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分析機器・科学機器の総合展示会「JASIS 2017」開催

@Press / 2017年9月6日 14時0分

一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA、所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-12-3、会長:栗原 権右衛門/日本電子株式会社 代表取締役社長)と一般社団法人日本科学機器協会(JSIA、所在地:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-8-5、会長:矢澤 英人/株式会社ダルトン 取締役会長)は、共同で主催している分析機器・科学機器の専門展示会「JASIS(ジャシス)2017」を、本日9月6日(水)から9月8日(金)まで幕張メッセ及びその周辺施設にて開催します。


JASIS 2017では、2012年から採用しているキャッチフレーズ「未来発見。」(Discover the Future.)を継続します。ここには、JASISが日本ならではの高度で繊細な技術やものづくりの発想があふれる場であること、この分野のアジア最大級の展示会として、イノベーションを生み出し、将来の科学やビジネス発展につながる発見がある場であるとの意味が込められています。今年は、より多くの皆様に新たな発見をしていただきたく、小間展示フロアだけでなく、講演数・種類ともに充実したコンファレンス・セミナー、出展社が行う新技術説明会など、多彩な企画を用意しています。


【開催概要】
2017年9月6日(水)から8日(金)の3日間、幕張メッセを中心に開催いたします。展示会場としては、国際展示場4~8ホールを使用します。コンファレンス・セミナー及び新技術説明会は、幕張メッセ国際会議場、ホテルニューオータニ幕張、アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>にて開催します。展示面積は33,500m2と過去最大となった昨年と同様の規模ですが、出展社数は506社・機関、小間数は1,478と、いずれも過去最多*となります。海外からも、昨年の8ヶ国を大きく上回る13ヶ国**と多くの出展があります。
https://www.jasis.jp/

(参考)
*これまでの最多:出展社数504社(2016年)、小間数1,473(2015年)
**出展国:オーストラリア、カナダ、中国、チェコ共和国、フランス、インド、インドネシア、マレーシア、韓国、スイス、タイ、英国、米国(過去最多は2013年15ヶ国)


【主な企画】
1. ライフサイエンスイノベーションゾーン
2013年から継続している特別企画「先端診断イノベーションゾーン」を進化拡大させた「ライフサイエンスイノベーションゾーン」を今年も展開します。キャッチフレーズは、「ライフサイエンス市場をリードする分析と計測の新世界 ~健康と医療の接点を探る~」。このゾーンでは、代謝計測、蛋白質解析、遺伝子解析、細胞解析などにICT・人工知能を加えた先端分析技術、製品等を紹介します。具体的には、3日間にわたり、基調講演28件、約60社の出展企業・団体の展示、約40件の出展企業によるプレゼンテーションが行われます。
さらに、展示会場隣接の幕張メッセ国際会議場では、このゾーンと連携したコンファレンスプログラムも開催します。
また、ライフサイエンス市場でのビジネスマッチング促進を目的とした商談ラウンジや来場者の見学をサポートしながらビジネスマッチングを促進する人工知能を駆使した検索システムをゾーン内に設置します。
JASISは本企画を通じて、ライフサイエンス各領域のビジネス拡大を目指し、産業面から支援していきます。
https://www.jasis.jp/exhibitors/ls.html

<会場>
幕張メッセ国際展示場8ホール

<主な講演>
■9月6日(水)
テーマ(1):次世代ヘルスケア(2講演)
テーマ(2):ヘルスケアと薬づくり(6講演)
・特別講演:「サイエンスによる生命の秘密の解明」
和田 昭允氏(東京大学 名誉教授)
・特別講演:「創薬の未来を支える最先端の分析ワークフロー」
Stephen Martin氏(ノバルティス バイオメディカル研究所
アナリティカルサイエンス&イメージング部門 部門長)

