ワンダースワンカラーの”残骸”を流用するコントローラーの改造機キットが面白い

　ワンダースワンカラーのケースを再利用してコントローラーに改造する「Swantroller 改造キット」が家電のケンちゃんに入荷。RETRO PROTECTによる同人ハードウェアで、1880円で販売されている。

ワンダースワンカラーの据え置き化キットに接続する、「ワンダースワンカラー形状のコントローラー」を自作するためのキット。実機のガワを再利用して組み立てる

　7月に発売されたワンダースワンカラーを据え置きゲーム機に改造する工作キット「WSCHD」の関連アイテムで、「WSCHD」専用の特別なコントローラーを自作できるキットが発売された。

　WSCHDはワンダースワンカラー実機の基板を使用して組み立てるため、組み立て後はワンダースワンカラーの”ガワ”が余ってしまう。その残骸を再利用し、“ワンダースワンカラー形状のコントローラー”である「Swantroller」を作ろうというのが、この改造キットだ。

4つのパーツと5本の配線を基板にはんだ付けするだけで作成可能ながら、かなり小さいパーツがあるため、電子工作初心者にはやや難しい

　WSCHDはスーパーファミコンのコントローラーを使用して操作する仕様のため、Swantrollerの接続端子にもスーパーファミコン用コントローラーのものを用意する必要がある。ただしSwantrollerはあくまでWSCHD専用のため、スーパーファミコンで使用することはできない。