最新ロボット掃除機のここがスゴい! おすすめ製品を比較した
ASCII.jp / 2024年12月30日 11時0分
自動でゴミを集めゴミ捨てもラク! 水拭きまでする究極の時産家電
時短、時産、タイパといった言葉が家電界隈で踊っている。忙しい日々の中で、面倒な家事を家電を使って効率よくこなし、限られた時間を趣味やリラックスタイムなど有意義に過ごそうというものだ。
その最たるものが掃除。ちょっと手を抜くと部屋中がホコリだらけになり、床は散らかり放題。とはいえ、毎日掃除機をかけるのは面倒だし、サイクロン式掃除機はダストカップのお手入れも面倒極まりない。
そんな面倒事を解決するのがロボット掃除機。不在時に自動で部屋中を周りゴミを掻き集めていく。最新モデルは集めたゴミを自動で充電ステーションが吸い上げるので面倒なごみ捨ての手間が省け、水拭きをし、さらには水の補給やモップの洗浄まで自動化されている。究極の“時産家電”で生活の質を爆上げしよう。
自作PCトレンド2024特集
●ロボット掃除機を選ぶ際の4つのポイント ・【ポイント1】ダストステーションが標準 ・【ポイント2】ゴミの吸引と拭き掃除 ・【ポイント3】カメラと障害物回避 ・【ポイント4】スマホアプリ連携
●ロボット掃除機主要4メーカーの代表製品の実力チェック! ・おなじみルンバの最新モデル! 「ルンバ コンボ10 Max」 ・世界シェア2位のエコバックスの製品「DEEBOT X5 PRO OMNI」 ・技術力をウリに世界で急成長中「Roborock S8 MaxV Ultra」 ・おなじみシャオミの高コスパ機「Xiaomi ロボット掃除機 X20+」
●さらにこんな製品も! 最新ロボット掃除機カタログ
最新ロボット掃除機の選び方、ポイントは4つ!
共働き世帯における「新三種の神器」の一つと言われるロボット掃除機。時間を生み出す時産家電としても注目を集めている。
中には、ロボット掃除機は掃除性能が低く、家具にぶつかって止まっている、といったイメージを持っている人もいるだろう。しかし、最新のロボット掃除機は超高性能になっている。
多くのモデルがカメラやレーダーで室内の家具や障害物を検知し、上手に回避しながら掃除できる。さらには拭き掃除にも対応。フローリングをピカピカに磨き上げてくれるのだ。
【ポイント1】ダストステーションが標準 ゴミ捨てが数ヵ月に1回になる
これまでロボット掃除機は円形の本体と、小さな充電台の組み合わせだった。しかし近年増えているのが、ロボット掃除機が集めたゴミを吸引するダストステーションが付属するモデル。ゴミ捨てが数ヵ月に1回となり便利だ。
ロボット掃除機の代表格であるアイロボットのルンバシリーズでも、ステーションが付属しないモデルの方が少なくなっている。
【ポイント2】ゴミの吸引と拭き掃除 床の皮脂汚れも水拭き掃除
最新のロボット掃除機のトレンド機能と言えるのが「水拭き」対応だ。本体内に水タンクを装備し、ゴミの吸引と同時に拭き掃除ができる。フローリングのざらつき、べたつき汚れなどを解消。カーペットなどを回避する機能も用意されている。
多くはパッドを押し付けて水拭きするが、中には回転ブラシを搭載するモデルも。よりしっかりと床の汚れを拭き取ることができる。
【ポイント3】カメラと障害物回避 ケーブルやペットのフンを見分ける
上位のロボット掃除機に搭載されている便利機能が、本体前方に配置されているカメラで障害物を検知し、障害物を回避する機能だ。ロボット掃除機本体がケーブルなどにからんで動けなくなったり、ペットのフンを塗り広げてしまうリスクが低減できる。
カメラで検知できる障害物はケーブルやペットのフンのほか、スリッパ、靴下など。製品によってはソファやテーブルなども認識する。
【ポイント4】スマホアプリ連携 スケジュールや掃除エリアを設定
現在発売されているロボット掃除機はほとんどがWi-Fiに対応し、アプリから初期設定や各種操作ができる。このため、アプリの使い勝手のよさが非常に重要になる。
アプリから掃除スケジュールの設定や掃除エリアの設定、吸引力や拭き掃除の強さ設定などができる。また、掃除履歴もチェック可能。
