「Apple Vision Pro」 や「Meta Quest」でも利用できる3Dデジカメ「SpatialLabs Eyes」発売

　日本エイサーは、裸眼での3D立体視を実現する「SpatialLabsテクノロジー」を搭載した、3Dカメラ「SpatialLabs Eyes （ASEC-1）」を発表した。

　エイサー直販サイトでの価格は8万9800円で、法人向けにはBusiness DNAから販売する。

　Eyesは、デジカメを2台積んだ、サイドバイサイド方式式の3Dカメラ。写真や動画の3D撮影はもちろん、SpatialLabsプラットフォームと連携することで、3Dコンテンツの制作、ライブ配信、さらには3D会議までを実現する。

　Eyesで撮影したコンテンツは、裸眼3Dディスプレー「Acer SpatialLabs」採用のノートPCやモニターで楽しめるほか、「Apple Vision Pro」や「Meta Quest」などのVR/ARヘッドセット、3Dプロジェクターを通じて、より深い没入体験を提供する。

裸眼立体視が可能な27型4Kディスプレー「SpatialLabs View Pro 27」

　各カメラは1/2.8型CMOSセンサーの800万画素で3840×2160ドット。センターには自撮りミラーが配置されており、耐候性もあるので、初心者でも屋内外を問わずさまざまな環境での3D撮影を可能にする。

　オートフォーカスおよびタッチフォーカスに加え、電子式手ブレ補正(EIS)を搭載。ISO感度、ホワイトバランス、シャッタースピードなどを自由に調整できるマニュアルモードも持つ。

　Eyesは3D写真やビデオの撮影にとどまらず、Acer SpatialLabs Player 3.0 により、3D動画再生も楽しめる。また、簡単な編集やYouTube などのプラットフォームでの共有も可能。

　さらに、SpatialLabsビデオ通話ウィジェットを使用すれば、Teams (1080p) やZoom (720p) やGoogle Meet(1080p) などで臨場感あふれる3D ビデオ通話も楽める。

カメラスペック

焦点距離：3.0mm (20mm相当) 視野角(FOV)：80°(水平) 52°(垂直) 絞り値：F2.0 レンズ間隔：63mm

センサー サイズ：1/2.8型CMOSセンサー ピクセル：800万画素

露出補正：-2EV to +2EV 測光モード：マルチ (中央AF)、スポット (タッチフォーカスポイントリンク) ホワイトバランス：オート、マニュアル (2300K～10000K) ISO：オート、マニュアル (100～1600) オートフォーカス：中央重点測光 タッチフォーカス：あり シャッタースピード：1秒～1/2000秒 快適な3D深度を得るための最適距離： 50cm～無限遠 (アプリケーション内でのピクセルシフト後処理を使用) 手ブレ補正：内蔵6軸ジャイロ安定化 (IMU安定化対応)、動画モードでは電子手ブレ補正 (EIS)

写真解像度： 7680×2160 (SBSまたはSBS + L + R) 3840×2160 (SBSまたはSBS + L + R) 動画解像度： 7680×2160@30 SBS 3840×2160@60 SBS 3840×2160@30 SBS (+HDR) ステレオウェブカメラ解像度： 3840 x 2160@60 SBS 3840 x 2160@30 SBS (+HDR)

写真フォーマット：JPEG 動画フォーマット：MP4 音声フォーマット：AAC 動画ビットレート：60Mbps 動画コーディング：H.264 タッチスクリーン サイズ：2.41インチ 解像度：640×480 ピクセル密度 (PPI)：332

インターフェース：USB Type-C メモリーカード：Micro SDカード (U1以上、U3推奨) 音声入力：内蔵ステレオマイク バッテリー容量：1500mAh (最小: 1480mAh、標準: 1515mAh) 充電方式：USB Type-C バッテリー消費量： 写真: 最大180枚 動画: 最大45分 重量：220g 寸法：104×65.4×23.2 mm アクセサリー： 収納ポーチ、USB Type-Cケーブル、セルフィーミラー