1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

格安SIMなら月1000円台でかけ放題! 音声通話が重要な人向け情報まとめ

ASCII.jp / 2025年1月26日 15時0分

 主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。今回は、営業やフリーランスの人など、音声通話、特にかけ放題を必要としている人向けに「基本料+かけ放題」が月1000円台で利用できる格安SIMの選択肢を紹介する。

かけ放題
MVNOの格安SIMを中心に、基本料+国内通話かけ放題がセットで月2000円以下で利用できるサービスが多数ある

仕事で通話をする場合は「LINEで」とはいかない そこで「かけ放題」がオトクなSIMの情報をまとめた

 プライベートの間柄だと、LINEなどのアプリで通話をすれば(データ通信料以外に)お金はかからないが、仕事の場合はそうもいかない。特に、自営業/フリーランスで働いていたり、営業をしている人にとっては、まだまだ通常の音声通話は欠かせない。

 主要キャリアにも「かけ放題オプション」はあるが、格安SIMならずっとオトクで、基本料込みで1000円台から可能! 特に2台目として通話専用スマホ/ケータイを持っている人なら、格安SIMは強力な選択肢だ。

 そこで通話専用を前提に、オトクな「かけ放題」のプランを以下に表にした。

楽天モバイルはかけ放題で月1078円だが注意点もある mineoは3社のネットワークから選択できて月1460円でかけ放題

 かけ放題が最も安価に使えるのが楽天モバイル。段階制プランの一番低い段階の月1078円でも、国内通話定額が込み、しかもデータ通信も3GBまで使える。

 ただし、かけ放題には専用アプリからの発信が必要な点、通話品質が微妙なケースがある点、また3大キャリアのネットワークを用いるサービスと比べて、着信時のネットワークの接続性にやや不安が残る。仕事用に使うのであれば、この3つの要素は頭に入れておく必要がある。

かけ放題
楽天モバイルの通話定額はRakuten Linkアプリからの発信が必要だが、Windows/Mac用もあるのでPCからもかけ放題なのは大きなメリットだ

 3大キャリアのネットワークを用いていて安価なのが、mineo「マイそく スーパーライト」。基本料250円に、かけ放題オプション1210円を加えて、月1460円。しかもドコモ/au/ソフトバンクと3社のネットワークから選べるのもうれしい。

 ただし、「マイそく スーパーライト」はデータ通信は常時最大32kbpsなので、基本は使えないものと考えた方がいい(高速通信にはオプション追加が必要)。なので、完全に通話専用かデュアルSIMでの使い方が原則となる。

かけ放題
通信速度は最大32kbpsだが、基本料は月250円の「マイそく スーパーライト」。ここにかけ放題オプションを加えても月1500円以下だ

HISモバイルと日本通信SIMは通話品質も◎ povo2.0は柔軟性があって、しかも通話専用なら月1650円

 HISモバイル/日本通信SIMは、もう少し高くなるが、他のMVNOの格安SIMと異なり、音声通話はVoLTEとなり、大手キャリアと同等の高音質なのが◎。仕事で使うのなら、通話のスムーズさは優先すべきで音質はかなり重要。その意味でも有力なサービスとなる。

かけ放題
MVNOの通話定額が「中継電話」を利用して実現している例が多いのに対し、日本通信とHISモバイルはVoLTEでの通話が可能なので、通話品質の高さにも期待ができる

 大手キャリア系ではKDDIのオンライン専用プラン「povo2.0」が便利。完全に通話専用なら「通話かけ放題」(月1650円)だけで良く、データ通信も使いたければ、各種のデータトッピングを追加購入すればいいという柔軟性がある。iPhoneでデュアルSIMを用いる際に必要となるeSIMでの利便性もMVNOと比べて高く、auネットワークで問題無いならオススメだ。

かけ放題
データも通話定額も「トッピング」として購入するpovo2.0。通話定額だけの追加なら月1650円。データ系のトッピングを購入すれば、メイン回線としてももちろん使える

時間制限有りの通話定額なら1000円以下でも可能

 続いては、「1回10分まで」「1回5分まで」など、時間制限付きの通話定額についても代表的なサービスをピックアップした。

 ここでも光るのは日本通信SIMとpovo2.0。

 特に日本通信SIMは、「1回5分まで」と「月70分まで」の選択が可能。通常の音声通話をするのは親や職場など、特定の相手にたまに電話をかけるときだけ、しかも長電話になることがある、といったケースにハマる。日本通信SIMは「1回5分まで」を超過しても、30秒あたり11円と、大手キャリアの半額の設定になっているのも大きい。

かけ放題
HISモバイルの通話定額は、「1回5分」か「月70分」までを選択可能。「かけ放題」はさらに追加料金が必要となる

 上位プランの「合理的みんなのプラン」はデータ通信は20GBも使えて、「1回5分まで」か「月70分まで」の通話定額がセットで月1390円。初期費用が基本必要な点を除けば(入会キャンペーンなどがない)、通話用途ではやはり魅力的なサービスと言える。

人気の音声通話付きSIMの料金表(税込)

※1:au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある ※2:加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される(以降、月550円) 「コミコミプラン+」では終了時期未定で3GBプラスの特典を提供中 ※3:加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される(以降、月550円)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください