10月7日 村上春樹さん最新短編集『女のいない男たち』(文藝春秋)電子書籍版を文庫本と同時発売さらに短篇集3作の電子書籍版も同日発売!
@Press / 2016年9月29日 10時15分
株式会社文藝春秋(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:松井清人)では、10月7日(金)より、村上春樹さんの最新短篇集『女のいない男たち』電子書籍版を、文庫本と同時に発売します。これに合わせて『パン屋再襲撃』『TVピープル』『レキシントンの幽霊』の短篇集3作も、同日に電子書籍化して発売します(9月30日から予約開始)。
『女のいない男たち』は、表題作のほか「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」の全6篇を収めた、村上ワールドを最高度に結晶化しためくるめく短篇集です。
また、今回、同時に電子化される『パン屋再襲撃』には、長篇“ねじまき鳥クロニクル”の原形となった作品など、初期の傑作6篇を収録しています。
『TVピープル』は、TVピープルが部屋にやってきたことで始まる奇妙な物語の表題作、男に犯されやすいという特性を持つ美しい女性建築家の話「加納クレタ」など、奇妙な味わいの作品が並びます。
『レキシントンの幽霊』は、「氷男」と結婚した女の運命や、椎の木の根元から突然現れた緑色の獣の話など、どこか怖く、そして楽しい不思議な物語全7篇を収めています。
それぞれに、村上ワールドの様々な面白さが詰まった作品となっています。
文藝春秋の村上春樹さん作品は、昨年8月に、エッセイ『走ることについて語るときに僕の語ること』が初めて電子書籍化されました。同11月には、単行本に入り切れなかったカラー写真を収録した『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 電子特別版』を単行本と同時発売。同12月には、村上作品の国内での小説作品初電子化となる『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を発売して話題になりました。
これらの作品は、発売以来、電子版もロングセラーとなっています。村上さん作品の電子化が進む事は、電子書籍業界全体の活性化に、確実に繋がっていると考えられます。
■書誌■
『女のいない男たち』
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1679070800000000000X
販売価格:700円
『パン屋再襲撃』
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1675021100000000000B
販売価格:540円
『TVピープル』
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1675020200000000000D
販売価格:500円
『レキシントンの幽霊』
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1675020300000000000G
販売価格:490円
※価格は電子書店によって異なる場合があります。
■発売売電子書店■
Kindleストア、楽天Kobo、iBooks Store、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、GALAPAGOS STORE他、電子書籍を販売している主要書店
■著者紹介 村上春樹■
1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞。82年に『羊をめぐる冒険』で野間文芸新人賞、85年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞、96年『ねじまき鳥クロニクル』で読売文学賞、99年『約束された場所で underground 2』で桑原武夫学芸賞。2006年には、フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、07年に朝日賞、坪内逍遥大賞、09年エルサレム賞、『1Q84』で毎日出版文化賞など、日本だけでなく世界の多数の文学賞を受賞。『ノルウェイの森』『国境の南、太陽の西』『神の子どもたちはみな踊る』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』や『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』など多くの著作、翻訳があり、新作の発表時には常に注目を集める人気作家です。
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プレスリリース提供元:@Press
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