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高度な情報漏洩対策技術を備えたモバイルライブ映像システムを開発

@Press / 2017年7月18日 18時0分

サービスイメージ
技術創出ベンチャーの有限会社TRIART(本社:福岡県飯塚市、以下 TRIART)とトヨタ自動車九州株式会社(本社:福岡県宮若市、以下 トヨタ九州)は、指定した環境のみで動作可能なカメラから得られる情報を暗号処理することにより、企業の機密情報漏洩を防止できるモバイルライブ映像システムを開発しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/133440/LL_img_133440_1.png
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スマートデバイスの業務活用が一般化する一方、機密情報を取り扱う業務環境においてはこれまで情報漏洩を防止するためにカメラ機能を制限する必要がありました。このため、TRIARTとトヨタ九州は、カメラ機能を制御し、端末内に一切データを残すことなくデータを管理できるセキュアカメラシステムを2014年2月に共同開発し、トヨタ九州の工場内で運用してきました。
その結果、厳重なセキュリティを担保しながら、機密情報の撮影が可能な業務環境を実現し、画像情報を利用して組立工程における自動車部品の構造改善が提案できるようになるなど業務の効率化に成功。同システムをTRIARTが「XCOA-CAM(クロスコア・カム)」として商品化し、モバイル端末導入の必要がありながら、セキュリティを担保しなければならない企業などから好評を博してきました。

今回はさらに、これまで蓄積してきたノウハウを活かし、高度なセキュリティを担保しながら画像情報のみでなくライブ映像も情報共有できるシステムを開発しました。
この新しいシステムでは、iPhoneなどのスマートデバイスのカメラ機能を制御する技術と情報漏洩を防止するための閲覧者制限可能なセキュアサーバ技術を応用。位置情報や時刻、ユーザ権限をコントロールすることでライブ映像をリアルタイムに共有し、例えば日本と海外のような連携の難しい遠隔拠点間であっても機密性の高いプロジェクトが遂行可能です。また、通常はシステムにセキュリティ対策を施す影響で迅速な運用が難しくなりがちな弊害を克服し、管理者がより迅速に対応できるインターフェースにも配慮しています。このため、遠隔拠点で災害や事故が発生した際、拠点の端末を容易に遠隔操作でコントロールして映像中継させ、現場の状況を即座に把握する活用も可能です。

TRIARTは九州工業大学発の技術創出ベンチャーで、産学連携により世界に類のない技術開発に取り組む研究戦略型の企業を目指してきました。特に強固なセキュリティが求められるスマートフォン向け遠隔医療用システムの展開やそれを支えるネットワークインフラ技術等の開発に実績を持ち、「セキュリティに強いスマートフォン向けソリューション開発」は国内外に数多く導入されています。
他方、トヨタ九州は「地域社会の発展・取引先との共存共栄」を基本理念の一つに掲げ、九州の持つ力を再発見し活かす地域連携活動として、地元ITベンチャー企業との協業により、九州全体の競争力強化に貢献する取り組みを重視しています。

<システム利用イメージ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/133440/img_133440_1.png


■会社概要
社名 : 有限会社TRIART
本社 : 福岡県飯塚市川津680番地41 CIRD 202
代表者 : 今津 研太郎
事業内容: 新しい技術研究開発とサービスの実現

社名 : トヨタ自動車九州株式会社
本社 : 福岡県宮若市上有木1番地
代表者 : 金子 達也
生産品目: [レクサス車]HS250h、CT200h、RX350/RX450h/RX200t、
NX200t/NX300h/NX200、ES300h/ES350/ES250/ES200
[トヨタ車] SAI


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プレスリリース提供元:@Press

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