WD、SN770の後継となるPCIe 4.0対応SSD「WD_BLACK SN7100」を来年1月発売

　ウエスタンデジタルは、PCIe 4.0対応でDRAMレスのM.2 SSD新製品「WD_BLACK SN7100 NVMe SSD」を発表した。500GB／1TB／2TBの各モデルを来年1月下旬に、4TBも来年の発売を予定している。

自作PCユーザーの定番SSD「WD_BLACK SN770」を さらに高速化した後継モデル

　WD_BLACK SN7100 NVMe SSDは、現在もPCユーザーに高い人気を維持している「WD_Black SN770 NVMe」の後継にあたる製品。同社の最新TLC 3D NANDを採用し、シーケンシャルリード／ライトはそれぞれ7250MB/s、6900MB/sと、SN770と比べて最大35％の性能向上を果たしている（1TB/2TBモデルの場合）。

WDからM.2 SSDの新製品「WD_BLACK SN7100」が発表

　また、ノートPCやゲーム機型デバイスでの搭載も考慮し、最大速度での利用時に電力効率が最大100％向上しているとする。

　そのほかにも新製品が登場。

　まずは、Xbox Series X/S用の拡張SSD。「WD_BLACK C50 Xbox用拡張カード」に2TBモデルが追加（512GB／1TBモデルは登場済み）。Microsoftの公式ライセンスを取得した製品で、Xboxの内蔵ストレージと同様の機能・パフォーマンスで利用できる。すでに発売済みで、同社公式サイトでの価格は4万2680円。

Xboxの拡張ストレージに2TBモデル

　「USB4対応SanDisk Extreme PRO ハイパフォーマンスポータブルSSD」はその名のとおりに、40GbpsのUSB4に対応した高性能な外付けSSDで、シーケンシャルリード／ライトはそれぞれ最大3800MB/sと最大3700MB/s。

USB4対応の外付けSSD

　シリコンシェルとアルミシャーシを採用。IP65の防塵防滴設計や最大2mの高さからの落下耐性を持つことで、プロのカメラマンなどによる過酷な環境でも高い信頼性を保っての利用が可能。1月下旬発売予定。