Garmin、タフネスGPSウォッチ「Instinct 3」シリーズを1月23日発売開始

　ガーミンジャパンは、2025年1月23日より最新タフネスGPSウォッチ「Instinct 3」シリーズを順次発売する。アメリカ国防総省が定める標準規格であるMIL-STD-810（耐熱、耐衝撃、耐水）をクリアした頑丈さを誇りながら、Suica対応の電子決済機能など本格スマートウォッチとしての機能も充実させることで、過酷な自然環境から日常生活まで対応する堅牢さと充実した機能性を兼ね備えたシリーズとなる。

パワフルなバッテリー性能と鮮明なディスプレイで アウトドアをさらに充実

　「Instinct 3」シリーズは、2つの革新的なモデルで展開される。ソーラー充電による屈指の稼働時間を実現した『Instinct 3 Dual Power』と、鮮やかで視認性に優れたAMOLEDディスプレイを搭載した『Instinct 3 AMOLED』だ。いずれのモデルも45mmと50mmの2サイズ展開で、従来の定番カラーに加え、新色の「トロピカルカラーコレクション」を限定モデルとして数量限定で発売する。

Instinct 3 Dual Power（インスティンクト 3 デュアルパワー)。45mm 7万1800円、50mm 7万9800円

　「Instinct 3 Dual Power」は、第3世代ソーラーバッテリーを搭載。充電効率・吸収率が大幅に向上した結果、50mmモデルではGPSモードでバッテリー約60時間に加え、ソーラー充電で約200時間、スマートウォッチモードではほぼ無制限ともいえるバッテリー性能を実現した。これにより、長時間のアクティビティや遠征でも充電の心配を軽減する。

Instinct 3 AMOLED（インスティンクト 3 アモレッド）。45mm 7万9800円、50mm 8万7800円

　一方、「Instinct 3 AMOLED」は、高コントラストと高輝度のAMOLEDディスプレイを採用し、視認性を大幅に向上。50mmの場合、スマートウォッチモードで約24日間、GPSモードで約40時間のバッテリー性能を備えており、アウトドアやタウンユースのどちらにも適している。

左から、AMOLEDモデルのウォッチフェイス、スキー、ナビゲーション、Dual-Powerモデルの電子コンパス、フラッシュライト

高精度ナビゲーションと多彩な機能を搭載

　両モデルともGNSSマルチバンド対応により、ビルの谷間や峡谷など遮蔽物が多いエリアでも正確な位置情報を提供。Garmin独自のSatIQテクノロジーで、環境に応じた最適な衛星システムを自動選択し、測位精度とバッテリー寿命を向上させている。また、高精度な位置情報をもとにポイント間ナビゲーションや往路と同じルートでスタート地点に戻れるようにナビゲートする「トラックバックルーティング」機能を搭載し、アウトドアでの安全性を高めた。

　LEDフラッシュライトを内蔵し、光度調整やSOS機能などを搭載。80種類以上のアクティビティに対応したスポーツ機能や、心拍数、血中酸素トラッキング、睡眠スコアなどのライフログ機能も充実している。これにより、健康管理やトレーニングの最適化が可能だ。さらに、スマート機能、音楽再生、Suica対応の電子決済機能も備えている。

リーズナブルな「Instinct E」も登場

　新たにラインアップに加わる『Instinct E』は、耐久性や基本機能を維持しつつ、価格を抑えたエントリーモデル。若年層やアウトドア初心者にも手軽に手に取れる製品となっている。

Instinct E（インスティンクト イー）。40mm・45mmともに5万2800円

　「Instinct 3」シリーズは、堅牢性、デザイン性、機能性を高い次元で融合し、アクティブなライフスタイルを支えるパートナーとなるだろう。