伝説のスマートウォッチ復活……ってコト!?「Pebble」OSをグーグルがオープンソース化
ASCII.jp / 2025年1月28日 12時52分
グーグルは1月27日(現地時間)、スマートウォッチ「Pebble」の動作を支えていたOSのソースコードを一般公開したと発表した。
今回公開されたソースコードはPebbleが独自に開発していたOSの大部分で、通知やメディアコントロール、フィットネストラッキング、カスタムアプリとウォッチフェイスのサポートなど、標準的なスマートウォッチ機能を小型のARM Cortex-Mマイクロコントローラーで提供するという。
PebbleはKickstarterで大成功を収めてから、約4年間で200万台を超えるスマートウォッチを販売し、数千人規模の開発者コミュニティが1万本以上のアプリやウォッチフェイスを生み出してきた。
その後、2016年にFitbitがPebbleを買収し知的財産を取得、Fitbit自体がグーグルに買収されたため、Pebble OSもグーグルに移行したという経緯がある。Pebbleハードウェアとソフトウェアの公式サポートは8年前に打ち切られていたが根強いファンがおり、2016年に事業を停止した後、Pebbleウォッチの機能を維持するために集まったボランティアを支援およびサポートするためのグーグルの取り組みの一環として、Pebbleを動かすためのソースコードがダウンロード可能になった。
ただし、今回公開されたコードベースはチップセット サポートとBluetoothスタックに関する一部の独自コードが削除されている点に注意が必要だ。グーグルによると、リリースされるコードにはすべてのビルド システム ファイル(wafビルド システムを使用)が含まれているが、リリースされたとおりにコンパイルまたはリンクされないという。
新しいファームウェア アップデートを構築するには、削除されたコードの代替手段や長期間メンテナンスされていなかった部分のアップデートなど、多くの作業が必要になる見込みのようだ。
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