「Edgecrossコンソーシアム」設立のお知らせ
@Press / 2017年11月6日 14時15分
アドバンテック株式会社、オムロン株式会社、日本電気株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本オラクル株式会社、三菱電機株式会社の6社は、「Edgecross(エッジクロス)コンソーシアム(以下、コンソーシアム)」を設立することで合意しました。企業・産業の枠を超え、エッジコンピューティング領域を軸とした新たな付加価値創出を目指し、グローバルで需要が高まっているIoT化や、日本政府が提唱する「Society5.0*1」とSociety 5.0につながる「Connected Industries*2」の活動に寄与します。
当初のコンソーシアム活動内容は、FA*3・ITの協調を実現するオープンな日本発のエッジコンピューティング領域のソフトウェアプラットフォーム「Edgecross」の仕様策定・普及推進をはじめ、企業・産業の枠を超えた賛同企業が共に協力と協働を行う場の提供などです。今後はグローバルでの活動も含め、製造業のみならず様々な産業への適用拡大を目指します。
本コンソーシアムは、2017年11月29日設立予定とし、同日から開催される「システムコントロールフェア2017」*4で出展を予定しています。
*1:内閣府「科学技術基本計画 第5期科学技術基本計画」で示された、サイバー空間とフィジカル空間(実社会)が高度に融合した「超スマート社会」を未来の姿として共有し、その実現に向けた一連の取組み
*2:経済産業省が2017年3月に発表した日本の産業が目指すべき姿(コンセプト)
*3:ファクトリーオートメーション
*4:オートメーションと計測の先端技術総合展。11/29(水)~12/1(金)に東京ビッグサイトで開催
■ ■コンソーシアム概略
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/142205/table_142205_1.jpg
■ ■「Edgecross」の概要
企業・産業の枠を超え、コンソーシアム会員が共に構築し、FA・ITとの協調を実現するオープンな日本発のエッジコンピューティング領域のソフトウェアプラットフォーム
【主な特長】
(1)リアルタイム診断とフィードバック
・生産現場に近い場所でデータ分析・診断することで生産現場へのリアルタイムなフィードバックを実現
(2)生産現場をモデル化
・生産現場の膨大なデータを階層化、抽象化して管理できるため、人およびアプリケーションによるデータ活用が容易
(3)多種多様なアプリケーションをエッジコンピューティング領域で活用
・ITのアプリケーションをFA用途への適用が容易
・豊富なラインアップから用途に応じたアプリケーションを選択可能
・エッジコンピューティング領域で完結したシステム構築を実現
(4)生産現場のあらゆるデータを収集
・ベンダーやネットワークを問わず、各設備、装置からデータを収集可能
(5)FAとITシステムのシームレスな連携
・クラウドを含めたITシステムとのシームレスなデータ連携によりサプライチェーン、エンジニアリングチェーンの最適化を実現
(6)産業用PC上で動作
・様々なメーカーの産業用PCに搭載可能
■ ■幹事会社各社のコメント
アドバンテック株式会社 社長兼日本地区最高責任者 マイク 小池
コンソーシアムの設立趣旨にアドバンテックは強く賛同いたします。FA-ITの肝になる、エッジインテリジェントサーバをグローバルに展開している弊社は、「Edgecross」を通じて、WISE-PaaSを提供し、Connected Industriesの形成に力強く貢献してまいります。
オムロン株式会社 執行役員副社長 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー社長 宮永 裕
コンソーシアムの設立趣旨に賛同いたします。当社は幅広いFA機器の品揃えとアプリケーションに即した制御技術を活かし、製造現場において機械、装置、機器のIoT化を進め、賛同企業各社と共に「Edgecross」を牽引することで日本の製造業の発展に貢献してまいります。
日本電気株式会社 執行役員 松下 裕
FAとITを協調させるEdgecrossコンソーシアム設立に賛同いたします。NECは自らが取り組んできたものづくり革新の知見と、「NEC Industrial IoT」を構成する技術を活かし、本コンソーシアムの発展に最大限尽力してまいります。
日本アイ・ビー・エム株式会社 常務執行役員 事業開発 バリュー・クリエーション担当 松永 達也
FAとITを協調させる日本発の本コンソーシアムの設立趣旨に強く賛同いたします。IBMが持つグローバルな知見やスキル、またWatson IoT領域の各ソリューション群を生かしながら、「Edgecross」の趣旨を尊重し、本コンソーシアムの発展に貢献してまいります。
日本オラクル株式会社 執行役員 クラウドソリューション営業統括 竹爪 慎治
日本オラクルはコンソーシアム創設メンバーとなり大変光栄です。オラクルは広範かつ統合された「Oracle Cloud」を世界中で展開し、IoTの領域でも多数の実績を有しています。「Edgecross」の普及に「Oracle Cloud」の提供を通じて貢献してまいります。
三菱電機株式会社 常務執行役 FAシステム事業本部長 宮田 芳和
コンソーシアムの設立趣旨に強く賛同いたします。当社としては、17年3月に構想発表したFA-ITオープンプラットフォームの考え方をオープンなソフトウェアプラットフォーム「Edgecross」発展の要素として提案をすることで、本コンソーシアムを牽引してまいります。
■ ■今後のスケジュール
【2017年11月29日~12月1日】「システムコントロールフェア 2017」への出展
【2018年1月17日~19日】「スマート工場EXPO」(会場:東京ビッグサイト)への出展
【2018年春】「Edgecross」の発売開始、マーケットプレイスの運用開始
■ ■システムコントロールフェア出展概要
日程:2017年11月29日(水)~12月1日(金)
会場:東京ビッグサイト (小間番号:1-43)
出展内容:コンソーシアム紹介、Edgecross及び対応予定製品(賛同企業製品)の出展
■ ■商標関連
「Edgecross」は商標登録出願中です。また、* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
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プレスリリース提供元:@Press
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