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0.5mmピッチ基板対基板コネクタ「5656シリーズ」発売

@Press / 2017年11月29日 15時0分

京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫)は、電子部品事業本部の新製品として、業界最大※1可動領域と+125℃までの高耐熱性を実現した0.5mmピッチの基板対基板(Board to Board)コネクタ「5656シリーズ」を開発しましたので、お知らせいたします。本製品は、本年11月30日より販売を開始します。

※1 2017年11月29日 京セラ調べ

動画1:https://www.youtube.com/watch?v=l9rupeOW_4c


画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/144432/img_144432_1.jpg
0.5mmピッチ 基板対基板コネクタ「5656シリーズ」

表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/144432/table_144432_1.jpg



自動車の電装化が急激に進む中、カーナビやIVI※2(次世代車載通信システム)、ミリ波レーダーなどの車載機器に用いられる部品には、振動や温度変化などの厳しい条件下でも正常に動作する高い信頼性と耐久性が求められます。コネクタにおいても同様に、振動下での高接触信頼性やエンジンルーム周辺機器での高耐熱性が要求されています。
本製品はこれらのニーズに対応する0.5mmピッチのフローティング機構付き基板対基板コネクタです。基板実装のズレを吸収するフローティング構造を採用することで、嵌合(かんごう)状態でXY方向に当社従来品比約2.2倍向上となる±1.0mm(F/P※3=200%)可動を可能とし、高い接触信頼性を実現しました。また、+125℃までの高耐熱性を有するため、車載機器が求める厳しい高温環境にも対応が可能です。
当社は今後、高接触信頼性、高温対応を実現する0.5mmピッチのフローティング機構付きコネクタのバリエーションをさらに増やすなど、車載機器向け製品を拡充し、日々進化する自動車産業のニーズに応える新製品の開発を進め、自動車産業の発展に貢献してまいります。

※2 IVI・・・In-Vehicle Infotainment
※3 F/P・・・F= Floating(フローティング量)/P=Pitch(ピッチ)

■「5656シリーズ」の主な特長
1. 業界最大※1の可動領域、XY方向に±1.0mm可動するフローティング構造を採用
嵌合状態でXY方向に±1.0mm(F/P=200%)可動する独自のフローティング構造を採用しました。可動領域が大きいため、基板実装のズレを今まで以上に吸収し、高接触信頼性を実現しました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/144432/img_144432_2.png
2. +125℃までの高耐熱に対応
ー40℃~+125℃までの温度範囲に対応し、耐熱性が求められる車載機器向けに適しています。

3. 設計の自由度を高めるストレートタイプとライトアングルタイプを用意
プラグコネクタはストレートタイプとし、相手側となるリセプタクルコネクタには、基板を平行に接続する「ストレートタイプ」(下図1)と、基板を垂直に接続する「ライトアングルタイプ」(下図2)の2種を用意し、設計の自由度を高めました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/144432/img_144432_3.png
4. 大電流向けのグランド端子付きタイプもラインアップ
バッテリー等に求められる大電流向けグランド端子専用タイプや、シグナル端子とグランド端子付きの複合タイプも用意し、幅広いニーズに対応します。

5. 異物に強く、高接触信頼性を実現
コンタクト(端子)の形状は、ワイピング効果でほこりなどの異物を排除する機構を施し、高接触信頼性を実現しています。

6.実装検査工程での作業効率を向上
基板実装部分であるテール部が上面から目視、または自動光学検査装置でも確認できることで、実装検査工程での作業効率が向上します。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/144432/img_144432_4.png




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プレスリリース提供元:@Press

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