九州電力グループ“キューデンインフォコム”が第3の拠点となるデータセンターを“博多”に建設！「Qicデータセンター博多駅」平成31年サービス開始予定

株式会社キューデンインフォコム(略称：Qic、所在地：福岡市中央区、代表取締役社長：田嶋 正彦)は、福岡市博多区に当社3拠点目となる「Qicデータセンター博多駅」の建設に着手します。
今回建設する「Qicデータセンター博多駅」は、九州最大のターミナル博多駅から徒歩数分の好立地であり、災害に強い信頼の都市型データセンターとして、最新鋭の高信頼ファシリティでお客さまにご満足いただけるサービスをご提供いたします。
なお、本データセンターのサービス開始は、平成31年を予定しております。


■背景
当社は、平成15年に「Qicデータセンター福岡姪浜」、平成27年に「Qicデータセンター福岡空港」を運用開始し、低災害リスク・高い都市機能を誇る福岡の特長と高信頼ファシリティ・安心のサポート体制により、お客さまにご好評をいただいてまいりました。
近年の大規模自然災害を契機に、自治体や企業においてBCP(※1)やDR(※2)への意識が浸透し、情報システムの安定稼働やデータ保全、非常時の早期復旧対策として、データセンターの重要性はますます高まっています。また、クラウドサービスの急速な拡大やビッグデータ、IoTの発展によるデータ量の増大など、今後もデータセンター市場のさらなる成長が見込まれることから、当社3拠点目となる「Qicデータセンター博多駅」の建設を決定いたしました。


■「Qicデータセンター博多駅」の特長
Qicデータセンター博多駅は、「安心・安全な立地環境」、「建物免震構造をはじめとした高信頼ファシリティ」、「安定したサービス提供の実績と万全のサポート体制」、「主要都市から好アクセスな環境」により、お客さまの情報資産を守り抜く安心と信頼のデータセンターサービスをご提供いたします。

1．全国屈指の低災害リスク
福岡は、地震や津波などの自然災害リスクが低く、BCP／DR対策の拠点として最適な地域です。

2．大変便利な立地環境
「Qicデータセンター博多駅」は、九州最大のターミナルである博多駅の近傍に立地し、東京・大阪・名古屋といった主要都市からのアクセスが大変便利な都市型データセンターです。このため、緊急時にも各種交通手段により、短時間に駆けつけ可能です。

3．九州随一の高信頼ファシリティ
(1)高信頼ファシリティ
建物は、大規模な地震発生時にも揺れを軽減して安定運用を継続できる免震構造を採用しています。また、電力は異なる変電所からの2系統受電であり、加えて冗長化した無停電電源装置や非常用発電機により、万が一の場合でも安定して電力を供給し続けます。
さらに、電気・通信設備、サーバルームなどの重要設備は、全て建物の2階以上に設置しており、あらゆる災害時にも継続運用が可能な設計としています。

(2)当社最大級のキャパシティ
サーバルームは、約1,400ラックを設置できるスペースを有しており、電源は1ラックあたり最大30kVAまで対応可能。クラウド事業者の基盤システムから企業の基幹システムご利用など、大規模なニーズにも対応可能です。

(3)厳重なセキュリティ
建物内には、入口からサーバラックまで幾重もの物理的な区画を設けており、各区画のセキュリティレベルに応じて、各種ゲートや生体認証、共連れ防止装置などを設置し、許可された者以外の入室やお客さま情報システムへの接触を阻止します。このような厳重なセキュリティは、FISC(※3)に準拠しており、高いセキュリティレベルを希望されるお客さまのニーズにお応えします。

4．安心と信頼のサポート体制
当社は、データセンターの運用において、ISMS認証(※4)とBCMS認証(※5)を取得しており、安心と信頼のサポート体制で10年以上にわたり安定したサービスを提供してきました。
今回建設する「Qicデータセンター博多駅」においても、ISMS認証とBCMS認証を取得する予定です。


■「Qicデータセンター博多駅」の概要(予定)
運開時期　：平成31年予定
建物構造　：建物免震
延床面積　：約10,000平方メートル
ラック数　：約1,400ラック
ラック電源：8kVA(実効)、30kVA(最大)
電源　　　：受電方式　　　：異変電所2系統受電
　　　　　　無停電電源装置：冗長構成
　　　　　　非常用発電機　：冗長構成


※1　BCP(事業継続計画)：災害や事故などが発生した場合でも確実に事業継続させるための計画
※2　DR(ディザスタリカバリ)：自然災害などによる被害からシステムを復旧・修復させるための備え
※3　FISC：金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準
※4　ISMS認証：情報セキュリティマネジメントシステム規格、ISO27001
※5　BCMS認証：事業継続マネジメントシステム規格、ISO22301

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プレスリリース提供元：＠Press

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