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iPhone 6sにおける通信速度実測調査 竹芝桟橋~八丈島航路 平均受信速度ではソフトバンクがLTEエリアを広く確保しトップ エリアの広さではNTTドコモが優位

@Press / 2016年6月24日 10時30分

図1:受信レベルマップ
 リーディア株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:雨ノ宮 裕一郎、サイト: http://leadea.jp/ )は、より快適に利用しやすい通信会社の調査を目的として、各キャリアの「エリア」と「通信速度」の調査を実施し、結果をまとめました。
 調査にはKDDI(略称:au)、NTTドコモ(略称:dcm)、ソフトバンク(略称:sb)から販売されているiPhone 6sを用い、リーディア株式会社が開発した通信計測アプリにて、通信エリアやダウンロード速度の実態を調査しました。今回は海上での重要なライフラインとなる携帯電話の通信エリアに着目し、夏には多くの乗船客で賑わう東京から八丈島への航路を調査エリアとし、東海汽船株式会社のさるびあ丸に乗船し調査を実施しました。調査は、6月16日の22:30に東京竹芝埠頭を出港し、翌日17日の8:40に八丈島へ到着するまでの、合計約10時間の調査結果となっています。

調査レポートページ: http://leadea.jp/report/report_013


【測定結果】
■KDDI(au)
 圏外時間を約4時間29分記録し、利用エリアが最も狭い結果となった。それにより平均受信速度でも4.1Mbpsでトップのソフトバンクから大きく離れる結果に
■NTTドコモ
 圏外時間が最も少ない1時間47分となり、広いエリアで利用可能なネットワークを示した。ただし、3Gでの通信比率が34%と高く、平均受信速度では3.6Mbpsと最下位に
■ソフトバンク
 圏外時間は1時間50分と僅差の2位となり、NTTドコモと遜色のないエリア展開を示した。また、LTEでの通信比率が66%と最も高く、平均受信速度は8.3Mbpsで他社を引き離し、総合的に優位なネットワーク構築を示した


<KDDI(au)>
 KDDI(au)のiPhone 6s初期設定では、LTEでの音声通話(VoLTE)が可能となっており(*注1)、NTTドコモ、及びソフトバンクとは3Gでの通信方式が異なるため、KDDI(au)では3Gを利用することができない設定になっています。そのため、今回のような通信エリアの確保が困難な海上航路においては、3Gを利用できず圏外が他社と比較し長時間発生する結果となりました。特に三宅島から八丈島にかけては殆どの区間が圏外となり、海上では携帯電話通信が重要なライフラインのひとつであると考えると心もとない結果となりました。
 また、平均受信速度でも、圏外時間の多さから4.1Mbpsとなり、トップのソフトバンクと比較し物足りない結果となりました。
(*注1):iPhone 6sの設定にて変更は可能

<NTTドコモ>
 圏外時間が1時間47分と最も少なく、3社の中で最も広いエリアを構築している結果となりました。
 特に三宅島から八丈島にかけては、他社より多くのエリアで通信が可能な状況が試験結果から見て取れます。
 その一方で、3Gでの通信比率が34%と3社の中で突出して高いこともあり、平均受信速度においては最下位の3.6Mbpsの結果となりました。1Mbpsを下回るような箇所も多く、快適にスマートフォンでの通信を楽しむ形までには至りませんが、緊急時の音声通話エリアの確保としては信頼に値するネットワークとなっています。

<ソフトバンク>
 圏外時間が1時間50分とNTTドコモに僅差の2位となり、広いエリアをカバーしている結果となりました。また、最も高いLTE在圏率66%が示すとおり、広いLTEエリアの構築がなされており、平均受信速度については他2社の倍以上となる8.3Mbpsを記録しています。
 特に、竹芝から三宅島の区間、及び八丈島付近での差が顕著であり、10Mbpsを超えるような値を記録している箇所も多いため、今回の航路では最も快適にスマートフォンでの通信を過ごせる通信会社であることを示しました。


【測定結果詳細】
■iPhone 6s取得データ
<図1:受信レベルマップ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/106182/img_106182_1.png
<図2:回線種別マップ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/106182/img_106182_2.png
<図3:受信速度マップ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/106182/img_106182_3.png
<図4:平均受信速度(Mbps)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/106182/img_106182_4.png
<表1:測定結果トータル>
https://www.atpress.ne.jp/releases/106182/img_106182_5.png


 リーディア株式会社では、携帯電話ユーザーがキャリアを選定する際に1つの指標となる「つながりやすさ」「通信速度」に着目し、今後もユーザーが利用するさまざまなシーンにて、スマートフォンを快適に利用できるキャリアの評価を提供していく方針です。


*本資料は、実測データを元にした調査結果となっています。実測結果は測定時間や周囲の環境等の諸条件により変動し、また各キャリアともネットワークの品質向上に日々取り組んでいるため、あくまでも取得時のデータです。


【調査概要】
■通信速度計測内容
 iPhone 6sの通信速度計測には、「通信計測アプリ」を使用。本アプリは、つながりやすさ(受信レベルやアンテナ本数等)や通信速度を位置情報とともに計測可能なアプリとなっています。計測は同時に開始することで、同地点での公正な評価を行っています。
 試験設定:試験間隔=60秒、ダウンロード時間=10秒、ダウンロードファイルサイズ=160Mbyte

■調査航路
 東海汽船 さるびあ丸(竹芝埠頭~八丈島)

■調査日時
 2016年6月16日(木)22:30~6月17日(金)8:40


【会社概要】
商号  : リーディア株式会社
代表者 : 代表取締役 雨ノ宮 裕一郎
所在地 : 神奈川県横浜市西区
設立  : 2013年6月
資本金 : 785万円
事業内容: 無線コンサルティング、評価ビジネス
URL   : http://www.leadea.jp/

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

図2:回線種別マップ図3:受信速度マップ図4:平均受信速度

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