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もう紙じゃん! 書き心地で選ぶならこの手書きメモガジェットがおすすめ

ASCII.jp / 2024年11月16日 17時0分

紙のような書き心地を実現した電子ノート

 毎日多忙を極める中で、効率的にメモを取りたいと感じる場面は多いものです。しかし、紙の手帳は持ち歩くと重さやかさばりが気になり、電子ノートは紙に書くような感触が得られない……そんなジレンマを抱える人もいるのではないでしょうか。

 そこで、紙の書き心地に近い書きやすさとデジタルの利便性を兼ね備えたデバイスが、「Supernote A6 X2 Nomad」です。

 このデバイスは、紙のような自然な書き心地や長持ちするバッテリー、ノートでありながらWordやPDFのビューアー機能などを搭載しているのが特徴で、まるで「デジタル化した文房具」ともいえるアイテムです。

[目次】この記事で書かれていること:

Supernote A6 X2 Nomadのメリットとデメリット

製品を導入する3つのメリット

1.紙のような書き心地 2.長時間駆動のバッテリー 3.多機能で便利 4.カスタマイズ可能なデザイン

購入時に注意したい側面 1.動作のもたつき 2.文字認識機能の制限

まとめ

詳細スペック情報

【Supernote A6 X2 Nomadのメリット1】紙のような書き心地

まるで紙に書いているかのような感覚を得られるSupernote A6 X2 Nomad

 Supernote A6 X2 Nomadの最も優れた点は、なんといっても書き心地です。

 専用のペンを使って書くと、紙のメモに近い感覚で筆を動かせます。液晶をなぞっているような人工的な感じはなく、ペン先がしっかりと紙に触れているかのようなカリカリとした書き味を再現しています。特に筆圧が伝わりやすく、手書きメモや図を描く際にも抵抗感が自然で、長時間使っても疲れにくいのが魅力です。

パレットからペンの太さやスタイルなどさまざまなカスタムができます

 デジタルデバイスでありながら「紙に書いている」という実感を与えてくれるため、紙の手帳を愛用している方も違和感なく移行できるでしょう。

【Supernote A6 X2 Nomadのメリット2】長時間駆動のバッテリー

 Supernote A6 X2 Nomadは、モノクロの電子ペーパーなのでカラーのディスプレーと比べ、驚くほどバッテリーが長持ちします。

 実使用感でいうと、通常のタブレットやスマートフォンとは異なり、1回の充電で約2週間ほど使用できます。出先で電池切れの心配をすることなく、いつでもメモを取りたい時にデバイスを立ち上げられます。

 長時間充電なしで持ち運べるため、ビジネスや旅行、出張先でも安心です。「電源が切れてしまって使えない……」という心配がほとんどなく、気軽に利用できる点はかなり好印象です。

【Supernote A6 X2 Nomadのメリット3】多機能で便利

各種サービスのアカウントと連携することが可能!

 本製品は、単なるメモ帳としての役割を超えた機能を多数搭載しています。

 例えば、Googleカレンダーと同期ができるのでスケジュール管理が簡単に行えますし、WordやPDFのビューアー機能もあるため、ビジネス書類の確認も可能です。

 また、AmazonのKindle書籍も読めるため、読書用のデバイスとしても活躍します。仕事とプライベートの両方で便利に使えます。

【Supernote A6 X2 Nomadのメリット4】カスタマイズ可能なデザイン

高級万年筆のようなデザインの「ハート・オブ・メタル(Gen 2)スタイラスペン」

 カバーやペンを自由にカスタマイズできる点も魅力です。

プッシュアップできるペンなど、ペンだけでも多くの種類をラインアップ
手触りのいいカバー「Supernote Nomad用ヴィーガンレザーフォリオ」

 文具にこだわりを持つ方にとっては、デジタルデバイスでありながら自分好みのスタイルで使用できる点が嬉しいポイントです。異なるデザインのカバーに交換したり、好みの書き心地を追求してペンを変更することで、自分だけのアイテムとして愛着を持って使うことができるのも、他のデジタルメモデバイスには中々ない特徴です。

【購入時に注意したい2つの側面1】動作のもたつき

 一方で、注意したい点もあります。1点目が、動作のもたつきです。

 入力自体は非常にスムーズですが、ページの切り替えやメニューの表示などの操作にはもたつきを感じることがあります。

 これは電子ペーパーなどに使われるEInkの特性に起因するもので、通常のタブレットやスマートフォンと同じような速度を求めると少々ストレスになるかもしれません。

【購入時に注意したい2つの側面2】文字認識機能の制限

 2点目は文字認識機能についてです。

 本製品には、文字認識機能も搭載されていますが、英語などのアルファベットは比較的スムーズに認識できるものの、日本語などの認識があまり得意ではないと感じられることがあります。日本語でのメモをデジタルテキスト化するには、精度が低いため、文字認識機能に期待しすぎないほうが良いでしょう。

まとめ:紙にこだわりつつ、デジタルの利便性を享受!

 Supernote A6 X2 Nomadは、紙の書き心地と長時間のバッテリー持続が特徴の電子ペーパーデバイスです。普段通りメモを取るだけでなく、ビジネスでのスケジュール管理から読書まで、多機能であることも非常に魅力的です。動作のもたつきや文字認識機能の制限はありますが、紙のような書き心地を大切にしたい方にとっては、これらの欠点を上回る価値があると思います。紙にこだわりたいけれどデジタルの利便性も活用したい、という方におすすめできる1台です。

Supernote A6 X2 Nomadのスペック

直販価格 6万2660円(+ハート・オブ・メタル Gen 2 スタイラスペン)~

製品サイズ 139.2(W)×191.85(L)×6.8(H)mm

重量 266g

ディスプレー 7.8インチガラスEPD(300 PPI、1404×1872ドット)

メモリー 4GB RAM

ストレージ 32GB

プロセッサー RK3566 Quad-Core(1.8GHz)

バッテリー 2700mAh

サポートマイクロSDカード 最大2TB、(推奨フォーマット:exFAT/NTFS/FAT32)

インターフェース USB Type-C×1(サポート充電器/イヤフォン/OTG)

通信環境 Wi-Fi 5(802.11a/b/g/n/ac) Bluetooth 5.0

対応ファイル形式 Note(.note)、PDF、EPUB、Word、Text(.txt)、PNG、JPG、Comic book archive(.cbz)、FictionBook2(.fb2)、OpenXPS(.xps)

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