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普段の仕事でもAIを使う時代にピッタリな1kg以下の14型ノートPC、Core Ultra・16GBメモリー搭載

ASCII.jp / 2025年1月22日 11時0分

「THIRDWAVE F-14LN5LA メモリ16GB搭載」

 サードウェーブから、普段使いやビジネス用途に向いたスタンダードノートパソコンの新製品「THIRDWAVE F-14LN5LA メモリ16GB搭載」(以下、THIRDWAVE F-14LN5LA)が登場した。大きく見やすい14型ディスプレーと、高性能なCore Ultra シリーズ2(Lunar Lake)を搭載しながら、1kgを切る薄型軽量ボディーを実現しているのが特徴だ。

 今回その実機を試すことができたので、製品の外観や使い勝手、パフォーマンスなどを2回にわたって紹介していこう。

毎日持ち歩いても負担を感じない 14型でも1kg以下の薄型軽量ボディー

一般的なビジネスバッグに無理なく収納することができるサイズ感

 画面の見やすさと持ち運びやすさのバランスに優れ、据え置きでも外出先でも使いやすいと人気の14型ノートパソコン。画面サイズがA4に近いため、書類などと一緒にバッグに収納しやすいのも支持される理由だ。最近では13型以下のモデルに負けないような軽量ボディを実現した製品も増え、モバイル用途で活用されることも多くなってきている。

 サードウェーブの「THIRDWAVE F-14LN5LA」もその1つ。14型ディスプレーを搭載しながら、狭額縁デザインを採用することでフットプリントを幅約313mm、奥行き約223mmに抑えており、一般的なビジネスバッグに無理なく収納することができる。

 最薄部が約18mmとスリムで質量も約950gと軽いため、出先で作業したいときも気軽に持ち歩くことが可能だ(質量は標準構成時のカタログ値。実測では932gとさらに軽かった)。

本体前面と背面。厚みは最薄部が約18mmとスリムで持ち運びしやすい

 薄型軽量なだけでなく堅牢性も高く、基準が厳しいことで知られるMIL規格(米国国防総省調達基準:MIL-STD 810H)に準拠した11種類の耐久テストをクリアしている。振動や衝撃、落下、温度変化などに対する耐性が高いため、通勤・通学時も比較的安心して持ち運ぶことができる。

ブラックが基調でシンプルだからどこでも使いやすい ワンタッチでWindowsのAIアシスタントにアクセス!

ボディカラーは落ち着いたブラックが基調で、ビジネスシーンでも違和感なく使用することができる

 本体カラーは落ち着いたブラックが基調で、天板や底面だけでなく、ディスプレー周囲のベゼルやキーボード、パームレスト、タッチパッドなどもすべて黒で統一されている。天板にグレーのロゴが控えめにあしらわれている以外に装飾的な要素はなく、シンプルで洗練されたデザインが印象的。プライベートからビジネスまで、幅広いシーンで活躍してくれそうだ。

本体底面もシンプルで、スッキリとした印象

 キーボードは標準的な配列で、キーピッチは実測で約19mmとなっている。隣り合うキーとキーの隙間が少し広めにとられていて目当てのキーを押しやすく、タイプミスしにくいのが好印象。キーストロークは浅めだが、押した際に程よいクリック感があって打ち心地は良好だ。Copilotキーも標準搭載されており、ワンタッチでWindowsのAIアシスタント機能を活用できるのも魅力的なポイント。

キーボードはキーピッチが実測で約19mmとなっている。タッチパッドはクリックボタン一体型

 タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプ。実測で幅が約10.6cm、奥行きが約6.6cmと面積が広めで、スクロールやマルチタッチジェスチャーなどの操作もしやすかった。

 インタフェースは、本体左側面にUSB 3.2 Gen2 Type-C、HDMI 2.1、USB 3.2 Gen2 Type-A、Thunderbolt 4 Type-Cが、右側面にマイク入力・ヘッドフォン出力 共有端子、USB 3.2 Gen1 Type-A、microSDカードリーダー、電源ボタン、セキュリティスロットが搭載されている。

本体左側面には、USB 3.2 Gen2 Type-C、HDMI 2.1、USB 3.2 Gen2 Type-A、Thunderbolt 4 Type-Cが搭載されている
本体右側面には、マイク入力・ヘッドフォン出力 共有端子、USB 3.2 Gen1 Type-A、microSDカードリーダー、電源ボタン、セキュリティスロットが搭載されている

 このうち左側面のUSB 3.2 Gen2 Type-CとThunderbolt 4は、いずれもUSB PD対応で電源入力兼用ポートになっている。またThunderbolt 4はDisplayPort Alt Modeにも対応しており、外部ディスプレーをつないで映像を出力することができる。このほかHDMI端子も搭載しているため、内蔵ディスプレーを含めると最大で3画面出力を実現することが可能だ。

 ちなみに、付属のACアダプターはUSB Type-Cを1ポートを搭載した折りたたみ式プラグのコンパクトなタイプ。実測でACアダプター単体だと101g、付属の電源ケーブル(USB-Cケーブル)を含めても133gと軽量なので、ノートパソコン本体と一緒に持ち歩いても負担にならないのがうれしい。

付属のACアダプターと電源ケーブル(USB-Cケーブル)。ACアダプターは折りたたみ式プラグで持ち運びに便利

仕事に使いやすいアスペクト比16:10のディスプレー 180度開けて複数人の情報共有もラク

14型フルHD(1920×1080ドット)解像度の液晶ディスプレーを搭載する

 ディスプレーは、サイズが14インチ、解像度がWUXGA(1920×1200ドット)、アスペクト比が16:10となっている。アスペクト比16:9のフルHDより縦に情報量が多いため、Webページやビジネス文書などもそのぶん見やすく表示することができる。

 とくに縦に長いコンテンツを閲覧・編集する際はスクロールの頻度が減らせて作業しやすい。WordやExcelで文書を作成するときも一覧性が高まるので、情報の見落としなどが減って仕事の効率アップに役立ちそうだ。

 パネルはノングレアで、明るい場所でも映り込みが少なく画面が見やすいのが特徴。色再現性やコントラストも良好で、簡単な写真編集や動画視聴なども快適に行なえた。

 ちなみに、ディスプレーは最大180度まで開くことが可能。打ち合わせや商談のときでも画面を後ろに倒せばそのまま相手に表示内容を見てもらえて便利だ。その際、視野角が広く斜めから見ても色の見え方があまり変わらないので、商品写真やWebデザインなどの色の正確さが求められる情報も共有しやすいのがうれしい。

ディスプレーは最大180度まで開くことができる

 このほか、ディスプレーの上部ベゼルにはフルHD撮影に対応したデュアルマイク付きのWebカメラとWindows Hello対応のIRカメラも内蔵されている。あらかじめ自分の顔を登録しておけばパスワード入力なしでログインすることができ、出先でも安心してパソコンを使用することが可能だ。

ディスプレー上部ベゼルにはフルHD撮影に対応したWebカメラとWindows Hello対応のIRカメラが内蔵されている

 14型の見やすいディスプレーを搭載しながら1kgを切る軽量ボディを実現した「THIRDWAVE F-14LN5LA」。今回はその外観や使い勝手を中心に紹介したが、次回はベンチマーク結果などを交えながら気になるパフォーマンスを紹介していこう。

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