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LDACとaptX Adaptiveの二刀流、ハイレゾ伝送対応の完全ワイヤレスアダプターFIIO「UTWS5 2025」

ASCII.jp / 2025年1月21日 11時0分

 エミライは1月17日、FIIOブランドの完全ワイヤレスBluetoothレシーバーアンプ「UTWS5 2025」を国内で販売すると発表した。

FIIO UTWS5 2025
FIIO UTWS5 2025

 ケーブル交換可能な有線イヤホンを完全ワイヤレスイヤホンとして利用できるアダプター。UTWS5を2025年版としてアップデートし、96kHz/24bitのハイレゾ級伝送に対応するほか、ワイヤレス充電も利用可能となっている。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は3万円前後になる見込み。1月24日の発売を予定している。

FIIO UTWS5 2025

 形状はイヤーフック型で、DACとアンプを一体化した「AK4332」を左右独立で搭載。出力は55mW(16Ω、歪み1%以下)、35mW(32Ω、歪み1%以下)。SoCはクアルコムのフラッグシップ「QCC5141」を採用しaptX Adaptiveも利用可能。Bluetooth 5.2準拠で、SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、LDAC、LHDCコーデックの利用が可能だ。

FIIO UTWS5 2025

 専用アプリを利用することでEQやHi-Fi/ゲーミングモードの切り替えが可能。10バンドのパラメトリックEQは、96kHz/24bitの信号にも対応している。音量はスマホとは独立して指定できる(32ステップ)ので、より柔軟な音量調節が可能だ。

 本体は片側8gの軽量設計。ケースに入れた場合は145g。軽い操作で駆動する新ボタン機構を採用。操作しやすさにもこだわっている。ケースはイヤホンを装着したまま収納できるよう大きなくぼみを設けている。イヤーフック内部の配線には銀メッキした単結晶銅線を採用している。

FIIO UTWS5 2025
MMCX端子版と2ピン版の2種類が用意されている。

 IPX4相当の防滴仕様。マルチポイント接続にも対応している。端子はMMCXまたは2ピンが選べる。S/N比は110dB以上、20Hz〜40kHzの再生に対応。連続使用時間はAAC利用時で8時間以上(ケース充電は2回可能)。

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