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中国有数の複合企業である「華潤(集団)有限公司」の中核会社「華潤医薬集団有限公司」へ出資

@Press / 2016年10月13日 18時0分

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、中国有数の複合企業である「華潤(かじゅん)(集団)有限公司」(以下、華潤集団)の中核会社「華潤(かじゅん)医薬集団有限公司」(以下、華潤医薬集団)と、同社の香港証券取引所上場に際し、同社普通株式8.2億香港ドル相当を取得する契約を締結いたしました。

◆詳細はWebページをご覧下さい。
  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1120.html?link=atp

華潤医薬集団は、低分子薬やバイオ医薬、漢方薬など多種多様な医薬品の製造・卸売・小売ビジネスを展開しています。2007年の設立以降、中国内の製薬・流通企業の戦略的な買収を通じて成長し続け、2015年の売上高では中国第2位の医薬品事業会社となり、医薬品卸売業としても有力なプレーヤーです。中国本土において、109の販売子会社、114の物流センターといった強固な基盤を保有しており、4.1万以上の病院へ直売しています。
また、華潤医薬集団の傘下には、健康食品・サプリメントの小売を行う東阿阿膠(とうああきょう)を、華潤集団グループには中国最大級の小売大手チェーンで華潤万家(かじゅんばんか)を有するなど、華潤グループとしては多数の流通網を持っています。
富士フイルムは、X線画像診断機器や内視鏡、医療ITなどの医療診断システム・サービスを中心に中国でヘルスケアビジネスを展開してきました。昨今では、中国有力製薬会社である深圳万楽薬業有限公司とキノロン系経口合成抗菌薬「ジェニナック錠」の独占販売契約を締結し、また中国大手製薬会社の浙江海正薬業股※有限公司(※は人へんに分)と抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」の有効成分に関する特許ライセンス契約を締結するなど、中国製薬企業との協業を加速させヘルスケアビジネスの拡大に向けて取り組んでいます。
富士フイルムは、今回の華潤医薬集団への出資を機に、当社がもつ良質な医薬品やサプリメント、再生医療、医療機器といったヘルスケア分野での中国ビジネスのさらなる拡大を検討していきます。

<関連情報>
富士フイルムの事業領域:メディカルシステム・ライフサイエンス
  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/solution/healthcare/index.html?link=atp
富士フイルムニュースリリース一覧
  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/index.html?link=atp
富士フイルム株式会社
  ⇒ http://fujifilm.jp/?link=atp
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