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11/28 ハイパーテキストの生みの親 テッド・ネルソン氏を招いた特別シンポジウム

ASCII.jp / 2024年11月16日 9時0分

デジタル文化や哲学に関心を持つ研究者、教育者、クリエイター、ビジネスパーソン、学生や若手エンジニアにお勧めしたい

1974年にテッド・ネルソン氏が刊行した『Computer Lib』とWeb端末

 テッド・ネルソン招へい委員会と慶應義塾大学サイバー文明研究センター(共同代表:村井純 慶應義塾大学教授)が、ハイパーテキストの生みの親として知られ、今日の情報空間に大きな影響を与えたテッド・ネルソン氏を迎えた特別シンポジウムを開催する。

 テッド・ネルソン氏の功績は、ティム・バーナース=リーがWWWを生み出すきっかけとなったハイパーテキストの概念。その開発のために1960年代初めに開始、Xanaduと名付けられたプロジェクト。1974年に刊行した『Computer Lib』におけるデジタル民主主義の提唱など多岐にわたる。彼のビジョンがどのように実現され、現在のAI時代にどのように影響を与えているのかを考える絶好の機会です。

 本シンポジウムでは、テッド・ネルソン氏自らがこれまでの歩みを振り返り、未来に向けたビジョンを語ります。デジタルの文化や哲学に関心のある研究者や教育者、新しいアイデアや視点を求めるクリエイターやビジネスパースン、学生や若いエンジニアにも、おおいに参加する価値のあるシンポジウムとなるはずです。

テッド・ネルソン氏について

photo by Dgies(CC BY-SA 3.0)

 1937年生まれのコンピューター科学者。ハイパーテキストの提唱者であり、「Xanadu」プロジェクトを通じて双方向リンクや知財管理など、インターネットの前提を先駆的に描きました。彼のアイデアはデジタル革命の基盤を築き、現在もその影響は計り知れません。2002年に慶應義塾大学で博士号(政策・メディア)を取得し、元・慶應義塾大学環境情報学部客員教授でもあるなど、日本とも深い関わりを持っています。

開催概要

日時:2024年11月28日(木) シンポジウム:14:00~17:30(開場 13:30) 懇親会:18:00~20:00(参加費 6,000円) 会場:慶應義塾大学三田キャンパス東館6階 G-Lab https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html 懇親会会場:同南校舎4階 ザ・カフェテリア 開催形式:対面およびオンライン(Zoomウェビナー) 参加費:シンポジウムは無料(事前登録必須) 参加登録:現地参加・オンライン参加とも以下のリンクより 《参加申し込みリンク》 共催:テッド・ネルソン招へい委員会、慶應義塾大学サイバー文明研究センター

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