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圧倒的な軽さでソニー品質、定番イヤホン探すならこれでいい

ASCII.jp / 2024年11月12日 17時0分

密閉型でソニー史上最小サイズの完全ワイヤレス「WF-C510」。

毎日持ち歩くので、軽さとコンパクトさは外せない

 今では完全ワイヤレスはもう当たり前になりました。市場にはノイズキャンセル対応やハイレゾ対応、さらにはオープンイヤー型などさまざまな特徴をもつ製品が存在しますが、実のところ完全ワイヤレスでいちばん重要なのはサイズと重量ではないでしょうか? 毎日持ち歩いて頻繁に装着する機器ほど、コンパクトで軽いほうが便利で快適です。

 今回ご紹介するソニーの「WF-C510」は、密閉型ソニー完全ワイヤレスで史上最小サイズというのが最大の特徴。本体は約4.6g×2で充電ケースも約31gと超軽量。しかも直販価格は9900円と1万円以下。ソニーらしく“攻めた”製品だと、ネットでも話題になりました。

本体は約4.6g×2で充電ケースも約31gと超軽量。しかも直販価格で1万円切りです。

[目次】この記事で書かれていること:

「WF-C510」のメリットとデメリット

・製品を導入する3つのメリット

 1)本体もケースもコンパクトで軽い!  2)新たに外音取り込み機能を搭載  3)マルチポイント&マルチペアリングに対応

・購入時に注意したい2つの側面  4)音質は平均点レベル  5)ノイズキャンセルは非搭載

まとめ

詳細スペック情報

「WF-C510」のメリットとデメリット

 以下、「WF-C510」ならではの特徴(メリット)と、購入する際に注意したいポイント(デメリット)について解説します。

特徴1:本体もケースもコンパクトで軽い!

 「WF-C510」の最大のメリットは、とにかくコンパクトで軽いことです。前モデルから本体体積は約21%ダウンの約4.6g×2、充電ケースも体積約23%ダウンの約31g。装着時に手に取ると、ちょっとびっくりする軽さです。本体が小さく耳から飛び出す量が抑えられることで、装着性も安定しています。

前機種「WF-C500」から本体は約21%、充電ケースは約23%サイズダウン。
密閉型のため装着感こそありますが、耳からの飛び出しが少なく、そのぶん装着感も安定。

 そして、USB-C対応の充電ケースの小ささも魅力的。タイトフィットな上着のポケットに入れてもあまり膨らまず、普段小さいカバンを持ち歩く方は、サイズ重視で選ぶポイントにもなります。完全ワイヤレス装着時は、充電ケースをカバンに戻すという方も多いと思いますが、普通にポケットに入るので着脱時にケースを探すひと手間が無くなります。

約31gと軽くて小さい充電ケース。USB Type-C対応ですが、USB-Cケーブルは別途用意する必要があります。
カバンの中はもちろん、ポケットに入れてジャマにならないサイズ。タイトフィットな上着に入れてもかさばりません。

特徴2:新たに外音取り込み機能を搭載

 軽量コンパクト化を果たしつつ、新たに外音取り込み(アンビエントサウンド)モードを搭載したのも特徴のひとつ。スマホアプリ「Sound Connect」の設定で機能を有効化し、ボタンを1回押すだけで外音を取り込めます。レベルは20段階で調節でき、ボイスフォーカスをONにすると人やアナウンスのみを聞き取りやすくできます。これで電車のアナウンスを逃すこともありません。

前機種「WF-C500」にはなかった外音取り込み(ASM)機能を搭載。電車のアナウンスなどを逃すことはありません。

特徴3:マルチポイント&マルチペアリングに対応

 スマホやPCなど、最大8台までの機器とペアリングできるマルチペアリングに対応。今となっては珍しくない機能ですが、本体を取り出すだけで、近くで起動中のデバイスに自動接続してくれるのはやはり便利です。

