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ロボットによる自動組立対応0.5mmピッチFPC/FFCコネクタワンアクションタイプ「6810シリーズ」販売開始

@Press / 2017年6月21日 11時45分

6810シリーズ
京セラ株式会社(社長:谷本秀夫)は、FPC/FFCを挿入し完全嵌合(かんごう)状態になると自動でロックがかかるワンアクションタイプの0.5mmピッチFPC/FFCコネクタ「6810シリーズ」を製品化しました。自動的にロックがかかるので、ロボットによる組立に対応することができ、生産性の向上に貢献します。新商品は本年7月より販売を開始いたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/131229/img_131229_1.jpg

表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/131229/table_131229_1.jpg


昨今、製造現場において産業用ロボットによる工程の自動化が進んでおりますが、これまでの主なロック付きFPC/FFCコネクタは、FPC/FFC挿入後にロック操作を行う必要があるため、作業員による組立作業が一般的でした。

本製品は、産業用ロボットによる工程の自動化に対応した当社初となるワンアクションタイプのロック付きFPC/FFCコネクタです。独自のロック構造により、FPC/FFCを挿入する1つの動作(ワンアクション)だけで自動でロックがかかる良好な作業性を実現しました。さらに半嵌合状態などの嵌合不具合時にはアクチュエータが閉じないため、自動光学検査装置(AOI※)で嵌合不具合品の判別が可能な製品です。基板とFPC/FFCが垂直に嵌合するストレートタイプと、平行に嵌合するライトアングルタイプの2タイプを展開し、2タイプともそれぞれOA機器や産業機器、家電など一般電子機器向けの「通常タイプ」に加え、使用温度範囲を+125℃まで拡大し車載機器にも適した「高耐熱タイプ」をラインアップしました。今後ますます自動化が進む製造工程において、更なる作業効率化に貢献してまいります。
※AOI= Automated Optical Inspection

■6810シリーズの特長1. 独自ロック構造のワンアクションタイプ
FPC/FFCを挿入するだけでコネクタ両端のバネが、アクチュエータの回転を補助し、完全嵌合状態になると自動でロックがかかるしくみになっています。
FPC/FFC抜去時は、アクチュエータのタブを押さえながら引き抜く操作が必要なため、ロックが解除された状態のままになってしまうことがなく、操作ミスや意図しない接触によるFPC/FFCの抜けを防ぐ高信頼設計です。この構造により良好な作業性と確実な接続を両立しました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/131229/img_131229_3.jpg

2. 自動組立ラインと自動光学検査装置(AOI※)に対応し、作業効率化に貢献
ロボットによる自動組立ラインに対応したワンアクションタイプです。また、アクチュエータで嵌合不具合が検知できるので、目視での確認はもちろん、自動光学検査装置(AOI※)による判定ができ、半嵌合品の流出対策に貢献します。
■自動光学検査装置(AOI※)での判定例
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/131229/img_131229_4.jpg
3. 設計の自由度を向上させるストレートタイプとライトアングルタイプを用意
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/131229/img_131229_5.jpg
4. 車載機器にも対応可能な+125℃までの高耐熱タイプも準備
高温になる車載機器のエンジンルーム近くの接続にも適した+125℃までの高耐熱対応品もラインアップしています。

5. 環境に優しいRoHS指令対応・ハロゲンフリー対応製品

6. 製品仕様
京セラ株式会社 HP(リリース)をご参照ください。
http://www.kyocera.co.jp/news/2017/0606_kdpp.html







詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

アクチュエータタブOI判定(NG)ストレートタイプ

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