忙しい現代の家庭には必須ロボット掃除機。しかし、メーカーやモデルによって掃除性能、走行性能、使い勝手に違いがある。そこで各社のフラッグシップモデルをテストした。我が家に合った1台を選びだそう。
疑似フンを完全回避、安心して使える 「ルンバ コンボ10 Max」
ルンバは、ロボット掃除機の市場を生み出し、世界的なトップシェアを誇るブランドだ。最新の「ルンバ コンボ10 Max」は水拭き掃除やカメラでの障害物回避機能を備えた高性能モデル。さらに自動給水やモップの洗浄・乾燥も自動でできるAutoWash 充電ステーションが付属する。
テストをしてみてわかったのは、非常に安心感があること。フロントカメラが汚れを見つけるとその部分を往復してゴミを回収し、汚れを拭き取ってくれる。家具や壁に本体を軽く当てながら、ギリギリまでブラシを当ててゴミを掻き込むのは従来どおりだ。
最も評価できたのが、疑似フンの回避。かなり離れた位置から疑似フンを確認。そのエリアは慎重に走り、決して触れることはなかった。掃除・回避ともに高評価だ。
可動するモップパッド
掃除が始まると周辺を確認。自動的に変形して本体上部に収納していたモップパッドを底面に下ろし、床に押しつけて水拭き掃除ができる。
天面にちょっとしたモノが置ける
AutoWash 充電ステーションには、紙パックの他、吸水/排水タンクを内蔵。フロントオープンで引き出す仕組みなので、天面にちょっとした小物を置けるのが便利。
2本のゴムブラシでゴミを捕らえる
ルンバコンボ本体の裏面。拭き掃除用のモップは本体上面に収納されているため、裏面は非常にシンプル。毛がない2本のゴム製デュアルアクションブラシを採用する。
シンプルでわかりやすいアプリ
アプリではバッテリー残量や水の量などをわかりやすく表示。複数の掃除設定を登録して使い分けられる。マップはややシンプルだが、わかりやすい。
高い吸引力と回転モップの清掃力 「DEEBOT X5 PRO OMNI」
エコバックスは世界2位のブランド。本機は非常に洗練されたデザインのロボット掃除機本体と、全自動クリーニングステーションを組み合わせたモデル。
吸引力は12800Paと最も高く、強力な障害物回避機能や経路プランニング機能を搭載する高性能が魅力。D字型フォルムによる清掃効率の高さや回転モップの採用も見逃せない。
テストしたところ、家具などにほとんど接触しない繊細な動作だった。それでいて壁際までしっかり掃除してくれる点は評価できる。ただし、D字型フォルムの角が疑似フンを含めた障害物に接触することがあったのが残念。
モップパッドは70度のお湯で洗浄するため、非常に衛生的。独自の音声操作機能も搭載する多機能モデルだ。
可動するモップパッド
本体の外に飛び出して壁際ギリギリまで拭き掃除ができるTruEdgeアダプティブエッジモップを採用。最小1mmまでモップパッドを壁際に近づける。
D型ボディに大型ブラシを装備
ロボット掃除機本体はD型フォルムとなっており、本体前方の大きな吸引部には長さ200mmのメインブラシを配置。後方に回転モップを2つ配置している。
長期間メンテナンスフリー
自動ゴミ収集、モップ自動洗浄、熱風乾燥機能がオールインワンになった全自動クリーニングステーション。150日間メンテナンスフリーのモップ洗浄トレーを搭載している。
AIが床の素材などを認識
AIモードをオンにすると部屋の状態や床材、過去の清掃データなどを分析して最適に掃除できる「インテリジェントホスティング機能」が利用できる。
高い障害物回避性能と拭き掃除機能を備える 「Roborock S8 MaxV Ultra」
ロボロックは、エコバックスと並ぶ中国を代表するロボット掃除機メーカー。フラッグシップモデルである「S8 MaxV Ultra」はゴミ収集やモップの洗浄・乾燥などに加えて、洗剤の自動投入までできる5Way全自動ドックを付属するのが特徴だ。
本体には最大毎分4000回高速振動するモップパッドが装着でき、床にしっかり押しつけて拭き掃除する。
掃除する場所に合わせて2つのモップが自動でリフトアップし、カーペットなどを濡らさずに掃除できるほか、メインブラシもリフトアップして水拭き掃除だけの動作もできる。ゴミの吸引、拭き掃除機能のバランスがよい印象だ。また、掃除中にペットの写真を自動撮影できるペットスナップ機能も面白い
伸縮するサイドブラシ