■9月7日(木)
テーマ(1):人工知能・深層学習、バイオへの応用を予測(4講演)
テーマ(2):早期治療を実現する早期先端診断の役割(5講演)
・特別講演:「肺癌撲滅を目指して ~早期発見と早期診断の重要性~」
加藤 治文氏(新座志木中央総合病院 名誉院長)

■9月8日(金)
テーマ(1):未来社会と生活を支えるサイエンスの可能性(6講演)
テーマ(2):生命(細胞)を観る(5講演)
・特別講演:「ガンを観る目を研ぎ澄ます」
重川 秀実氏(筑波大学 数理物質系 電子・物理工学専攻 教授)


2. オープンソリューションフォーラム
昨年から開催しているオープンソリューションフォーラムを今年も展示フロアにて開催します。JASISで恒例の人気企画「新技術説明会」では出展社が自由にテーマを設定し発表しますが、本企画では、「テーマ別新技術説明会」として主催者が、日毎に、関心が高い共通の課題をテーマとして設定しています。今年のテーマは、「環境規制」(9月6日)、「食品のおいしさ評価」(9月7日)、「自動車」(9月8日)。それぞれのテーマについて、毎日、その分野の先端的な研究者、技術者による基調講演が2件、出展各社の関連技術・製品情報が6~7件提供されます。「新技術説明会」では、出展社が最新の製品・技術情報を独立して紹介します。
一方、本フォーラムでは、共通のテーマに関する課題提供、ソリューション提案がひとつの会場で紹介されます。
https://www.jasis.jp/seminar/osf.html

<会場>
幕張メッセ国際展示場4ホール

<基調講演>
■9月6日(水)
テーマ:環境規制
・基調講演(1):「EU RoHS(II)指令とリスク管理」
松浦 徹也(一般社団法人 東京環境経営研究所 理事長)
・基調講演(2):「chemSHERPAの海外展開に向けて ~世界のデファクトスタンダードを目指して~」
町井 弘明(経済産業省 製造産業局 化学物質管理課 総括補佐)

■9月7日(木)
テーマ:食品のおいしさ評価
・基調講演(1):「農産物のおいしさ評価」
堀江 秀樹(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 茶品質機能性ユニット長)
・基調講演(2):「メタボロミクスの食品機能解析への応用」
福崎 英一郎(大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻 教授)

■9月8日(金)
テーマ:自動車
・基調講演(1):「Hondaの燃料電池自動車開発と水素社会に向けて」
守谷 隆史(株式会社 本田技術研究所 四輪R&Dセンター 第5技術開発室 上席研究員)
・基調講演(2):「次世代車載電池開発に必要な計測分析技術」
内本 喜晴(京都大学大学院人間・環境学研究科 相関環境学専攻 教授)


3. 新技術説明会
毎年、来場者から高い評価をいただいている「新技術説明会」は、今年も、昨年と同様の規模で、出展社101社によって、347件の新しい製品・技術の紹介が行われます。来場者の利便性を考慮して、できる限り同じ製品・技術が同時に開催されないように全体のプログラムが構成されていますので、効率的な情報収集が可能となっています。同時通訳付きの英語の発表も4社5件行われます。

<会場>
アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>(11会場)及びホテルニューオータニ幕張(5会場)

<発表件数>
25分発表:216件、50分発表:131件


4. JASISコンファレンス
展示会併催のJASISコンファレンスは、昨年とほぼ同等の32団体50セッションの規模で開催します。会期は展示会より1日早くスタートし、9月5日(火)から4日間開催されます。国際コンファレンスセッションとして、「国際分析化学シンポジウム」、「英国王立化学会(RSC)東京国際コンファレンス」、「中国フォーラム」、「アジアテクニカルフォーラム」が開催されます。「国際分析化学シンポジウム」は従来の米国からの講演者に加え、今年初めてドイツ化学会からの講演者を迎えての開催となります。さらに、毎年好評のJAIMAセミナー(全12講座)、日科協セミナー「知っておきたい科学機器業界の基礎知識」など、さまざまな内容で開催します。
https://www.jasis.jp/seminar/jasis.html
https://www.jasis.jp/regist/jp/jasisconfsrch.php


