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【最新】Wi-Fiルーターだけはいいものを買え、今ならこれでキマリだ

ASCII.jp / 2024年11月23日 17時0分

WXR9300BE6P

光回線契約のWi-Fi、そのまま使っていませんか?

 自宅に光回線を導入する際、回線事業者に設置されるのがONU(光回線終端装置)。今時のONUは有線LANポートに加えてWi-Fiルーター機能も搭載しており、そのまま光回線のWi-Fi化が可能なケースがほとんどです。

 しかし、自宅のWi-Fiにストレスを感じる場面はありませんか? たとえば、トイレで通信が途切れる、ONUを設置した部屋から離れた場所で通信が安定しない……。そこで注目したいのが、スマホやPCへの本格的な普及が始まった最新規格「Wi-Fi 7」です。

 なぜWi-Fi 7が今注目なのかというと、昨年末に「320MHz幅での通信」がようやく国内で解禁されたからです。それまでの上限は160MHz幅で、通信性能に足枷がありました。

320MHz幅の通信解禁で、Wi-Fi 7の実力をフルに満喫できるルーターが登場。iPhone 16シリーズをはじめ、続々と対応機種も増加中。

 つまり、今年登場した最新Wi-Fi 7ルーターは320MHz幅通信対応かが選択のポイントで、最新Wi-Fi 7ルーターへの買い替えの好タイミングでもあります。今回ご紹介するバッファローのWi-Fi 7ルーター「WXR9300BE6P」も、もちろん320MHz幅通信に対応しています。

本体は付属のスタンドで立てるデザイン。吊り下げ設置も可能です。

[目次】この記事で書かれていること:

「WXR9300BE6P」のメリットとデメリット

・製品を導入する3つのメリット

 1)Wi-Fi周りのイライラが全部解消する  2)USBストレージさえあればNASは不要  3)Wi-Fiがつながらない場所を狙い打てる

・購入時に注意したい2つの側面  4)有線LAN×4は1Gbps対応  5)設置場所を選ぶ、存在感あるデザイン

まとめ

詳細スペック情報

「WXR9300BE6P」のメリットとデメリット

 以下、「WXR9300BE6P」ならではの特徴(メリット)と、購入する際に注意したいポイント(デメリット)について解説します。

特徴1:Wi-Fi周りのイライラが全部解消する

 「WXR9300BE6P」の最大のメリットは、最新規格のWi-Fi 7対応はもちろん、3つの周波数帯の同時通信が可能なこと。同時通信の利点はもちろん高速通信で、6GHzと5GHz、2.4GHzの同時通信速度は、実売3万5000円前後の高コスパモデルながら最大5764Mbpsと爆速。

 自宅の光回線が10Gbps契約なら、実効スピードを余さず、高速Wi-Fi環境を構築できます。Steam購入時に目を疑うレベルの超大容量ゲームタイトルのダウンロードも、これまた長いアップデートもサクサクです。

3周波数帯の同時通信により、最高5764Mbpsの高速通信が可能。

 これに加えて、電波干渉が発生した際に待機中の周波数帯に素早く切り替えることで、通信遅延を避けやすいのもメリット。スマホ回線でたとえるとローミングの遅延、いわゆるイライラの原因「パケ詰まり」が起きにくくなる、というわけです。高速通信に加えて、通信が安定するメリットも大です。

周波数帯の切り替えが高速化。部屋を移動しながらの通信などで発生しがちな「パケ詰まり」のイライラが解消されます。

 複数台のルーターを接続して、Wi-Fiカバーエリアを拡張できるEasyMeshにも対応。セキュリティー面では、マルウェア対策や子どもに見せたくないサイトなどを設定できる「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」の1年間無料ライセンスが付帯。自宅のスマート家電への不正アクセスも防止できます。

特徴2:USBストレージさえあればNASは不要

 本体の右側面にはUSB 3.2 Gen 1端子を搭載。ここに接続した外付けSSDやUSBメモリーなどのストレージをネットワークドライブに割り当てると、NASのようにWi-Fiに接続した機器からファイルにアクセスできます。  大容量の外付けHDDを接続すれば、高価なNASを別途用意する必要もありません。

