<AI×シフト>株式会社PAL・AI TOKYO LAB・北海道大学が産学連携研究を開始
@Press / 2016年11月9日 9時30分
株式会社PAL(本社:大阪市西区、代表取締役:辻 有吾)は、AIテクノロジーを活用し、正確な物量予測と最適なスタッフシフトの自動調整を可能とするシステム開発を、株式会社PAL×AI TOKYO LAB×北海道大学 調和系工学研究室の産学連携プロジェクトとして共同研究に着手いたしました。
詳細URL: http://www.pal-style.co.jp/lp/ai-shift001/
現状の物流センターにおける物量予測やスタッフシフトの調整は、物流センター長の経験からくる“勘”に頼る傾向があり、荷主様から入手する販売予測をベースとして、物流センター内の物量を予測し、スタッフシフトの作成を行っております。しかし、予測と実体の乖離は頻繁に生じており、物流センターは日々人員調整や募集対応に苦労している実態があります。
そこで、荷主様側の物量分析や景況感、天候、経済等の外部データの分析から、物流センターにおける数年分の細かな内部データを掛け合わせ、AIテクノロジーを活用することで、日々変化する物量データを正確に予測し、そして、その物量に最適なスタッフシフトを自動調整するシステムを開発していきます。また、働く方々やチームのパフォーマンスや希望を正しく把握していくことで、個人やチームにとっても最適なシフト調整を実現していきます。
それにより、物流センター長は、月・週単位の物量予測の作成、並びに、スタッフシフトの組み立て・工数管理や予算管理業務の軽減を実現することができます。また、働く方々にとっても安心して、計画的にご勤務いただける環境を提供することが可能となります。
株式会社PALは、「モノの流れの生産性を向上させ、企業と人と街の成長を支える」ことをミッションに掲げ、これまで、物流センター内のオペレーションの生産性向上に特化して事業を営んできたなかで、人の稼働状況を分単位でデータ化し、各工程毎の様々な生産性向上に日々努めています。このAIテクノロジーを活用した物量予測並びにシフトの自動化は、物流センター内の生産性を向上できるツールとして、当社が取扱う物流現場のみならず、多くの人材を雇用する他現場、並びに、他業界への生産性向上に対しても貢献可能なツールへと進化していくものとなります。
この産学連携プロジェクトは、物流センター内のスタッフシフトの自動調整にとどまらず、労働者のメンタルヘルスの管理、在庫管理、機械の故障予測等、物流を取り巻く様々な用途開発へとつながっていきます。先端テクノロジーを活用することで、働く多くの方々の就労環境や生活が、より良くなっていくことを目指し、取り組んでまいります。
■株式会社PALについて
PALは、物流の未来形プラットフォームの構築をコンセプトに、従来の3PL事業と先端テクノロジーが融合した新しい物流オペレーションを提案しています。
「PALで、物流をもっと面白く」
会社名 : 株式会社PAL
代表者 : 代表取締役 辻 有吾
所在地 : 大阪市西区北堀江2-3-3 久竹ビル2F
設立 : 2000年12月
社員数 : グループ総計 102人
URL : http://www.pal-style.co.jp/
事業内容: 物流アウトソーシング事業
通販ソリューション事業
ロボティクス導入支援事業
冷蔵冷凍物流事業
■今後の展望
PALは2000年の創業以来、一貫して物流オペレーション領域の課題解決に尽力してまいりました。多様化する顧客ニーズにお応えするため、センターの形態・商材に幅広く対応し、設計から運用までを行う独自のワンストップサービスを提供しております。また、近年はシステムやロボティクスを活用した独自のオペレーションを標準化し、物流業界の最大課題である人手不足の解決を図るソリューションをご提案。
今後もPALは、物流と先端テクノロジーが創り出す未来物流をデザインし、顧客の物流最適化に努めてまいります。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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