スピーカー使うゲーマー必見! 吸音材付きパネルの静音ゲーミングPC、RTX 4070でゲームもバッチリ
ASCII.jp / 2024年11月30日 13時0分
静音性とパフォーマンスの両立を実現したパソコンショップSEVENのゲーミングパソコン「ZEFT Z45EB」は、Core i7-14700KFとGeForce RTX 4070を搭載したお買い得なモデルに仕上がっている。しかし、肝心のゲーム性能がどの程度発揮するかは気になるところ。そこで、本稿では実際にテストを行ない、快適にゲームがプレーできるかどうか確かめてみたい。
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ZEFT Z45EB https://pc-seven.co.jp/spc/24652.html 価格(税別):29万9800円、価格(税別):32万9780円※11月28日現在
2560×1440ドットで快適にプレー可能
まずは、定番の3Dベンチマークである「3DMark」(Version 2.29.8294)の結果から見て行こう。まず「Fire Strike」では、ZEFT Z45EBはFire Strike“無印”で4万を超えて見せるなどなかなか優秀な結果を残している。
テスト解像度が3840×2160ドットとなるFire Strike Ultraでも1万以上のスコアーを発揮しており、3D性能は優秀といっていい。DirectX 12のテストである「Time Spy」でも、ZEFT Z45EBはTime Spy“無印”で1万5000を大きく上回っているほか、Time Spy Extremeでも8000台半ばのスコアーを残している点は評価できよう。
もう1つのDirectX 12のテストとなる「Speed Way」では、さすがに4000台までスコアーは落ちるものの、テストの負荷が高いことを考慮すると、十分に高いゲームパフォーマンスが期待できそうだ。
では、実際のゲームでそのパフォーマンスを見てみよう。まずは「Apex Legends」からだが、ここではオプションから描画負荷が最大となるように設定してゲームをプレーし、その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得。なお、テストは2回行ない、その平均を結果として採用している。
ZEFT Z45EBの結果だが、3840×2160ドットでも常時120fpsを超えてみせた点は称賛に値する。1920×1080ドットにいたっては、ほぼ常時300fpsに張り付いた状態となり、これであればコアなゲーマーでも満足のいく結果といっていいだろう。
続いて「Call of Duty: Modern Warfare III」(以下、CoD: MW3)では、極限プリセットを適用して、ゲームに用意されたベンチマークを実行。なお、DLSSを有効にしたうえで、フレーム生成もオンに変更し、ここでもテストを2回実行し、その平均を結果としている。
ZEFT Z45EBは、さすがに3840×2160ドットでは1パーセンタイルフレームレートが40fps程度にまで落ち込み、どんな場面でも快適にゲームがプレーできるとは言えないものの、2560×1440ドットであれば常時73fps以上のパフォーマンスを発揮。1920×1080ドットにいたっては、1パーセンタイルフレームレートは100fpsを大きく上回り、平均フレームレートも230fps以上にもまで達している。ZEFT Z45EBで。快適にCoD: MW3をプレーできることは誰の目にも明らかだろう。
さらに「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」の結果に移ろう。ここでは、最高品質のフルスクリーンでベンチマークを実行しているが、スクウェア・エニックスが指標で最高評価とするスコアー1万5000を超えたのは、2560×1440ドット以下の解像度という結果となった。
つまり、ZEFT Z45EBで同ゲームを最高品質でプレーするには、3840×2160ドットでは少々厳しいものがあるが、2560×1440ドット以下であればまったく問題がないというわけだ。
ゲーム以外のパフォーマンスもチェックしておきたい。まずはシステム全体の性能が推し量れる「PCMark 10」(Version 2.2.2704)からだが、ZEFT Z45EBの総合スコアーは9800弱と良好だ。
スコアーの詳細を見ていくと、ZEFT Z45EBはDigital Content Creationで1万7000ほどともっとも高い結果を残した。このテストは、動画編集やフォトレタッチなどコンテンツ制作のパフォーマンスを見るものだが、ZEFT Z45EBはそういった用途でも高性能が期待できる。
さらに、Webブラウジングなどの基本性能を知るEssentialsや、オフィスアプリケーションの性能を測るProductivityでも、ZEFT Z45EBは1万を裕に上回っており、さまざまな用途で活躍できるPCであるといっていい。
最後に「CrystalDiskMark」(Version 8.0.6)でストレージの性能もチェックしておきたい。ZEFT Z45EBは、シーケンシャルアクセスではリードが最大5220MB/sほど、ライトが最大4430MB/sと高い数値を示している。
ランダムアクセスでも、リードが940MB/sほど、ライトが最大780MB/sと良好で、実際にゲームの起動やデータのロードでストレスを感じることはまったくなかった。
十分なゲームパフォーマンスを備える 静音設計でゲームの没入感が増すことは間違いなし
以上のテスト結果から明らかなように、ZEFT Z45EBは3840×2160ドットでは力不足になる場面があるものの、2560×1440ドットでゲームを快適にプレーできる。1920×1080ドットにいたっては、FPSやTPSで1フレームでも多く描画したいという需要を満たすパフォーマンスを備えており、ゲーミングパソコンとしは十分な性能を誇る。
また、ゲームをプレー中に動作音はほとんど聞こえず、静音性は高いといっていい。価格は36万2780円で、これだけの性能を発揮するのであればコストパフォーマンスは申し分なしだ。ゲームの没入感を重要視する人であれば、静音性に優れるこのZEFT Z45EBは、魅力的な1台といえるだろう。
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