen 5 4500、GeForce RTX 4060 Ti、16GBメモリー、1TB SSDという構成だ。価格は15万2980円から。この構成で、フレーム生成を使用しない状態で計測した際の結果が以下のとおり。なお、計測には「CapflameX」を使用しており、データ全体の1%となる1パーセンタイルフレームレートを最小フレームレートの代わりに使用している。
まずはグラフィック設定を高にして計測してみたが、これではまともにゲームプレイはできないといった結果だ。計測中もかなりカクカクしており、モンスターの攻撃もカクつくので、回避するタイミングもなかなか測れないという現象が起きた。
そこでなにかがおかしいと気付き、動作環境を見直したところ、フレーム生成を使用という注意書きがあるのを見つけたというわけだ。そこで、実際にフレーム生成を使用し、グラフィック設定を中・低にして計測した結果が以下のとおり。
フレーム生成をオンにすると、中でも平均64.7fpsとフレームレートは跳ね上がった。ちなみにフレーム生成を使用しない場合の中の平均フレームレートは、28.3fpsだった。この結果により、フレーム生成を使用するということが、本作においてはかなり大事だということがわかった。
ちなみにフレーム生成を使用するのは、オプションから簡単に設定可能なので、安心してほしい。
以上がLightning-G AV-Ti5W Ryzen5 4500搭載で計測したフレームレート結果となる。モンスターハンターワイルズは、美麗なグラフィックでマップやモンスターを表現するために、必要スペックはかなり高くなっている。とはいえ、平均60fps前後で遊びたいというのであれば、15万円台で買えるLightning-G AV-Ti5Wでもしっかり遊べるということがわかった。
1パーセンタイルフレームレートは60fpsを下回っているが、30fps以上はキープしているので、そこまでカクついてゲームにならないということはないだろう。実際に遊んでいても、カクツキが気になってストレスに感じることはなかった。
次回は、このLightning-G AV-Ti5W Ryzen5 4500搭載に加え、GeForce RTX 4070を搭載する「GALLERIA XA7C-R47」と、GeForce RTX 4090を搭載する「GALLERIA ZA9C-R49」を交えたフレームレート計測結果を紹介する。
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