 そして、もうひとつの便利機能がマルチポイント機能。スマホやPCなど2台の機器に同時接続でき、たとえばPCでのオンライン会議終了後、スマホで音楽再生すると自動で再生機器が切り替わります。また、PC作業中に着信があると、自動でスマホの通話に切り替わり、そのままハンズフリー通話も可能。いちいち再生デバイスを設定し直す必要はありません。

Sound Connectアプリから「2台の機器と同時に接続」をオンにすると、マルチポイントが利用できます。
マルチポイントを有効化すると、音楽再生や電話着信時のデバイス切り替えが不要に。

購入時に注意したい2つの側面

音質は平均点レベル

 音質は好みにもよりますが、ハイレゾ相当の音源を転送できるLDACには非対応で、音源をアップスケーリングするDSEEをAUTO設定で有効化しても平均点レベルという印象でした。本体やドライバーユニット(6mm)が軽量コンパクトなためか迫力の重低音とはいかず、イコライザーで低音域を無理に足すと音のバランスが破綻しがち。再生中の音源で自分好みの音質を選択して追い込める、Sound Connectアプリの「ファインド・ユア・イコライザー」機能を活用するのがオススメです。

Sound Connectアプリの「ファインド・ユア・イコライザー」は、再生中の音源から、複数回好みの音質をボタンで選んでイコライザー設定を保存できます。

ノイズキャンセルは非搭載

 流行のノイズキャンセリング機能は非搭載です。ここは小型軽量と重視したため割り切ったといえますが、飛行機や公共交通機関内など騒音が大きい環境で音楽を楽しむことが多いなら、同社の「WF-C700N」(直販価格1万6500円)が選択肢になるかと思います。ドライバーユニットは5mmとなりますが、本体は約4.6g×2、ケースは約31gと「WF-C510」とほぼ同等です。

ノイズキャンセルが必須なら、同社の「WF-C700N」(直販価格1万6500円)が選択肢に。こちらも本体は約4.6g×2、ケースは約31gと小型軽量です。

まとめ:軽さと小ささを重視するなら第一の選択肢

 ソニーの密閉化完全ワイヤレス史上最軽量、かつ直販価格は9900円と1万円切り。さらに外音取り込み機能搭載に加えてマルチポイント接続対応と、発売直後に即売り切れただけはある意欲作です。とにかく軽さとコンパクトさを重視するなら「WF-C510」が第一選択肢になるでしょう。毎日持ち歩く機器だからこそ、軽さと小ささはそれだけで武器になるからです。一方で、ノイズキャンセル(NC)非対応のため、こと没入感においてはNC搭載モデルには敵わない面もあります。

イヤーピースはS/M/Lの3種類が付属します。

 個人的には本体のタッチ操作がセンサー式ではなく、物理スイッチなのが気に入りました。操作が触感でわかり、センサー式にありがちな、タッチ操作に反応しているか不明というストレスがないからです。カラバリもブラックとホワイトの定番2色に加えて、ポップなブルーとイエローが用意されるのも好印象。ケースがカバン内の荷物に紛れがちな方は、ブラック以外を選ぶと探す手間が減ると思います。

カラバリは定番のブラックとホワイトのほか、ブルーとイエローをラインアップ。ブラック以外を選ぶと、暗いカバンの中でも見つけやすいと思います。

WF-C510のスペック

重量:  本体:約4.6g×2(イヤーピース(M)含む)  充電ケース:約31g(USB Type-C)

再生時間  最大8時間(ASMオン)/最大11時間(ASMオフ)

通話時間  最大5時間(ASMオン)/最大5時間(ASMオフ)

充電時間  約1.5時間

通信方式  Bluetooth 5.3

対応コーデック  SBC、AAC

対応プロファイル  A2DP、AVRCP、HFP、HSP

付属品  イヤーピース(S/M/L)

■Amazon.co.jpで購入
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