5. サイエンスセミナー
「アインシュタインの奏でる宇宙からのメロディー ~KAGRAの挑戦と重力波天文学が解き明かす宇宙の謎~」
東京大学宇宙線研究所・重力波観測研究施設 教授 川村 静児先生に、重力波、重力波天文学、検出方法、初検出、現状と今後等について詳しく解説していただきます。また、宇宙からやってくる重力波のメロディーを聞いていただけます。

<開催概要>
日時:9月8日(金)13:00~14:30
会場:幕張メッセ国際会議場2FコンベンションホールA
https://www.jasis.jp/seminar/science.html


6. 特別セミナー「分析・科学機器と日本薬局方」
「理化学試験法の最近の動向」を神戸薬科大学(国立医薬品食品衛生研究所 客員研究員)四方田 千佳子先生に、「バイオ医薬品の品質管理戦略構築と分析法」を国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部部長 石井 明子先生に、「分析・科学機器と化学薬品分析法」を国立医薬品食品衛生研究所薬品部部長 合田 幸広先生に、ご紹介いただきます。

<開催概要>
日時:9月7日(木)14:00~16:00
会場:幕張メッセ国際会議場2FコンベンションホールA
https://www.jasis.jp/seminar/pharmacopoeia.html


7. サイエンスステージ
昨年より、従来の「やさしい科学機器入門」および「科学実験ショー」を、新たに「サイエンスステージ」として開催をしています。「やさしい科学機器入門」は、若手研究者、商社営業マン、メーカー新入社員という方々を対象とした科学機器の基礎講座で、今年は信頼性概論、塩水噴霧試験機、振動試験機、培養装置、真空ポンプなどについて9月6日(水)、9月7日(木)の2日間にわたる開催となります。「科学実験ショー」は、公益財団法人日本科学技術振興財団(科学技術館)の主催による実験を交えた企画であり、今年は「分光の基本と応用」をテーマに、9月8日(金)に開催いたします。


8. その他
(1) JASIS WebExpo
今年から、あらかじめ登録いただいた方を対象としたインターネット配信サービス「JASIS WebExpo」を開始しました。JASIS WEBからご登録いただきますと簡単にログインができ、現在は、昨年好評だった講演を20本以上ご覧いただけます。さらにJASIS 2017後には、今年の講演・セミナー約30件及び出展社120社以上の製品・技術情報が記載された資料をダウンロードしていただけます。

(2) 各種資料、冊子配布
「科学・分析機器総覧 2017 印刷版」、「科学・分析機器総覧DVD版」、「分析機器の手引き」を会場内特設コーナーで無料配布します(数量限定)。「科学・分析機器総覧DVD版」には、昨年から「科学機器入門」(科学機器製品ガイド)が付録として含まれており、e-book形式でご覧いただけます。
今秋発刊予定の分析機器・科学機器遺産 ~ 記念書籍を(定価2,000円)を展示会場内特設コーナーにて限定数無料配布します。過去5年間の全認定品77品を詳しく解説し、有識者の書き下ろしコラム、遺産を通じた業界史等を収録した書籍です。

(3) ご来場サポート
JASISオフィシャルサイトに「JASISの歩き方」を掲載しています。海浜幕張駅から会場までの案内や会場の効率の良い回り方を紹介しています。
Twitterでは混雑状況などリアルタイムで旬なツイートをお届けします。スマートフォン用アプリは、9月1日からマップ、スケジュール機能をフルに備えた完全版をダウンロード可能となりました。JASIS見学のスケジューリングに大変便利です。
「幕張本郷駅(海浜幕張駅経由)と会場を結ぶ無料シャトルバス」と「つくばからの無料バス」を運行する予定です。
今年から、主催者及び出展社から、有用な情報をご提供させていただくために、また今後のJASISのより良い運営のために、QRコードの読み取りを進めてまいります。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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