1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

超絶技巧ミャクミャク様がヤバい! 中川政七商店が発表

ASCII.jp / 2025年2月10日 16時0分

 中川政七商店は2月10日、2025大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」を日本の工芸で表現したオブジェ4種を発表した。4月13日より「2025大阪・関西万博 会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU」で発売する。会場外の中川政七商店 近鉄あべのハルカス店、中川政七商店オンラインショップなどでは4月13日より予約を開始する。

 中川政七商店は、1925年のパリ万国博覧会(パリ万博)に麻織物のハンカチーフを出展した実績を持ち、万博との縁が深い企業だ。

 その100年後にあたる2025年、2025大阪・関西万博公式ライセンス商品の第一弾として、「細胞と水がひとつになり誕生したふしぎな生き物・ミャクミャク」から着想を得た作品が誕生した。ここでは、水にまつわる素材や伝統技術が組み合わされ、佐賀県の磁器・鍋島焼、愛媛県の手漉き和紙、千葉県九十九里の硝子といった、日本各地で受け継がれてきた匠の技が、現代的なキャラクター造形と出会いを果たしている。

伝統工芸が紡ぐ生命体の奇跡

 鍋島焼のミャクミャクは佐賀県伊万里市の鍋島焼窯元「虎仙窯」作。複雑なミャクミャクの形を9つの型に分けた磁器のボディに、波の流れを感じさせる「青海波」や渦を巻くように力強く広がる「蛸唐草」、水中を魚が泳ぐような「鱗」といった文様を一筆一筆、手描きしたことで生まれた圧倒的な存在感をもつミャクミャク。サイズは本体高さ25cm、台座高さ2.5cm。価格55万円。

 愛媛県の「りくう」工房は、手漉き和紙に近代的な3Dモデリング技術を融合させた。和紙づくりのほぼすべての工程は水が欠かせず、水の恵みから生まれる和紙によるミャクミャクは光の角度で七変化する陰影が特徴。サイズは本体高さ20cm、台座高さ2cm。価格7万7000円。

 千葉県九十九里のガラスメーカー「菅原工芸硝子」が生み出したミャクミャクは、型に頼らない職人の技巧が光る逸品だ。高温の炉で溶かしたガラス塊を何度も再加熱し、伸ばし、曲げる工程を繰り返すことで、有機的な生命体のフォルムを形成している。サイズは本体高さ15cm、台座高さ2cm。価格19万2500円。

 富山県高岡市の鋳物メーカー「能作」は、流れる水のように柔らかい錫の特性をいかし純度100%の錫を溶かし、瞬時に型へ流し込むことでミャクミャクを形作った。サイズは本体高さ10cm、台座高さ1.5cm。価格4万9500円。

 第二弾として3月中旬には豆皿やだるま、ふきん等、暮らしに寄り添う12種類のアイテムを展開予定だ。

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください