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NTT ComグループとRancher Labsが企業向けコンテナサービスの提供に向けて協業

@Press / 2017年7月6日 15時0分

協業イメージ図
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下:NTT Com)、株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下:NTTPC)、Rancher Labsは、企業向けコンテナ(※1)サービスの提供に関する協業を2017年7月6日に合意しました。
本協業を通じて、NTT Comのクラウドサービス「Enterprise Cloud」のメニューとして、2017年10月より、大規模企業向けに閉域網で接続可能なプライベートコンテナサービスの提供を開始予定です。また、2017年内に、NTTPCのクラウドサービス「WebARENA」のメニューとして、中堅・中小企業向けパブリックコンテナサービスも提供予定です。


1.協業の背景と狙い
デジタルトランスフォーメーションの進展により、お客さま企業におけるコンテナプラットフォームソフトウェアの開発・検証や、本番環境での利用の増加が見込まれています。その一方で、コンテナ環境は、運用管理が難しく、セキュリティへの対応も不安視されています。
こうした中、Rancher Labsのソフトウェア提供や技術支援の下、NTT ComとNTTPCがDockerコンテナ管理ソフトウェア「Rancher」を活用したDocker(※2)コンテナサービスをクラウド提供することにより、お客さま企業が、迅速かつ容易にセキュアなコンテナ環境を利用できる、企業向けPrivate Container as a Serviceを実現します。また、本協業にあたり、Rancher Labsでは、国内初のクラウドサービスプロバイダー向けのソフトウェアライセンスモデルを開発し、提供します。

<協業イメージ図>
https://www.atpress.ne.jp/releases/132082/img_132082_1.jpg


2.企業向けプライベートコンテナサービスの特徴
(1) Web管理UIの提供
・Rancher Labsが提供するDockerコンテナ管理ソフトウェア「Rancher」を利用することで、Dockerコンテナおよびホストを容易に管理・運用可能です。主な項目は、以下の通りです。
― Dockerコンテナの作成・削除
― Dockerコンテナおよびホストのスケールイン/アウト
― お客さまシステムのカタログ化
― Dockerコンテナおよびホストの監視

・Rancher Labsが提供するDockerコンテナ管理ツール「Cattle」に加えて、Google社などが開発を進める「Kubernetes」も利用可能です。

(2) カタログ機能の提供
Rancherコミュニティが提供する、多種多様なカタログを利用し、複数コンテナから構成されるシステムを容易に構築可能です。また、お客さまが作成したコンテナやシステム構成をカタログ化することにより、容易にシステムを複製・復元可能です。

(3) コンテナ実行環境の管理とサポート提供
・コンテナの実行環境を即時提供可能なため、お客さまによるコンテナ環境のインストールや設定作業は不要です。

・コンテナの実行環境の維持管理をサービス提供するため、お客さまの運用負荷を軽減します。

・日本語/英語によるテクニカルサポートを利用可能です。

(4) 「Enterprise Cloud」メニューとの連携
「Enterprise Cloud」の仮想サーバーにRancher環境を構築することで、データベースなど、「Enterprise Cloud」の豊富なメニューと連携可能です。


3.今後の展開
NTT ComグループとRancher Labsは、2017年7月から、大手製造メーカーのIoT基盤の実証・評価を実施予定です。


(記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です)

※1 コンテナ:データやオブジェクトなどをまとめて格納するためのデータ構造やクラスなどの総称。
※2 Docker:Docker社が開発を創始したオープンソースであり、Linux上で、独立した別のLinuxシステムを起動することができる、コンテナ型の仮想化ソフトウェア。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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