お手頃価格な約8万円でハイエンド級性能の「Galaxy S24 FE」 auとSIMフリーで26日発売

Galaxy AIがほぼ全部使えてこの値段！ 「Galaxy S24 FE」が12月26日リリース

　サムスン電子は、手頃な価格で高性能なGalaxyシリーズ「Galaxy S24 FE」を12月26日から発売する。オープンマーケット版（SIMフリー）とau版がリリースされ、オープンマーケット版の価格は、サムスンオンラインショップで7万9800円。

　日本にFEシリーズが導入されたのは、2020年の「Galaxy S20 FE 5G」から。その後、間が空いて2023年にタブレットやBudsなどにも展開され、スマホは2024年2月に「Galaxy S23 FE」が登場。そして約10ヵ月という早いスパンで新モデルが投入された。

Galaxy S24 FEのブルー

　Galaxy S24 FEの特徴はやはりGalaxy AIが搭載されたこと。これまでのノートアシストやチャットアシスト、各種翻訳や写真の生成AIやAIスケッチといった機能は、折りたたみモデル専用の機能以外、発売時からすべて使えるようになっている。

　スペックはディスプレーが6.7型有機EL（FHD+、120Hz、1900ニト）で、SoCはサムスン製のExynos 2400eを搭載。このSoCはExynos 2400の廉価版ではあるのだが、Antutuベンチマークの数値は100万以上とのことなので、少し前のハイエンドクラスと言える。リッチなゲームも安心して遊べそうだ。

　メモリーは8GB、内蔵ストレージは128GB、外部ストレージは非対応。バッテリーは4700mAhで、OSはAndroid 14を採用。カメラは3眼で、12メガ超広角、50メガ標準、8メガ望遠という構成。インカメラは10メガ。

　本体サイズは約77×162×8mm、重さは213g。カラバリはauモデルがブルー、グレイ、グラファイト、SIMフリーモデルはさらにサムスンオンラインショップ限定カラーのミントが追加される。グローバルモデルのイエローは残念ながら見送られた。

　そのほか、IP68の防水防塵やワイヤレス充電、カメラはナイトグラフィや光学ズームに対応し、Androidスマホで唯一となる、iPhoneから「LINE」のトーク履歴を全期間移行できる「Smart Switch」も利用可能。

　スペックもカメラ性能もよく、Galaxy AIで作業効率もアップでき、それでいて価格は8万円を切るという非常にコスパのいいモデルに仕上がっている。