手持ちのUSBメモリーを接続すると、お手軽にファイルが共有できます。
外付けSSDは供給電力の関係で動作しない可能性もあります。セルフパワーのHDDケースなどを活用するのがおすすめ。

特徴3:Wi-Fiがつながらない場所を狙い撃てる

 コスパ重視のWi-Fi 7ルーターは、アンテナを本体に内蔵するモデルがほとんど。シンプルな外観というメリットはありますが、「あの部屋の通信を早くしたい」「トイレの電波状況を改善したい」といった要望に応えるのはなかなか難しいもの。

 一方、「WXR9300BE6P」は3軸回転の外付けアンテナを搭載。特定方向の部屋や機器に向けることで、より効率よく電波を届けることができます。アンテナは「長辺を目標に向ける」ことが重要です。

 つまり、左右に電波を広げたいならアンテナを立て、上下に広げたければアンテナを寝かせましょう。つい先端を向けてしまいがちですが、向きを間違えないようにご注意ください。

狙った方向に電波を向けられるのが、外付けアンテナ搭載のメリットです。注意点は「アンテナの長い方を狙う方向に向ける」こと。
アンテナは周波数帯で分かれているので、6GHz帯のアンテナはWi-Fi 7対応機器がある方向に向けましょう。

購入時に注意したい2つの側面

有線LAN×4は1Gbps対応

 WAN(回線側)の有線LANは10Gbps対応ですが、4ポートある有線LANは最大1Gbps。遅延を極力避けたいFPSゲームなどでは有線LAN接続が推奨されますが、光回線が10Gbps契約の場合、Wi-Fi接続の実効速度が有線LAN接続を上回るケースが考えられます。

 また、最新のスマホやノートPCをセットで導入する場合は問題ありませんが、Wi-Fi 7環境に合わせて今からゲーミングPCを自作する場合は、Wi-Fi 7対応マザーボードは高価なものが多く、自作コストがかさむのがネックです。

自宅や周囲の電波環境が悪い場合は有線LAN接続に切り替えられると安心。特に10Gbps契約のユーザーには、有線LANも2.5Gbpsが望ましいと感じました。

設置場所を選ぶ、存在感あるデザイン

 4本のアンテナを細かく調整にすることで、自宅や自室の間取りに合わせて電波の広がりや方向を追い込めるメリットはありますが、ビジュアル的にはかなり目立つデザイン。視覚的に壁や周囲に溶け込む、ホワイトカラーが選べるといいと思いました。

まとめ:光1Gbps契約のユーザーも導入する価値あり

 光回線導入時から1Gbpsプランを継続中のユーザーにも、Wi-Fi 7ルーターを導入する価値はあります。干渉波に強く通信遅延が避けられるほか、3周波帯同時通信で実行速度が上がる可能性も大。周波数帯の切り替えも高速です。

 特に、Wi-Fi 7対応のiPhone 16シリーズのユーザーには魅力的でしょう。そして、光回線のONUはレンタル機器なので、Wi-Fi環境の強化狙いなら最新ルーターを導入するのが最短の解決策。実売価格3万5000円前後のお手ごろ価格で最新のWi-Fi 7環境を構築できる「WXR9300BE6P」で、快適通信を満喫しましょう。

Wi-Fi 7対応を果たしたiPhone 16シリーズとの相性もバッチリ。バッファローが接続テスト済みなので安心です。
左側面には手軽にWi-Fi機器を手軽に接続できるAOSSボタンや、アクセスポイントへの切り替えスイッチなどを搭載。

「WXR9300BE6P」のスペック

最大転送速度:  ■6GHz:  Wi-Fi 7(11be):5764Mbps  Wi-Fi 6(11ax):2401Mbps  ■5GHz:  Wi-Fi 7(11be):2882Mbps  Wi-Fi 6(11ax):2401Mbps  Wi-Fi 5(11ac):1733Mbpsほか  ■2.4GHz:  Wi-Fi 7(11be):688Mbps  Wi-Fi 6(11ax):573Mbps  Wi-Fi 5(11ac):400Mbpsほか

外部アンテナ  6GHz×2本、2.4GHz/5GHz×2本

有線LAN  WAN:10Gbps、LAN×4(1Gbps)

USB  USB 3.2 Gen 1×1

サイズ  230(W)×60(D)×163(H)mm(本体のみ)

重量  約790g(本体のみ)

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