【格安スマホまとめ】約3万円で5G＆FeliCa対応の新SIMフリースマホ「OPPO A3 5G」が登場

　主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、OPPOからFeliCa搭載の新エントリーSIMフリー機「OPPO A3 5G」が登場。スリム＆頑丈さをアピールしつつ、価格は約3万円。

FeliCaもサポートしたOPPOの新エントリースマホ「OPPO A3 5G」

OPPOのエントリースマホが登場！ 価格は約3万円 スペック的には価格相応もFeliCa搭載で5Gにも対応する

　OPPOが新製品発表会を開催し、SIMフリースマホ2製品を発表。ハイエンド機の「OPPO Find X8」に注目が集まったが、新エントリー機「OPPO A3 5G」を本記事では紹介する。発売日は12月12日。

　OPPO A3 5Gの特徴は、大手量販店での価格がポイントを考慮すると約3万円でありながら（3万2800円の10％ポイント還元）、5G対応でさらにFeliCaもサポート。また、頑丈さを売りにしている点などがある。

額縁はそこまで太くない。インカメラはパンチホール型

背面はツヤツヤ系ながらサラッとした手触り。カラバリはパープルとブラックの2色

　主なスペックを見ていくと、120Hz対応の6.7型液晶（720×1604）、MediaTek Dimensity 6300、4GBメモリー、128GBストレージ、5000万画素カメラ（＋200万画素の深度センサー）、5100mAhバッテリー（45W充電対応）、側面指紋センサー（＋顔認証）、Android 14（ColorOS 14）など。本体サイズ／重量は約76×166×7.7mm／約187gと、画面サイズの割に比較的薄型軽量なのはうれしい点。

側面には紙面センサー搭載の電源ボタンが

　ネットワークについては、ドコモ5Gの4.5GHz帯を除いて、国内4キャリアの主要バンドに対応。OPPO機らしく、SIMはnanoSIM＋eSIMまたはnanoSIM×2のどちらでも利用できる。

nanoSIMの片方とmicroSDは排他仕様だが、nanoSIM×2とnanoSIM＋eSIMのどらも可能なのは格安SIMユーザーには便利

　ライバルとしては、まずはシャオミ「Redmi 14C」が挙げられるが、同機は価格は2万円を切る代わりに、4Gまで＆FeliCa非対応なので、クラスに若干違いがある。となると、比較対象はシャープ「AQUOS wish4」やFCNT「arrows We2」となりそうだ。

　AQUOS wish4は画面／本体ともサイズ感は近く、arrows We2は6.1型なのでよりコンパクト。ディスプレーは両機が60Hz止まりなのに対し、OPPO A3 5Gは120Hz対応なのが大きい。価格面も若干安くなっている。

MIL規格準拠のテストをパスした耐衝撃性能を持つ。発表会では画面側でクギを打つパフォーマンスも

　逆に国内メーカー2モデルはハンドソープやアルコールシートへの対応をアピールするなど、頑丈さをより強調する。また、ネットワーク面でもドコモ5Gの4.5GHz帯をサポートしている。どこを重視するかでユーザーごとに最適なモデルは違ってきそうだ。

NUROモバイル、「NEOプラン」「NEOプランW」で 12月から2ヵ月間、通信量を15GB追加プレゼント

　NUROモバイルは、「NEOプラン」「NEOプランW」のユーザーを対象に、12月から来年1月までの2ヵ月間、既存ユーザーも含めて、月15GBの通信量を追加付与するキャンペーンを実施する。

NUROモバイル「NEOプラン」で12～1月に15GBプランをプレゼント

　「NEOプラン」は月20GBで2699円、「NEOプランW」は月40GBで3980円で、ドコモ／au／ソフトバンクの3社のネットワークから選択できるほか、余った通信量の翌月繰り越し、LINE／X／Instagram／TikTokの主要機能利用時のカウントフリー、上り回線の使い放題といった特徴を持っている。ahamoやLINEMOなど、MNOのオンライン専用サービスが通信量を20GB→30GBと増量する中での対抗策と見られる。

人気の音声通話付きSIMの料金表（税込）

^{※1：au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある ※2：加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円）　「コミコミプラン＋」では終了時期未定で3GBプラスの得点を提供中 ※3：加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円）}