プロカメラマンのためのシンクタンクフォトが新デザインのローラーとバックパックを発表
ASCII.jp / 2024年12月17日 12時0分
プロフェッショナル映像・撮影機材を扱う銀一は、プロ向けカメラバッグメーカー「thinkTANKphoto(シンクタンクフォト)」の新製品2種4モデルを発表した。
1つは撮影機材用の小型ローリングケース「エアポートナビゲーター V2」「エアポートローラーダービー V2」で、価格は5万7200円と7万400円。
もう1種はバックパックの新デザイン「ダークライト」で2サイズ×2色の4モデルで、14Lが2万6400円、20Lが3万1900円で、すべて12月21日発売だ。
4輪になって取り回しが軽快に 「エアポートナビゲーター V2」
「エアポートナビゲーター V2」は、航空会社のフライトケースをモチーフにした、撮影機材用の小型ローリングケースだ。
メインコンパートメントの上面と前面から機材を取り出しできる、デュアルアクセス構造を採用。状況に応じて開口部を使い分けることでカメラやレンズを素早く取り出すことができ、撮影現場での柔軟性と機動性が向上する。
付属の伸縮性ストラップをディバイダーに取り付けることで、フロントパネルを開閉する際にも機材をしっかり抑えて落下を防ぎ、現場で安全かつ効率的な機材の入れ替えなどが行える。
従来品の2輪ホイール構造に対し、V2では新たに4輪仕様を採用。交換可能な各ホイールはそれぞれ独立して360°回転することが可能。狭い通路や混雑した現場でもスムーズな方向転換ができるため、移動性能と安定感が向上している。
4輪のうちケースを引っ張る際に使う背面側2つのホイールがほかのホイールよりも大きいため、段差や不整地でも安定感を保ちながら快適に移動できる。
コンパクトながら70-200mm F2.8を装着したグリップ付き一眼レフ2台とレンズ数本が入るほか、最大300mm F2.8(レンズ単体)まで収納可能。フロントパネルの裏側には16インチノートPCとタブレット用の専用ポケット、トップパネル内側のメッシュポケットにはアクセサリーなどの収納に便利なメッシュポケットが備わる。
上部には三脚を固定するためのバックル付きストラップを備え、左右にあるサイドポケットにはウォーターボトルや小物を収納できる。必要な機材を一つのバッグにまとめ、効率的に移動や撮影準備を行えます。
付属のショルダーストラップをつけることで、ローラーでの移動が難しい場所でも機材を楽に持ち運ぶことが可能。ショルダーストラップのパッド部分には、ローリングケースのハンドルを通せるパススルーがついており、ほかのローリングケースに簡単に固定しできる。また、底面にもハンドルを備えており、飛行機の荷物棚などの高所から取り出す際に、楽にケースを引っ張り出すことができます。
ケース本体には1680D コーデュラバリスティック生地を用いて非常に高い耐久性を持つ。上面と前面の開口部には南京錠などでロックをかけられるYKK RC Fuseジッパーを採用し、盗難や不意の開閉を防止。トップポケットには南京錠付きのセキュリティケーブルが付属する。
ケース背面のタグにはトラベルセントリー社のTSIDが記載されており、IDナンバーをトラベルセントリー社のページに登録しておくことで荷物の紛失時に役立つ。防水性の高いレインカバーが付属しているため、急な天候変化からも機材を保護する。
■外寸:H40.6×W40.6×D25.4cm ■内寸:H33×W38.1×D17.3cm ■PC収納部内寸:H28×W37.6×D3.8cm ■最大収納レンズ:300mm F2.8(レンズ単体) ■重量:4.5kg(全オプション装着時) ■同梱物:パススルーショルダーストラップ、レインカバー
国内線100席以上の航空機に持ち込み可能サイズ 「エアポートローラーダービー V2」
「エアポートローラーダービー V2」は、収納力と高い移動性能を持つ撮影機材用のローリングケース。新モデルでは、4輪ダブルキャスターによる移動時の安定感と操作性はそのままに、ハンドル形状やファスナーロックなど細部のアップデートによって、より利便性が向上している。
