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人と付き合いたくない訳ではない?ひとり旅をする訳とは

@Press / 2017年9月28日 16時0分

ひとり旅
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都新宿区、代表取締役:松田 武久)は、毎年実施している独自調査「生活者総合ライフスタイル調査システム CORE」を用いて、首都圏在住の18~79歳の男女における「旅行や行楽の同行者」について分析を行いました。
近年、旅行代理店からもお一人様プランが販売され、一人旅に対するイメージも気を使わず自由気ままに行ける旅として捉えられつつあります。
今回は、「ひとり旅」に注目をし、「ひとり旅」をしている人の特徴について明らかにしました。


■ 『ひとり旅』をするのは1割弱、そのうちの4人に1人は「配偶者がいる既婚者」
・『一人で』旅行に行く人は8%。そのうち81%が男性と、圧倒的に女性を上回る。
また、「既婚(配偶者あり)」は24%となり、ひとり旅をしている約4人に1人は配偶者がいるにも関わらず、ひとりで旅行に行っている。
・同行者ありでみると、『家族と』が最も高く39%。『親しい友人と』が26%、『夫婦二人で』が15%と続く。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/139037/img_139037_2.png


■ 『ひとり旅』派の中にも、“人とつきあいたい”割合が一定数存在
・『一人で』旅行する人は「あまり人とはつきあいたくないと思っている」が28%と同行者あり層に比べて高い。
・しかし、「色々な人たちと積極的につきあい、輪を広げたい」が15%、「人とはつきあいたいと思っているが、なかなか思うようにできないでいる」が21%と、“人とつきあいたい”という気持ちを持っている人が他層と同じ割合で存在している。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/139037/img_139037_3.png


■ 趣味・教養に注力している『ひとり旅』旅行者
・『一人で』旅行する人は、同行者ありに比べて、【衣食住】【人とのおつきあい】の分野には力を入れていない傾向。
・その一方で、「レジャー活動」は36%と同行者ありと大きな差はみられない。
また、「趣味・教養のための活動」は67%、「自分の学習」は49%と同行者ありよりも高く、【趣味・教養】の分野には力を入れている。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/139037/img_139037_4.png


■ R&D生活者インサイト
◇『おひとり様』していても、“人とつきあいたい”と思っている人も一定数存在している
『ひとり旅』をする人は旅行者全体の約1割いることが分かりました。近年、女性のひとり旅のプランも販売されており、『おひとり様』も浸透してきていることから、女性のひとり旅も増えてきているのかもしれませんが、ひとり旅の実態をみてみると、男性が8割を占めており、まだまだ男性が主流のようです。
また、ひとり旅のうち、4人に1人は既婚者(配偶者あり)であり、配偶者がいても夫婦で行かずに、わざわざひとりで旅行に行っている方がいることも明らかになりました。
では、なぜ『ひとりで』旅行に行くのでしょうか。人とのつきあいが嫌いでひとりになりたいのでしょうか。人とのつきあいについての考え方をみると、「あまり人とはつきあいたくない」と思っている人もいるものの、”人とつきあいたい”という気持ちを持っている人が4割弱いることが明らかになりました。そのうち、「人とはつきあいたいと思っているが、なかなか思うようにできないでいる」は約2割おり、この人達は、人とのコミュニケーションがうまくいかず、気軽に旅行できる友人が少ないだけで、実は誰かと一緒に旅行を楽しみたいと思っているのかもしれません。

◇ひとりでも旅行に行くのは、“探究心”を満たすため
ひとり旅に行くのは、「趣味や教養」分野への注力度が高いからだと考えられます。たとえひとりであっても知らない土地へ行き、趣味や教養を深めたいという“探究心”が強いようです。現在、様々なおひとり様用の旅行プランが販売されていますが、『ひとり旅』を前面に押し出すのではなく、「城下町めぐり」「鉄道の旅」「世界遺産巡り」など、“探究心をくすぐるテーマ”を強調したプランを提案することで、より一層ひとり旅を楽しんでもらえるようになるのではないでしょうか。


調査結果の詳細は、無料ダウンロードレポート『人と付き合いたくない訳ではない?ひとり旅をする訳とは』をご覧ください。本リリースで取り上げた結果以外に、以下の内容を掲載しております。ぜひこちらもご覧ください。
(弊社ホームページよりダウンロードいただけます)
・旅行や行楽の同行者(性年代別)
・ふだん付き合いのある友人(旅行同行者別)
・情報関連の意識態度(旅行同行者別)

今回、発表致しましたデータを含む R&D CORE(生活者総合ライフスタイル調査システム)2017単年の集計表を100,000円(税別)にて販売しております。(18~79才まで性年代別等基本分析軸での集計表アウトプット)
R&D CORE(生活者総合ライフスタイル調査システム)を利用した調査・分析:課題の洗い出しから分析、アウトプットまで、R&Dスタッフがお手伝いします。

詳細は弊社ホームページ http://www.rad.co.jp/ をご覧ください。

■ CORE2017調査概要
調査名: CORE2017 マスター調査
調査地域: 首都圏40km圏(調査地点 200地点)
調査対象: 18~79歳男女個人
サンプル数: 有効回収 3000サンプル(人口構成比に合わせて、性×年代別を割付)
サンプリング手法: 住宅地図を用いたエリアサンプリングで抽出
調査手法: 訪問・郵送併用の自記入式留置調査
調査実施時期: 2016年10月(毎年1回 10月実施)
※『CORE』は、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントの登録商標です。

■ 会社概要
会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
代表者: 代表取締役社長 松田 武久
資本金: 30,000千円
設立 : 1968年1月17日
URL: https://www.rad.co.jp
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション/経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション

≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

(図1)旅行や行楽には、どなたと行くことが最も多いか(図2)「人とのつきあい」についての考え方(図3)生活の中で力を入れている分野

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