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神奈川ME-BYOリビングラボの実証事業に採択 ~健康寿命延伸のための地域リーダー育成とその効果を検証~

@Press / 2017年10月11日 11時0分

モチベーション維持のための4つのキーワード
アルケア株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木 輝重)は、神奈川県にて実施される「神奈川ME-BYOリビングラボ」で今年度の実証事業の事業者として採択されました。
本実証事業は、2014年より大磯町・東海大学・アルケア株式会社が共同で実施している「おおいそ産官学連携事業」のアンチロコモ教室において、月1回という低頻度の開催で、教室参加者の8割以上の下肢筋力向上を達成したノウハウ※1を用い、地域住民に対してアンチロコモ教室を開催する地域リーダーを育成し、その教室の効果を検証します。
また、効果検証は、東海大学体育学部(研究代表者:スポーツ・レジャーマネジメント学科 教授 萩 裕美子先生)との共同研究として進めてまいります。
※1 神奈川県の「ME-BYO BRAND」の認定を受けた「アンチロコモ教室」のノウハウです。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/140104/LL_img_140104_1.jpg
モチベーション維持のための4つのキーワード

■「神奈川ME-BYOリビングラボ」概要
「神奈川ME-BYOリビングラボ」とは、県民がより安心して未病改善の実践に取り組めるよう、市町村やCHO構想を実践する企業等と連携し、未病関連商品・サービスの機能・効果等を検証する実証フィールドを提供するとともに、実証結果を第三者が評価する仕組みとして、今年度新たに神奈川県が開始した事業です。


■健康寿命延伸のための地域リーダーを育成
現在の介護予防対策は、行政を主体とした「公助」※2の取り組み(期間が決まった介護予防教室など)が中心となっており、リソースや予算も限られる状況です。今後さらに高齢化は進むことからも、住民が「自助」「互助」※3の意識を持ち、地域で健康を維持・増進する仕組みが必要になってきます。そこで本実証事業では、「公助」の取り組みに「自助」「互助」の取り組みを加え、より多くの人が住み慣れた地域で健康で長生きすることを目指し、運動器機能の維持・改善の効果について実績のある「アンチロコモ教室」のノウハウを用いて地域リーダーを育成します。
さらに、教育プログラムを受けた地域リーダーの方には実際に地域住民に対して、そのノウハウを用いて教室を実施していただき、教室参加者の運動器機能評価と運動指導による効果を検証します。

※2 「公助」とは、法律や制度に基づき、行政機関などがサービスとして提供すること
※3 「自助」とは、自分のことを自分で行うこと
「互助」とは、近隣の人々や地域住民が相互に支え合って、協力・協働して取り組むこと

*実証事業内容
(1) 地域リーダー(個人または法人)を募集し、応募者に対して教室運営のための教育プログラムを実施、運営ノウハウ・ツール等の提供を行う
(2) 教育プログラムを受けた地域リーダーの下、地域住民の参加を募り、教室を実施する
(3) 教室の初回と最終回には体力測定を行い、教室参加による身体機能への効果測定を行う
(4) 地域リーダーに対し、教育プログラム実施前後並びに教室実施前後にアンケートを行い、意識の変化についての検証を実施する


■ノウハウを提供するアンチロコモ教室(自助を中心とした運動教室)概要
「アンチロコモ教室」とは、筋力の維持向上や毎日の運動の大切さを理解したうえで、教室参加者の運動器機能のレベルに応じた体操指導と定期的な数値化、及び自宅で実施した日々の運動を記録することで運動の習慣化を促す自助中心のロコモ予防教室です。大磯町で実際に行ってきた教室では、参加者全体の8割以上※4が下肢筋力向上という結果となっており、さらに継続参加率は9割近い※5結果となっています。継続の仕掛けとして、下記4つが挙げられます。

(1) 「ときどき学び(健康講話)」:知識のインプットにより納得して取り組める
(2) 「日々努力(下肢特化型体操)」:個人のレベルに応じた強度の運動で無理なく継続
(3) 「日々振り返り(運動記録手帳・活動量計)」:毎日の自分の活動状況をダイレクトに意識できる
(4) 「ときどきからだチェック(下肢筋力測定)」:定期的な測定で日々の頑張りを確認し、その後の運動継続の励みにする

※4 下肢筋力:2015年度、2016年度の教室2年合計有効データ 128名中107名(83.6%)が下肢筋力向上
※5 継続参加:2015年度、2016年度の教室2年合計参加者169名中148名(87.6%)が継続参加


■会社概要
アルケアは高齢社会におけるエッセンシャルパートナーとなることを目指し、ウンドケア、オストミー&コンチネンスケア、ロコモティブケア、ナーシングケア、ヘルスケアの 5つの視点でケア現場に貢献する事業を展開しています。

社名 : アルケア株式会社
創業 : 1955年7月
代表者 : 代表取締役社長 鈴木 輝重
従業員数 : 530名(2017年7月末現在)
売上高 : 142億円(2017年7月末現在)
本社所在地: 〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル 19階
事業内容 : 医療機器・医療用消耗材料の研究開発、製造、販売業
関連会社 : 株式会社ザイタック(東京)


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プレスリリース提供元:@Press

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