本体右手前のサイドブラシが自動的に伸縮。壁際や部屋の四隅にしっかりとアプローチでき、隅に貯まったゴミをしっかり掻き出してくれる。
独自の壁キワ用モップを配置
右上手前に回転ブラシ、後ろ側にモップを配置する基本的な構造。ブラシの下に最大毎分185回転する小型モップを配置し、部屋の隅まで水拭きができる構造だ。
洗剤の自動投入もできる
5Way全自動ドックには洗剤タンクを搭載しており、ユニリーバ製Roborock専用洗剤がセットできる。皮脂や汚れを効率よく除去できるほか、芳香成分も含まれる。
フローリングの目地方向も認識
アプリのマップが最もわかりやすく見やすい。障害物をアイコン表示するほか、目地の向きまで表示できる。吸引力・水拭き強度を自動調整するスマートプランも用意。
6万円以下ながら全部入りの高コスパ 「Xiaomi ロボット掃除機 X20+」
シャオミは家電製品だけでなくデジタルガジェットなど様々な製品を展開する中国家電ブランド。「Xiaomi ロボット掃除機 X20+」はゴミの集じんに加えて、モップの自動洗浄・乾燥機能を備えた全自動充電ステーションを付属するモデルだ。
最大のポイントは、それでいて6万円を切る低価格を実現していること。ロボット掃除機本体も、カメラによる障害物回避機能やマッピング機能を備えるなど、大手ロボット掃除機専業メーカーの上位モデルに並ぶ機能を搭載している。
実際にテストしてみた結果は、他社の上位モデルには及ばなかったが、価格差が3倍近くあることを考えれば当然だといえる。ただ、掃除性能の差は、掃除回数を増やしたり、強モードにすることで補 うことができる。
4Lサイズの大型タンクを搭載
充電ステーションが大きい分、内蔵の清水/汚水タンクも非常に大きい。モップのメンテナンスのために水はたっぷり入れておく必要があるので便利。
水拭き用に回転モップを採用
円形ボディの右手前にサイドブラシを配置するスタンダードなデザイン。水拭き用のモップには、毎分180回の高速回転デュアルモップを採用している。
Omniステーションは高さ58cm
高さ58cmと、ロボット掃除機の充電ステーションの中でも飛び抜けて高い。ただし、左右幅はロボット掃除機本体よりも小さいため、圧迫感はやわらぐ。
走行ルートをマップ上に表示
アプリで部屋のマップ表示が可能。走行ルートも確認できる。ただ、アプリはわかりづらい部分も多かったため、今後のバージョンアップに期待したい。
さらにこんな製品も! 最新ロボット掃除機カタログ
自動給排水する水交換ステーション付属 「SwitchBot お掃除ロボット S10」
ゴミ収集ステーションと水交換ステーションのデュアルステーションを付属。洗濯機の給排水口に直結して自動給水・排水ができる。6500Paのゴミ吸引とローラーモップによる全自動水拭き掃除ができる。直販価格 11万9820円。
直径24.8cmのコンパクトボディ 「SwitchBot ロボット掃除機 K10+ Pro」
通常のロボット掃除機よりも一回り小さなコンパクトモデルなので、椅子の間など狭い場所にも入り込んで掃除できるのが特徴。ゴミ吸引の代わりに、底面に使い捨てシートを取り付けることで拭き掃除もできる。直販価格6万9800円。
水拭きもできるエントリーモデル 「Roomba Combo 2 Essential ロボット+AutoEmpty 充電ステーション」
最大60日分のゴミが貯められるAutoEmpty 充電ステーションがセットになったルンバブランドの低価格モデル。直販価格5万9200円と6万円弱で導入できるのが特徴。iRobotHomeアプリから操作ができ、全自動掃除が可能。
オゾン水でモップや床の洗浄ができる 「Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro」
モバイルバッテリーやUSB ACアダプターでおなじみAnkerの製品。洗練されたデザインの全自動クリーニングステーションを採用。洗浄力の高いオゾン水を生成し、拭き掃除やモップの洗浄ができる。ローラー型モップは約1kgの加圧でしっかりと床拭きができる。
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