【こども向け】てっく系の人たちは、どうしてCESに注目するの？

ASCII.jp / 2025年1月9日 18時0分

いま、アメリカ・ネバダ州のラスベガスという街で、CESというイベントが開かれているよ！

※この記事はお子さま向けの記事です▶︎対象年齢の想定：8歳〜12歳頃まで

※この記事を読んでくれるみんなへ▶︎むずかしくて分からない言葉が出てきたら、まわりの大人にきいてみてね！

テクノロジーってなんだろう？　アスキーと考えてみよう！

　いま、アメリカではCES（シーイーエス）という、テクノロジーのイベントが開かれているよ。

　すごくたくさん──何千もの会社が世界中から集まって、びっくりするようなすごい技術や、新しい製品を次々にひろうしているんだ。

　テクノロジーに関係する大人の人たちは、この時期になると、CESに注目するんだよ。なんでかって？　この記事で、アスキーと一緒に考えてみよう！

　みんなは、世の中を動かしているものはなんだと思う？　正解はいくつもある。

　正解のひとつは「テクノロジー」なんだ。テクノロジーは、世の中を動かすのに、欠かせないものなんだよ。テクノロジーは、日本語で「技術」とも言うよ。かんたんに意味を説明すると、人が一生懸命考えたアイデアを使って、生活を便利にしてくれたり、問題を解決してくれたり、できなかったことをできるようにすることを指す言葉なんだ。

　テクノロジーは、身の回りの生活の、いろいろな場所にあるよ。たとえば、スマートフォンで遠くの人とお話ができたり、インターネットが見られたりするのは、テクノロジーのおかげだよ。冷蔵庫を開ければ冷たい飲み物が飲めるのも、ゲームが遊べるのも、テクノロジーのおかげなんだ。

　ずっと昔の時代は電話やインターネットがなかったから、遠くの人に何かを伝えるには、手紙を出して、ものすごく長い時間をかけて船で届けてもらったり、伝言を伝える人が、外国に直接行ったりしていたよ。

　冷蔵庫もなかったから、食べ物はすぐに食べるか、なるべく暗くて冷たい場所に置いて、傷みにくくしたり、塩漬けにして、腐らないように加工するしか方法がなかったんだ。

　僕たちのいまの生活は、テクノロジーが作ってくれているんだよ。

CESで発表された新しいものをしょうかいするよ！

　もうわかったよね？

　CESは、そんなテクノロジーの中でも、一番新しいものが、世界中から集まってくるイベントなんだ。だから、テクノロジーに関係するお仕事をしている人たちは、アメリカに出かけていって、次の時代を作ってくれるテクノロジーがどんなものなのかを知ろうとしたり、同じテクノロジーに関係する人たちとお話をして、もっとテクノロジーに詳しくなろうとしているんだよ。

　今年のCESでは、インテルという会社の新しいCPU（シーピーユー）や、エヌビディアという会社の新しいGPU（ジーピーユー）が発表されたよ。

　CPUは、コンピューターに使われる、情報を処理するための頭脳に当たる部品だよ。GPUは映像や、すごく情報の多いデータを扱うための頭脳に当たる部品なんだ。

　コンピューターやスマートフォンは、毎年少しずつ性能が良くなっていくよね。これも、CPUやGPUのテクノロジーが、どんどん進歩してくれているおかげなんだよ。

　それから、ソニー・ホンダモビリティという会社は、新しい電気自動車を発表したよ。電気自動車って知ってるかい？　普通のクルマはガソリンを燃やして走っているんだけど、電気自動車は電気の力で走るんだ。

ソニー・ホンダモビリティの新しいクルマは、電気で走って、AIもとうさいしているんだ！

　ソニー・ホンダモビリティの新しいクルマは、電気で走るだけじゃなくて、AI（エー・アイ）をとうさいしているよ。

　AIをかんたんに言うと、コンピューターやロボットが、人みたいに考えたりできるようにするための仕組みだよ。ソニー・ホンダモビリティの新しいクルマはAIをとうさいしているから、事故が起こりにくいように助けてくれたり、クルマと話すことで運転を助けてくれたり、目的地に着くための道のりを、サポートしてくれるんだよ。クルマとお話しできるなんて、映画の中の世界みたいで、ワクワクするよね！