レンズを装着したグリップ付き一眼レフ1台と中型一眼レフ1台が入るほか、最大400mm F2.8(レンズ単体)まで入る収納力を備え、特に望遠レンズや多くの機材を持ち運びながら移動を繰り返すプロフォトグラファーに最適だ。
メインコンパートメント開口部のジッパーにはTSAロックを採用し、安心して撮影機材を持ち運べ、トップポケットには南京錠付きのセキュリティケーブルが付属する。ノートPC用ポケットの開口部には南京錠などでロックをかけられるYKK RC Fuseジッパーを採用。また、ケース背面のタグにはトラベルセントリー社の個別IDが記載されている。
銀一スタジオショップでは、シンクタンクフォトのローリングバッグ「エアポート」シリーズのハンドル・ホイール交換を受け付けている。
■外寸:H55.9×W35.6×D22.9cm ■内寸:H47×W32×D14-19cm ■PC収納部内寸:H36.2×W26.7×D2.5cm ■タブレット収納部内寸:H26.7×W26.7×D1.5cm ■最大収納レンズ:400mm F2.8(レンズ単体) ■重量:4.5 kg(全オプション装着時) ■同梱物:レインカバー
カメラマン向け最新デザイン 「ダークライト」
写真撮影のための先進的な新デザインのバックパックで、14Lと20Lの2サイズで、色はブラックとモンテイングリーンの2色だ。ウエストストラップを装着したままバッグを体の前面に回すことにより、バッグを下ろさずにバックパネルからメインコンパートメント全体にアクセスできる。
ウエストストラップ(20Lはパッド入り、14Lはウェビング)は不要な際は取り外しも可能。また、ジッパーで開閉する上蓋からもメインコンパートメントへアクセスができ、素早く機材の出し入れができる。
バッグのフロントパネルにはレーザーカットされたモールパネルを備え、複数のアタッチメントポイントがあり、モジュラーポーチを取り付けて容量の拡張もできる。ポーチはバッグ左側にも取り付けが可能。フロントパネル上部にはベルクロが設けられ、パッチなどを取り付けて自由にカスタマイズができる。
上蓋の外側にはデイジーチェーンを備え、カラビナなどの取り付けが可能。右側に設けられているサイドポケットにはウォーターボトルや三脚を収納可能で、さらに三脚等を固定できるバックル、アジャスター付きのコンプレッションストラップが付いており、安定した持ち運びを叶える。
バッグ上部にはジッパー付きポケットが設けられ、スマートフォンやパスケースなどすぐに取り出したい小物を収納可能。フロントパネルの裏側にもジッパー付きポケットがある。
フロントポケットには機材以外の日用品のほか、タブレットを収納可能。20Lには12.9インチ、14Lには8インチまでのタブレットを収納できる。また、20Lのみ16インチまでのノートPC用収納部をバックパネル内側に備える。
背面にはローリングケースとの持ち運び時に便利なパススルー付き。上部にはグラブハンドルが付き、ハンドキャリーできる。エアメッシュのバックパネルは通気性に優れ、快適な背負い心地を叶えます。
頑丈なYKK製ジッパーを採用し、人間工学に基づいたジッパープルはグローブを着用したままでも、また凍えた指でも掴みやすい構造。すべての素材にPFASフリーのコーティングを施し、環境への影響を最小限に抑えながら、機材をしっかりと風雨等から保護する。
ダークライト 20L ■外寸:H49.5×W30.5×D21.6cm ■内寸:H47×W27.9×D12.7cm ■容量:20L ■重量:1.54kg(全オプション装着時) ■同梱物:レインカバー、ウエストストラップ
ダークライト 14L ■外寸:H47.5×W24.1×D19cm ■内寸H45×W21.6×D12.7cm ■容量:14L ■重量:940g(全オプション装着時) ■同梱物:レインカバー、ウエストストラップ
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