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伊藤忠商事株式会社との資本業務提携について

@Press / 2017年4月11日 15時30分

株式会社グリッド(本社:東京都港区、社長:中村 秀樹、以下、「GRID」)と伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤 正広、以下「伊藤忠商事」)は、GRIDの第三者割当増資による株式の取得、ならびに伊藤忠商事グループやその顧客に対して人工知能(以下、「AI」)技術を活用したAIソリューションを展開することに関して、資本業務提携を行うことを合意しました。


GRIDは、機械学習/深層学習のフレームワーク「∞ReNom」(リノーム)(※)を開発・提供しております。GRIDが開発したReNomは、AIを開発するための汎用的なソフトウェアであり、ReNomを活用する事により、AIを使った消費電力予測のような社会的な課題や、故障・異常検知といった個別の課題を解決するサービスの開発が可能となります。また、実用性の高いアルゴリズムの組み合わせにより、個別に開発する場合と比べ、開発期間を4割以上短縮する事が可能です。伊藤忠商事ではこのGRIDの事業を共同で更に推し進めるべく、今回の資本業務提携を行う事となりました。


今後、GRIDと伊藤忠商事では、GRIDが提供する機械学習フレームワーク「ReNom」を活用し、同社と国内・海外の製造・金融・ヘルスケア・情報通信分野等でのサービス開発を行うだけではなく、伊藤忠商事グループ社内での人事・財務等オペレーション効率化・高度化を目的としたAI導入も検討してまいります。


国内外でのベンチャー投資を積極的に推進している伊藤忠商事はAI分野を注力分野のひとつと位置付けており、テクノロジーを活用した新たなAIサービスの展開を今後も拡大してまいります。


※機械学習フレームワーク「ReNom」
「ReNom」は、GRIDが開発した深層学習アルゴリズムや最適化アルゴリズム、生成モデルなどの、実用性の高い様々なアルゴリズムをライブラリー(機能部品群)として備えた、AI開発のためのフレームワークです。複雑な設定を必要とせず、ライブラリーを組み合わせるだけで専門家でなくても容易にAIを構築することが可能です。

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プレスリリース提供元:@Press

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