テーブルオリーブ専用工場が稼働5周年を発表!5年で約10倍の販売額を記録し、市場もさらに拡大へ
@Press / 2017年8月18日 10時30分
株式会社シェリーズ(所在地:神奈川県厚木市、代表:大村 雅彦)の運営するテーブルオリーブ(※)専用工場は、2017年8月に製造開始5周年を迎えます。2012年にテーブルオリーブの国内製造を開始し、神奈川県厚木市に設けた二カ所の工場から全国のスーパーマーケット向けに製品を出荷してきた当工場の2016年の販売額は2012年に比べ約10倍に伸びました。2017年度はすでに2016年度の販売額より約5%増加しており、需要の拡大に伴い、今年市内に設置した三カ所目となる新工場を本格稼働させ、広範な製品を供給する体制づくりを急いでいます。
※テーブルオリーブとは食用のオリーブのことです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/135657/LL_img_135657_1.jpg
工場内部
■国内初の取り組み
原料となるオリーブは、プラスティック製のドラム缶に入った状態で海上輸送されます。イタリアやギリシャで塩蔵された未殺菌の一次原料ですが、冷蔵コンテナで輸送されるので収穫直後の状態を保存していて、果肉は固く絞まり、色も鮮やかです。新工場では、この一次原料を脱塩した後に包装し、殺菌工程を加えて出荷します。
海外から最終製品を輸入するのではなく、一次原料を輸入して国内で最終製品に仕上げることにより、品質が向上するとともに、多様な製品を国内製造できるメリットが生まれます。原料を自社で調整することで、日本人の好みにあった味に仕上げることができるようになりました。このように、樽入りの一次原料を輸入してテーブルオリーブを製造するのは国内初の試みです。
■消費拡大の主役は「冷蔵オリーブ」
テーブルオリーブはビタミンEが豊富で、多種のポリフェノールを含むなど健康イメージが高い半面、塩分が敬遠されることもあります。シェリーズで製造しているのは塩分濃度2.5%と薄味で、「冷蔵オリーブ」と称されるカテゴリーのものです。収穫後、脱渋プロセスから流通まで、一貫して冷蔵保存が必要になりますが、素材の味を楽しむ日本人の嗜好に合ったオリーブです。常温で流通している缶詰や瓶詰めのオリーブしか食べたことのない人は冷蔵オリーブの味の違いに驚き、圧倒的な支持を得て消費が拡大してきました。
■拡大トレンドになりつつあるテーブルオリーブ
テーブルオリーブは国内でほぼ製造されておらず、事実上、消費量の全てを輸入に頼っています。そのため、市場に出回っている商品は海外で加工されて最終製品になります。もし、製品の味を決定する脱塩工程が国内にあれば、日本人の嗜好に合った製品を作って市場に供給することが可能になります。そのためには、一次原料を確保し、それを脱塩して加工する専用工場が必要でした。当然、そのような設備投資に見合う市場性も必要です。
近時のワインブームなどもあり、「おつまみ」として需要が拡大しているトレンドは貿易統計からも明らかで、今後の更なる消費拡大が予測されます。
■会社概要
商号 : 株式会社シェリーズ
所在地: 【本社事務所】〒243-0002 神奈川県厚木市元町6-6
【田村町ファクトリー】〒243-0016 神奈川県厚木市田村町1-30
【旭町ファクトリー】〒243-0014 神奈川県厚木市旭町1-9-16
【新工場】〒243-0026 神奈川県厚木市下津古久50
代表者: 大村 雅彦
URL : http://www.shelleys.co.jp/
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プレスリリース提供元:@Press
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